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「INTERMOLD2019/金型展2019 金属プレス加工技術展2019」(名古屋)」 注目各社の見どころはココだ!

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 インターモールド振興会は、6月19 日(水)から22日(土)までの4 日間、ポートメッセなごや(名古屋市港区金城ふ頭2-2)で、「INTERMOLD2019/金型展2019」(主催:一般社団法人日本金型工業会)ならびに「金属プレス加工技術展2019」(主催:日本金属プレス工業協会)を開催する。金型業界の動向を反映し、工作機械などの設備機器メーカーや、国内外の金型メーカー、プレス加工メーカーが一堂に集まり、出展者数376 社・団体規模の開催となる。基調講演は、トヨタ自動車 執行役員 工場統括 安全健康推進部統括 副社長 河合 満 氏を講師に迎え『モノづくりは、人づくり~技能伝承と人材育成~』と題した講演が行われる。名古屋開催における注目企業の見どころを紹介する。

(アマダオリイ、オークマ、大昭和精機、ダイジェット工業、ナガセインテグレックス、日進工具、不二越、ブルーム-ノボテスト、牧野フライス製作所、三菱日立ツール)

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DMG MORI SAILING TEAM 「Vendée Globe2020」参戦の新艇デザインが決定!

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190704DMG DMG森精機(社長=森 雅彦氏)が2018年10月30日に海洋冒険家の白石康次郎氏を迎え入れ、DMG MORI SAILING TEAMを発足させた。チームは、単独・無寄港・無補給の世界一周ヨットレース「Vendée Globe2020(ヴァンデ・グローブ2020)」の参戦を目指し、現在、フランスMultiplast社にて最新艇を建造している。完成は2019年9月頃の予定。

 チームの新艇名である「DMG MORI Global One(グローバル・ワン)」号には、全世界のDMG森精機社員に加え、顧客やパートナー企業、関連会社、チームとそのファンとの心を一つにし、”Global One”の精神で、本レースに参戦するチームを応援できればという強い思いが込められている。

 新艇のデザインは、2002年より白石康次郎氏の参戦艇をデザインしてきた、エトルデザイン代表取締役の髙山正樹氏が担当した。最新艇では、DMG森精機のブランドイメージに合わせ、白と黒を基調とし、荒波に耐え得る力強さと最新技術による速さ、DMG森精機、チームに携わるすべての方々との結束が表現されており、本レースで待ち受ける困難を“みんなで乗り越えていく”というメッセージも込められている。

 白石康次郎氏は、「私は、30年来の夢であった本レースへの参戦を、2016年にアジア人初として達成しました。初参戦・初完走が目標でしたが、残念ながらリタイアする結果となり、当初は悔しい気持ちでいっぱいでした。しかし、それを受け止め、乗り越え、再チャレンジすることを決意した瞬間から私は『敗者』から『挑戦者』に変わりました。この度、DMG森精機と一緒にチームを発足し、本レースへ挑戦できることは、非常に光栄で嬉しく思います。チームのスローガンである”Global One”のもと、これ以上ない最高のチームで、世界一周を成し遂げます。応援よろしくお願いします。」とコメントしている。

 新艇にはDMG森精機の最新鋭の同時5軸加工機並びに複合加工機を使用して加工された部品が搭載されている。同社は、「最先端の工作機械とソリューションをお届けするとともにDMG MORI SAILING TEAMの活動を通して、グローバルな製造業の発展に貢献して参ります。」と意気込みを示している。

三菱マテリアルが「FMAXシリーズ」に小型主軸機用カッタ、「VPX200」用に低抵抗インサートをそれぞれ追加!

