Image may be NSFW. Clik here to view.オークマ(社長=花木義麿氏)がこのほど、高速・高精度・高面品位加工を実現する5 面加工門形マシニングセンタ「MCR-S(Super)」を開発した。高い加工レベルが求められている自動車用プレス金型加工において革新的な生産性の向上が狙いだ
Image may be NSFW. Clik here to view.Hyper-Surfaceによる高面品位加工 外観デザインの進化につれて、シャープなエッジと滑らかな曲面が共存する意匠性の高いデザインが多用され、その実現のために、プレス金型製造においては非常に高いレベルで形状精度および加工面品位の両立が求められるようになっている。その一方で、手作業による磨き・型合わせ工程などの熟練技能や各工程間の物流等における人材・労働力不足は大きな課題となっており、工程集約や高効率生産が求められていることを背景に、同社では、プレス金型の生産革新として、「MCR-S(Super)」を開発に至った。
●特長 ① 新開発した次世代コーティング「TH3」を採用し、高硬度鋼の加工において優れた耐摩耗性を発揮する。TH3コーティングはナノ組織の適用により、被膜の破壊単位が小さいのが特徴で、これにより高硬度鋼の加工において優れた耐摩耗性を発揮する。 ② 高硬度鋼加工用に適正化したダブルフェイス形状を採用し、工具の摩滅を抑制する。 ③ 高精度加工を追求した工具設計により、ワークの削り残り量を低減する。
Image may be NSFW. Clik here to view. GP1LB形は特に5軸加工機による加工において高能率仕上げ加工を実現する工具として好評を博していたが、3軸加工機における起伏のある加工面の加工ではコーナー接続Rでの加工で効率を上げることが課題となっていた。そこで、レンズR刃、バレルR刃のみならず、大きな接続R刃を持つタイプのインサートを4種類8アイテム追加発売し、これにより3軸加工機における接続R刃の加工でも加工ピッチを大きくして加工することが可能になった。GP1LBの3軸加工機による高能率仕上げ加工で、GALLEA GP1LBがより使いやすくなった。
●特長 ① GALLEA GP1LB形はレンズR刃とバレルR刃を持つ独自のR刃形により、壁面及び、なだらかな曲面の高能率仕上げ加工を実現した。 ② 同一工具径のボールエンドミルと比較して仕上げ加工ピッチは約1.4倍の切込みが可能。 ③ また、同一工具径のボールエンドミルと同一加工ピッチで加工すると、加工面粗さは約半分近くと良好な加工面が得られる。 ④ GP1LB形のインサートは、アルファボールプレシジョンF ABPF形のホルダに取付け、使用することができる。
Image may be NSFW. Clik here to view. マシニングセンタ専業メーカーのキタムラ機械(社長=北村彰浩氏)が、このほど、世界最小スペース(公衆電話ブーススペース)機械幅が1.2mで所要床面積が2.4㎡でも、直径180㎜、高さ175㎜の加工ができる最新型同時5軸制御立形マシニングセンタ「MedCenter5AX」を開発したと発表した。
Image may be NSFW. Clik here to view.国内外の業界関係者並びに政財界から350名がお祝いにかけつけ会場内は盛大に盛り上がった。 大垣精工並びにセイコーハイテック(社長=上田勝弘氏)が、それぞれ創立50周年(大垣精工)・創立35周年(セイコーハイテック)を迎え、10月1日、大垣市内の大垣フォーラムホテルで「感謝記念食事会」を開催した。国内外の業界関係者並びに政財界から350名がお祝いにかけつけた。
Image may be NSFW. Clik here to view.感謝の意を表する上田 大垣精工並びにセイコーハイテック社長 上田社長から感謝と記念事業の一環として、「水の都大垣ふるさと応援寄附金」、「岐阜大学創立70周年事業」、「立命館大学校友会未来人材育成基金」に、それぞれ目録の贈呈があった。
Image may be NSFW. Clik here to view.日本工作機械工業会 天野専務理事 開催に先立ち、10月3日、都内のメルパルク東京で記者発表が開かれた。 会見の席で、日本工作機械工業会の天野正義専務理事が、「1962年の開催以来今回で29回目を迎える。今回のテーマは『未来へつなぐ、技術の大樹』。第四次産業革命を迎えている中で、JIMTOFは、これからも時代のニーズを的確に捉えて、最先端の技術を世界に発信し続け、来場者とものづくりの未来を繋げていきたいという思いのもと、このテーマにさせていただいた。この展示会は単なる商談の場ではなく、ものづくり技術の祭典という側面を持っている。企画展示等も充実させ、工作機械への理解と知識の普及に努めていく。」としたうえで、最近の工作機械を取り巻く環境について触れた。
