セコ・ツールズは最近、新しいレバークランピング設計や、オプションの粗加 工用インデューサなど、複数の機能強化により、Jetstream Tooling 製品ラインの生産性と工程の安全性を改善した。これらの機能強化により、Jetstream Tooling の性能がさらに向上し、メーカーは旋削で熱を除去することで、より高い生産性とパーツ品質を維持できるようになる。
Jetstream Tooling の新たな利点をいくつかもたらすことができるように、ネガチップの従来のピンクランピングシステムの代わりにレバークランピング設計が採用されている。この利点はコーナーチェンジの正確さの向上、粗加工で高い負荷がかかる状況でチップが動くことを防止する等がある。
Jetstream Tooling Duoシステムを装備したシャンクタイプのホルダでは、ホルダの下にある追加のクーラント噴出口から、切れ刃の真下にあたる第 2 の熱領域にクーラントが噴射される。これにより、冷却効率とパーツ品質が向上する。また、別売りの粗加工用インデューサを使用すれば、大切込みや高送りに対応できるようクーラントジェットを調整できる。すべてのインデューサで、ジェットの精度と効率が高まるようにクーラント噴出口設計が改善されている。