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 三菱マテリアル 加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=中村伸一氏)が、このほど高能率アルミニウム合金仕上げ正面削りカッタ「FMAXシリーズ」に小型主軸機用カッタ、高能率加工用カッタ「VPX200」用低抵抗インサートをそれぞれ追加し、販売を開始した。

「FMAXシリーズ」小型主軸機用カッタ

190704三菱マテリアル 高能率アルミニウム合金仕上げ正面削りカッタ「FMAXシリーズ」は軽量化と高剛性を両立したボディと超多刃設計により、アルミニウム合金などの非鉄金属を高能率に加工するとして好評を博していることを受け、このほど、このFAMXシリーズに小型主軸機用カッタを追加した。BT30などの小型主軸機において、最大工具径125mm、刃数20枚のカッタを使用することで、テーブル送り速度毎分20m以上の高能率加工を達成する。小型主軸機の加工領域においても、アルミニウム合金の高能率加工を実現することにより、使用用途をさらに拡大した。


 主な特長は以下の通り。

 ① カッタ径Φ100mm,125mmで1.5kg以下の軽量設計。
 ② アルミニウム合金と特殊スチール合金の組み合わせにより、カッタボディの軽量化と高剛性を両立。
 ③ 小型主軸動力を考慮した多刃設計により、高能率加工を実現。

■標準価格
・FMAXR10010CLW:285,000円
・FMAXR10016CLW:351,000円
・FMAXR12514CLW:355,000円
・FMAXR12520CLW:421,000円
(いずれも税抜価格)

高能率加工用多機能カッタ「VPX200」用低抵抗インサート

190704三菱マテリアル2 高能率加工用多機能カッタ「VPXシリーズ」は高負荷加工において耐欠損性に優れる縦刃インサート設計、ランピング加工やヘリカル加工など、さまざまな加工形態に対応でき、経済性にも優れる両面インサートを採用した多機能カッタだが、このほど、切れ味を優先した低抵抗インサートを追加し、使用用途をさらに拡大する。

 特長は以下の通り。

 ① 切れ味重視の設計により、低抵抗を実現。
 ② 軟鋼、ステンレス鋼やアルミニウム合金、チタン合金に最適。
 ③ 8材種同時発売により、幅広い被削材の安定加工に最適。


■標準価格
・LOGU0904020PNER-L MC5020:2,440円
・LOGU0904040PNER-L MP6120:2,440円
・LOGU0904100PNER-L MP7130:2,440円
・LOGU0904120PNER-L MP9130:2,440円
・LOGU0904160PNFR-L TF15 : 1,880円
(いずれも税抜価格)

三井精機工業 新社長に加藤欣一氏 

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 三井精機工業は、このほど6月27日に開催された定時株主総会において加藤欣一専務が社長に就任したと発表した。奥田哲司社長は相談役に就任。

●プロフィール
190704三井精機工業
加藤欣一(かとうきんいち)氏 昭和31年4月生まれ。山梨県出身。

昭和54 年 3 月 慶應義塾大学 工学部機械科卒業
昭和54 年 4 月 三井精機工業入社
平成16 年 4 月 同精機営業副本部長(兼)国内営業部長
平成17 年 4 月 同参与
6 月 〃取締役
平成23 年 6 月 同取締役・精機生産本部長
平成25 年 6 月 同常務取締役
平成26 年 6 月 同専務取締役
平成28 年 6 月 同専務取締役・事業企画本部長
令和 元年 6 月 同取締役社長

OKKが7月25日(木)~26日(金)東日本・中部・西日本共同でプライベートショーを開催!

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190704OKK OKK(社長=宮島義嗣氏)が、7月25日(木)~26日(金)までの2日間、同社猪名川製造所(兵庫県伊丹市北伊丹8-10)においてプライベートショーを開催する。

 今回は、東日本・中部・西日本共同での開催となり、OKKの技術を集結したマシニングセンタの実演と展示を行う。

 見どころは、同社による省力化の提案。「VC-X350」+手動治具交換システムや「VC-X500」+協働ロボットのデモンストレーション。また、注目の新製品は、金型、精密部品向けに高品位な加工を実現する立形マシニングセンタ「VB53α」。他にもリアルな加工を追求する立形マシニングセンタ「VM43R」、「VM53R」、「VM660R」、そしてグラインディングセンタ「PV600GC」がズラリと並ぶ。

 同社の新しいシステムである“被削材別補正機能”も要チェックだ。これは、加工精度向上を狙ったもので、被削材と加工機化の線膨張係数の違いを補正し、加工精度を向上させる機能は必見の価値あり。

 さらに同社のIoTについてだが、手軽に導入できる点をポイントに取り組みを進めており、参考出品として「Net Monitor4.0」が紹介される。

 生産性効率向上への重切削加工や、加工品質や精度向上にこだわる来場者へ向けた実加工など見どころも盛りだくさん。「VB53α」による精密金型加工技術をテーマにセミナーも開催される。

 なお、刃具・ホルダ・円テーブル、CAD/CAM他、協賛メーカーも多数出展する。
190704OKK2

「ダイジェットサマーキャンペーン2019」がスタート!