Image may be NSFW. Clik here to view.東京ビッグサイト 木暮 代表取締役常務 東京ビッグサイトの小暮 実 代表取締役常務が、「JIMTOF2018がいよいよ迫ってきた。今回、『未来へつなぐ、技術の大樹』をテーマにしたが、このキャッチフレーズは、未来を目指してさらなる成長を続けるJIMTOFを体感していただきながら、楽しんで頂きたいという思いが込められている。JIMTOFは年月を重ねて成長を続ける樹木に見立てて、最先端の最新技術を発信して続けていくシンボルである。」と述べ、今回の開催規模については、「東京ビッグサイトの全ホール、約100,000㎡を利用して開催する。今回の出展者数は1,085社だが、この出展社数はJIMTOF半世紀以上の歴史を持つが、過去最多の数字である。初めて1,000社の大台を超えた。全体の出展小間数は5,524小間でこちらも過去最大規模となる。」と説明した。
Image may be NSFW. Clik here to view.あいさつをする長瀬社長 長瀬社長は、「世界経済は若干変化の兆しが見えているが、工作機械業界は堅調に受注を継続しているようだ。」と工作機械を取り巻く環境に触れたあと、「国内では働き方改革、働く方々の健康維持や将来に亘っての慢性的な人手不足の要因もあり、生産性を上げるために、無人化、自動化、省人化、に対する要望が日に日に高まっている。また、人材の確保も難しい。今回のJIMTOFでは、生産性の向上、自動化、省人化に向けたご提案を考えている。」とのJIMTOFへの意欲を示したあと、熟練者が自らのノウハウを用いてマシンの変化に対して適応制御をすることで達成した加工を、非熟練者にでも同等の加工ができるよう、また、非熟練者や今後、製造現場に進出してくるであろう女性にも容易に操作できるマシンを核としたシステムの必要性を説明した。
渾身の5機種をリリース!
Image may be NSFW. Clik here to view.JIMTOFに向けて一足早く、来場者には特別に工場内を案内してくれた。写真は大注目の6面体の両平面を簡単に短時間で超精密に研削加工することができる両頭研削盤「NSF 440WS」。 JIMTOF2018では、「Be a high performer NAGASEでいこう」をテーマに、顧客が本来目指している生産性向上を実現することができるマシン5機種をリリースした同社。製品の特長と仕様は下記の通り。
Image may be NSFW. Clik here to view.あいさつをする冨田営業本部副本部長 第二部は場所を移して岐阜市内にあるニュー岐阜ホテルプラザで懇親会が開かれた。 懇親会に先立ち、ナガセインテグレックスの冨田善光 営業本部副本部長が日頃の感謝の意を表したあと、「JIMTOFでのナガセのテーマは、“Be a High Performer ナガセでいこう”。これは技術革新に伴い、新しい仕事が増え、従来のやり方ではなかなか達成することができない――それをナガセの機械で達成していただこう、ということが今回のテーマに含まれている。新しい技術革新にはナガセの機械をということをお願いしたい。」とあいさつをしたあと、声高らかな乾杯の発声を佐古晴彦 ユアサ商事 執行役員機械エンジニアリング本部長行い開宴をした。
Image may be NSFW. Clik here to view.懇親会の様子 今回、ナガセインテグレックス渾身の5機種がリリースされたが、懇親会の会場内で長瀬社長にJIMTOFに向けて意気込みを尋ねたところ、「“これでいいや”という設備の仕方をされる方に、“これでなきゃダメ!”、“これがいい!”と言っていただける機械をぜひご提供したい気持ちの表れが、今回の新機種リリースに繋がった。われわれの気持ちは、“ナガセでいこう!”の一言に尽きる。従来、新しい概念でモノをつくっていこうとしたとき、それがきちんとした製品・商品になるのかという点で、加工がネックになる。このイノベーションの鍵を握る加工の課題を克服し、製品・商品が市場に認知され、中量生産から大量生産に移っていく。自動車業界は変革の時代を迎えているが、その中で金型を例に挙げると、パンチとダイの隙間が驚くほど小さい。対象とする板厚が全く違う。自動車業界で活躍される方達が今までの感覚で特に研削を設備してしまうと、大変なことになってしまうと感じている。そこで弊社は、変化する時代に対応できるような機械をつくらなければならない、という強い使命感があった。」とコメントした。
