写真左=DYNASAW-430 右=DAYNASAW-530
アマダ(社長=岡本満夫氏)は、9月5日(金)、6日(土)に神奈川県伊勢原市のアマダ・ソリューションセンターにおいて開催する「DYNASAW(ダイナソー)フェア」でダイナミックハイパフォーマンスバンドソー「DYNASAW-530」を発表した。
DYNASAW は生産性と使いやすさ、作業の安全性や環境への配慮を追求したバンドソー。昨年11月に「DYNASAW-430」を発売し、好評を博したのを受け、このほど「DYNASAW-530」を発売し、「DYNASAW シリーズ」として販売を展開する。今回は、シリーズ化に伴い、豊富なオプションも取り揃え、ユーザーの加工シーンにおいてさらなるパフォーマンスを発揮する。
DYNASAWシリーズ 主な特長
1.切断コアテクノロジーの刷新
・新設計のダブルガイドフレーム(ダイナミックフレーム)による安定した加工。
・多種多様な鋼種、形状に対応したCNC による最適切削条件の自動設定。
2.使いやすさの徹底追求
・材料の搬入・搬出部はオープントップで、ロングストロークバイスを採用。
・製品のワイヤ掛けの負担を軽減する機能(クイックホイスト機能)を搭載。
3.エコロジー・エコノミーの向上
・材料の歩留りを向上(残材35 mm)。
・切粉を一発洗浄する切粉自動洗浄機能(チップフラッシャー)を搭載。
■□■DYNASAWシリーズ オプション例■□■
1.多式バイス
・小径材の束ね切断時、材料が跳ね上がらないように上部からクランプ。
・使わないときは取り外すことなく、本体内に収容可。
2.バイス減圧弁
・バイスのクランプ力を調整することでパイプ材などをクランプしたときの変形を防止。
3.RT コンベヤー
・1 本目の切断が終了すると残材がコンベヤーレーンに戻り、コンベヤーレーンが入れ替わって次の材料を搬入しバンドソーの稼働率向上を図る装置。
また、DYNASAW シリーズ向けとして、アマダ独自の高性能刃材(M71)とレーザ加工技術によって開発された革新的な歯形を特長とした高性能ハイスバイメタルブレード「DYNABAND」も順次発売する。DYNASAWとの組み合わせにより高速、高品質な切断を実現する。
◆発売開始時期 : DYNASAW-430(販売中)/DYNASAW-530(2014 年11 月)
◆年間販売目標台数 : シリーズ合計 180 台/年(グローバル)
◆販売価格(単体機) : DYNASAW-430 1,260 万円/DYNASAW-530 1,440 万円
(どちらも税別価格)