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 ダイジェット工業(社長=生悦住 歩氏)が、7 月1 日(月)~9 月30 日(月)まで、新製品発売を記念したキャンペーンを下記の通り実施する。

 このキャンペーンは、主力製品の高能率荒加工用カッタ・高精度刃先交換式ボールエンドミル、および高硬度材加工用ソリッドエンドミルを対象としたもの。6 月発売の新製品「マックスマスタースチールシャンクタイプ」「同 低抵抗形SLブレーカインサート」ならびに「ミラーボールTS インサート」の他、キャンペーンに合わせリニューアル発売する「エクストリームダイメイト」などもキャンペーン対象となる。

●対象商品
 ①インサート両面4 コーナ仕様・高能率荒加工用カッタ「マックスマスターGMX/MXG 形」

 ②インサート両面仕様・丸駒ラジアスカッタ「エクストリームダイメイトEXTDM/MTX 形」

 ③高精度刃先交換式ボールエンドミル「ミラーボール」用・高硬度材加工用強ねじれインサート「TS インサートBNM-TS 形」

 ④多刃ソリッドスクエアエンドミル「DH コートワンカット70 SEHH 形」

 ⑤ 4 枚刃ソリッドボールエンドミル「ワンカットボール70DH-OCHB 形」

 ⑥2 枚刃ソリッドボールエンドミル「ハード1 ボールSFSB 形」

●実施期間
 7 月1 日(月)~9 月30 日(月)

●セール内容

【Aコース】他社乗換えお試しコース(画像クリックで拡大)
190704ダイジェット1
 インサート30 個購入+他社ホルダ引き取りで適用本体もしくはモジュラーヘッド1 台サービス。
 *対象商品=マックスマスター、エクストリームダイメイト。

【Bコース】新商品お試しコース(画像クリックで拡大)
190704ダイジェット2
 本体1 台ご購入で、適用TS インサート2 個サービス。もしくは、TS インサートを含むインサート6 個購入で、適用サイズモジュラーヘッド1 台サービス。
 *対象商品=ミラーボールTS インサート。

【C コース】プラスワンコース(画像クリックで拡大)
190704ダイジェット3
 3 本購入で購入品の最安値品以下を1 本サービス。
 *対象商品=DH コートワンカット70、ワンカットボール70、ハード1 ボール

日本金型工業会が第7回定時総会を開く

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190704金型1 日本金型工業会(会長=小出 悟 小出製作所社長)が、6月7日、名古屋市内のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で第7回定時総会を開いた。議事では平成30年度事業報告、同決算報告承認を求める件並びに監査報告、技術等情報漏洩防止措置認証機関業務実施、新年度事業計画などについて審議が行われ、いずれも承認された。




190704金型2あいさつをする小出会長 小出会長はあいさつの中で、「令和という時代がどのような時代となるものなのか、多くの人々は災いの少ない平和な時代であってほしいと望まれていることだろう。まさに私たちも同様な社会、経済環境を望むところだが、現状は一進一退の環境下にあるように思う。しかしながら時代は間違いなく変革の時代、変化を強いられる時代へと向かっている。考え方を変えると皆さんが同一のスタート地点に立っているともいえるわけで、前人未到の新時代を己の知恵と、自らの行動力で切り開き結果を出すことも出来る時代であるとも言える。まさに令和サバイバル時代の幕開けである。そこで本年度は一般社団法人日本金型工業会が名実共に大枠での一本化が成された記念すべき年のスタートとし、事業を進めていく。」と述べた。

 事業については、①金型マスターの第2期生募集、②国の技術情報管理認証制度の認証機関となり業界への啓蒙並びにレベルアップを目指す、③令和新金型産業ビジョン策定への準備、④インターモールド事業の刷新案検討、⑤産・学・官の関係再構築、⑥さらなる会員増強への取り組み――について注力するとした。