Image may be NSFW. Clik here to view.左から、DMG MORI Polska Sp. z o. o. Marek Osiński、Christian Thönes、ドイツ総領事館 Jana Orlowski代表代理、駐ポーランド特命全権大使 川田 司大使、森社長、FAMOT/Ulyanovsk工場 CTO Zbigniew Nadstawski、FAMOT/GRAZIANO/Ulyanovsk工場 CSO Dr. Michael BudtDMG MORI(社長=森 雅彦氏)は、このほどポーランド・プレシェフに位置し、欧州の最重要生産拠点のひとつであるFAMOT工場をグランドオープンした。現地時間10月8日にオープニングセレモニーを行い、駐ポーランド特命全権大使 川田 司大使、ドイツ総領事館 Jana Orlowski(ヤナ・オーロースキー)代表代理列席のもと、森社長、DMG MORI AKTIENGESELLSCHAFT Chairman of the Executive Board Christian Thönes(クリスチャン・トューネス)、FAMOT/Ulyanovsk工場 工場長 Zbigniew Nadstawski(ズビグニュ・ナドスタフスキ)ら関係者によるテープカットを行った。
Image may be NSFW. Clik here to view.デジタルファクトリーのモデル工場へと生まれ変わったFAMOT工場 具体的には、CAD / CAMによる加工前のプログラミングや段取りに始まり、ERPとISTOS(注:ISTOSは生産計画・実行のためのソフトウェア「ISTOS」を開発する同社グループ会社)によるシームレスに連携された生産計画と実行、WERKBLiQ(注:WERKBLiQは予知保全・メンテナンスのためのソフトウェア「WERKBLiQ」を開発する同社グループ会社)による予知保全・メンテナンス管理などを実現している。
Image may be NSFW. Clik here to view. オークマ(社長=花木義麿氏)はこのほど、グローバルに市場が拡がる自動車量産加工から半導体製造装置部品、建機部品・油圧部品といった幅広い領域で革新的な生産性を発揮する横形マシニングセンタ「MB-5000HⅡ」を開発したと発表した。
Image may be NSFW. Clik here to view.省スペースの12面立体式APC(3)長時間安定した無人運転を可能にする抜群の信頼性 ●切粉堆積を抑制するフラットな機内カバー構造と加工室内全域に渡るフルセンタトラフ構造を採用。 タンク内のクーラント流れを最適化し、スラッジ堆積を抑制する切粉処理技術を新開発 大量の切粉のスムーズな排出と微細スラッジの効率的な回収によりメンテナンスの極小化を実現 ●長時間安定した加工精度を維持する知能化技術「サーモフレンドリーコンセプト」採用 機械設計の最適化と自律的な熱変位補正で長時間無人運転においても加工寸法変化を極小化 ●予知保全で機械停止を未然に防止するAI 機械診断機能「OSP-AI」搭載 AI 診断技術で送り軸の状態を自己診断し、異常を早期発見 機械故障によるダウンタイムを最小化し、高い生産性を長時間安定して維持
Image may be NSFW. Clik here to view. タンガロイ(社長=木下 聡氏)は、マシニングセンタや複合加工機の高精度ボーリング加工に対応する、デジタル表記による工具径微調整機能つきファインボーリングシステム「SwissBore」(スイス・ボア)の販売を本年10月29日より開始する。
Image may be NSFW. Clik here to view.説明をする津田会長 最新の「World Robotics 2018」によると、2017年に世界の産業用ロボットの出荷台数は過去最高となる381,000台を記録し、前年比30%増となった。これは、産業用ロボットの年間販売台数が過去5年間(2013-2017年)で114%増加したことを意味する。2017年の販売額は2016年から21%増加し、過去最高となる162億米ドルを記録した。
