DMG森精機は、9月1日(月)~5日(金)の5日間、同社 東京グローバルヘッドクォータにてオープンハウスを開催し、会期中、1,900名を上回る来場者が訪れた。今回は世界初出展となる2機種を含む計31台の先進の工作機械を展示した。都心からのアクセスが良く、都市型のショールームとして機能する東京グローバルヘッドクォータで開催したこともあり、会場は連日活気に満ちあふれていた。
会場では、世界初出展となり、新デザインコンセプト機で第2世代となる複合加工機「NTX 1000」や、アジア初出展となる超音波加工機「ULTRASONIC 30 linear」など最新鋭の工作機械を展示し、自動車、航空機、建設機械、医療機器、金型、エネルギー産業などあらゆる業種の最新のデモ加工を実演た。
自動車部品加工の提案として、世界初出展となる「i 50」を始め、高生産性立形マシニングセンタ「MAX 3000」や4軸複合加工機「NZX-S 2500」、次世代コンパクトマシニングセンタ「MILLTAP 700」といった自動車の量産部品加工に最適な4機種を展示。特に新機種で、自動車のシリンダブロックとシリンダヘッドの加工に最適な量産部品加工用高速横形マシニングセンタ「i 50」は、2台並べて展示を行い、来場者の注目を集めていた。「i 50」は、ターゲットワークに特化した設計をすることで省スペースと高速加工を可能にしており、今回はシリンダブロックのデモ加工を通じて、顧客の生産性向上に貢献するソリューションを提案した。
期間中は毎日、最先端技術セミナーを開催した。
セミナーは「最新の業種別加工事例の紹介」をテーマに航空機、5軸加工、自動車、金型の4分野について、加工課題から最先端技術にいたるまで、未来志向の技術情報を紹介し、連日、多数が聴講した。また、今回のオープンハウスでは、イブニングアワーとしてお客様が仕事帰りにも来場できるよう連日20時まで開催し、17時以降はアルコールの提供も行った。イブニングアワーの開催は好評を博し、多くが来場した。同社では、「今後も20時まで開催するオープンハウスを定期的に行っていく予定」としている。
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