 小出会長は、「これらの内容を一つ一つ丁寧に全国一本化を意識し進めていく。従来からの委員会事業としての全国事業、特色あふれる地域事業としての支部事業も従来以上の活動にしていただきながら、全会員企業の皆様と意思疎通を図り、お役に立つようしっかりと活動していく。」と意欲を示した。

190704金型2山中西部支部長 「米中貿易摩擦と中国ハイテク産業の展望」をテーマに丸川智雄 東京大学社会科学研究所教授による特別講演が行われたあと、場所を移して懇親会が開かれた。

 懇親会では、山中雅仁副会長・西部支部長(ヤマナカゴーキン社長)が、「貿易戦争は不確かな感じがしているが、現場は人であり、人材育成が大事だ。そこで、金型マスター制度が非常に良いと思っており、座学など中身も充実している。当工業会も皆様に役立つ企画を考えていきたいと思っている。」とあいさつをした。

 乾杯の発声は、井上真一 牧野フライス製作所社長が行った。宴もたけなわの頃、散会した。
190704金型3                                    

日本光学測定機工業会が創立60周年記念祝賀会を開く

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190704測定1あいさつする浜田会長 日本光学測定機工業会(会長=浜田智秀 ニコン常務)が、6月5日、都内の東京プリンスホテルで創立60周年記念祝賀会を開いた。

 あいさつに立った浜田会長は、日頃の感謝の意を表したあと、「当工業会は60年前の1959年11月に現在の日本光学工業協会の部会から発足している。その時、わが国における光学・測定・画像機器工業の健全な進歩、発展と、業界の繁栄に寄与することを目的として独立したという。創立当時は会員8社の非常に少ない会社でスタートしている。現在ではその3倍近くになる23社という会員の皆さまと一体感を持って運営している。」と工業会の歴史について触れた。

 業界を取り巻く環境については、「近年のものづくりは、ガソリンエンジンからEV車へのシフトが続いており、最近は自動運転へのシフトへの開発が進んでいるという状況。他方でVRやAR、さらにはAIを搭載したロボットなども、実用化が加速してきた。非常に技術的には進化が著しい時期に入ってきたという印象を持っている。」との感想を述べ、「それらをつなげるIoTも日々身近なものになってきており、IoTを支える電子機器の需要は今後ますます増える方向へ進んでいくというのは間違いないと確信している。これらの電子部品やデバイス分野の高度な技術や品質を支えるため、われわれの光学測定技術は核となり、これらの重要性が今後も確実に高まっていくと考えている。」との見方を示した。

 工業会についても触れ、「工業会の姿はさらに大きく変容していくと考えている。世の中が所有するから必要な時期に利用するというパラダイムシフトを伴いながら、バリューチェーンも大きく変わってきている。これまでの開発、生産、販売で価値を生み出していた現在のビジネスモデル自体が根底から変わっていく可能性も秘めている時代に突入した。ちまたでは5Gを含むデジタルトランスフォーメーションという言葉が非常に氾濫してきたなと考えているが、ものづくりによる具現化なくして、この改革は進まない。われわれはこれまで以上に関係各位の皆さまとの連携を深め、ものづくり、コトづくりの発展へ寄与できるように取り組んでいく。」と意気込みを述べた。

190704測定2経産省 山下 産業機械課長補佐 来賓を代表して、山下龍夫 経済産業省 製造産業局 産業機械課課長補佐が、「工業会が設立した昭和34年を振り返ってみると、その2年前に発生しました鍋底不況、ここから立ち上がりつつ、当時の産業政策としては、電子や航空機、自動車産業の振興が今後の産業構造の高度化に資するとされ、日本経済をいかに自立的な軌道に乗せるかが当時の課題であったと経済産業政策史に記載されている。それから60年が経過し、令和という新しい元号の時代が始まった。平成の時代は、バブル崩壊後の長いデフレに苦しんだ時代ともいえるのではないかと思う。安倍政権が発足して名目GDPは57兆円増加し、この間10%以上の成長を達成している状況であり、令和の時代は、この勢いを生かして日本が世界の経済をけん引する時代になることを期待したいと思っている。」とあいさつをした。