Image may be NSFW. Clik here to view.市場の産業用ロボットについて説明をするIFR副会長 Steven Wyatt(ABB) 依然として自動車産業が最もロボットを利用している産業である。2017年の総販売台数の33%を自動車産業が占めており、販売台数は22%増加した。乗用車の製造は過去10年でますます複雑なものとなった。現在、製造プロセスの大部分はロボットを利用した自動化ソリューションを必要としている。ハイブリッドカーや電気自動車メーカーも、従来の自動車メーカーと同じように、より幅広いモデルの車に対する需要の高まりに直面している。さらに、2030年に向けた気候目標の達成という課題を達成するためには、最終的により多くの新しい車を低公害車及び無公害車にすることが必要となると思われる。
Image may be NSFW. Clik here to view.Gudrun Litzenberger事務局長 業務用サービスロボットの売上高は39%増加し、66億米ドルに達した。このカテゴリーの総販売台数は85%増加した(2017年)。需要が最も高いのは物流システムで、業務用サービスロボットの総販売台数の63%、総売上高の36%を占めている。サービスロボットは新興企業の主要な参入分野でもあるため、サービスロボットに関する見通しは今後も明るいと考えられる。
Image may be NSFW. Clik here to view.小宮 イスカルジャパン社長 会に先立ち、小宮社長が日頃の感謝の意を表したあと、「LOGIQセミナーは、本年の始めより全世界各国にて開催して大きな反響を呼んでいる。」と反響の大きさを示し、LOGIQ製品について触れた。それによると、「LOGIQ新製品は、5年前に発表したMachining Intelligently 賢い機械加工を実現する IQシリーズを更に進化発展させたもの。また副題はINDUSTRY4.0だが、これはINDUSTRY4.0がIoT、AIを始めとする情報処理の進化を踏まえて、ドイツに於いて官民一体で提唱された生産活動における無駄を無くして生産コストや物流コストを削減するとともに、多様なニーズにも対応しようとするものである。このような考え方は、世界各国でも推進されているが、時代と市場の要望に沿って開発されたのが、LOGIQ工具シリーズである。」と述べた。
Image may be NSFW. Clik here to view.ISCAR社CEO及びIMCプレジデントJacob Harpaz(ジェイコブ・ハルパス)氏 また、イスカル製品のコンセプトは、“FAST METAL REMOVAL高能率加工”だが、小宮社長は、「高能率加工による生産コストの削減を提案してきたが、今回、紹介するLOGIQ製品も、変わりません。改めてユーザー様の生産において高能率加工による生産コストの削減を実現するものと確信している。」と力強く述べ、多くの分野に対応するために、多数の新製品を開発したことを強調した。
Image may be NSFW. Clik here to view.あいさつをする牛島会長 懇親会であいさつに立った牛島会長は日頃の感謝を表したあと、「中国は現在、環境規制が非常に厳しくなっている。タングステンの鉱山については環境監査も厳しくなっている。そういう中にあって原料の生産はされているが、日本でも使用済みの超硬チップ等が中国に流れているという問題があり、超硬工具協会時代には対応策はないのかと考えていたこともあったが、ここへきて中国が超硬でもスクラップを自国に入れないというポリシーをとりはじめている。したがって日本国内で発生するスクラップは、われわれの力でリサイクルができることになるので、皆さんとしっかり対応していきたい。」と述べた。
Image may be NSFW. Clik here to view.玉井経産省産業機械課長 来賓を代表して、玉井優子 経済産業省製造産業局産業機械課長が、「海外で大きなプラントを建てられるのを何度も見てきたが、そのたびに日本のものづくりの凄みを拝見した。海外で日本企業が活躍しているのも、こうした国内におけるものづくり企業があってこそだと強く実感している。経済産業省ではコネクテッドインダストリーズを掲げて企業や業界を超えて“ヒト・モノ・カネ”を結合してビジネスを生みだそうと取り組んでいる。」とあいさつをした。
乾杯の発声を中村伸一副会長(三菱マテリアル常務 加工事業カンパニープレジデント)が行い開宴した。宴もたけなわのころ、岩田昌尚副会長(イワタツール社長)が中締めを行い散会した。 Image may be NSFW. Clik here to view.