 乾杯の発声は、中川 徹副会長(ミツトヨ会長)が行った。宴もたけなわの頃、散会した。
190704測定3


日本工作機械販売協会 新会長に依田氏

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190704日工販1依田新会長 日本工作機械販売協会(以下日工販)が6月4日、都内の第一ホテル東京で第50回通常総会を開いた。今年は役員改選期であり、新会長に依田智樹 三菱商事テクノス社長が選任された。

 総会後に開かれた懇親会の席であいさつに立った依田新会長は、「元号が改まり令和という時代が始まった。日工販は昭和45年の創立であり、来年はいよいよ50周年を迎える時。日本のものづくりと共に歩んでいる長い歴史を持っており、その会長職という大役を拝命し、非常に身の引き締まる思いがしている。」とあいさつをした。

 また、工作機械業界をとりまく背景について、「昨年は受注額1兆8,000億円超、史上最高を記録するほど活況だったが、秋ごろから潮目が変わり、米中の貿易摩擦や中国の景気後退もあり、先行きがかなり不透明な状況になっている。一方、市場環境は非常に速いスピードで変化している。デジタル化、電動化、あるいは省人化、アディティブマニュファクチャリング、AI、IoTを使ったスマートマニュファクチャリング等々、ものづくりからコトづくりに変わってきており、ニーズが付加されていることが言えるのではないか。それに伴い、われわれのビジネスモデルも変えていく必要に迫られている。」との見方を示した。

 日工販の活動については、「会員各社の皆さまをはじめ他業界の方々とも綿密に連携を取り、新時代の新しい姿を目指していきたい。これまでも会員各社の販売力強化のための教育事業や製品の勉強会、工場見学等実施し、実績を積み重ねてきたが、加えて何か新しい施策もぜひ実行していきたいと考えている。会員数も現在81社だが、これをぜひ100社を超えるレベルにまで持っていき、組織力を強化していきたい。広報活動に注力し、さらにステータスを高める活動もしていく。」と意気込みを示した。

190704日工販2経産省 山下 産業機械課長補佐 来賓を代表して、松本 崇 経済産業省 製造産業局 産業機械課課長補佐が、「平成の時代はバブルの崩壊以降、長いデフレに苦しんだ時代だったが、令和に入り経済成長も堅調に推移している。日本が世界をけん引する気持ちで官民が協力をして連携を進めていければと思っている。ものづくり製造業が日本の根幹、源なので、世界の製造業の中で日本が果たす役割も大きいと感じている。また、製造業全体では第4次産業革命など、大きなうねりが来ているところであり、単にものを売る、ものをつくるだけではなく、いかに高付加価値をつけていくかということが鍵となる。」とあいさつをした。

190704日工販3日工会 飯村会長 業界を代表して、飯村幸生 日本工作機械工業会会長が、「工作機械業界を見ると平成の30年で非常に進歩したと思う。以前は月1,000億、1兆円あれば御の字という業界であった。そこから去年は1兆8,000億超えということで、非常に大きなジャンプをした。工作機械の競争軸は、従来の高精度、高剛性、高速といったことから変わってきている。“ものからコトへ”ということが挙げられるが、どうやってものとコトを融合させて、お客様に訴求をしていくか。AI、IoTを使った内容はもとより、ユーザビリティーや工程集約など、少々軸の違うところで戦っていきましょうという議論がある。ここが、われわれ日本の工業界の非常に得意なところだろう。この令和の時代には年間2兆円を達成するということができるだろうと確信をしている。そのためには、やはり変わるということが重要であり、皆様と一緒に変わっていきたい。これから海図のないような海に出港していかなきゃいけないようなことも出てくるかと思う。様々な仕組みが変わって、製造拠点が変わり、調達インフラも変わるなど、現在、非常に予見不可能な状態の中にわれわれは突っ込んでいかなければならない。われわれは、同じ船に乗って、これを踏破していくという意味で、一丸となって市場を開いて世界に対するプレゼンスを上げていきたい。」と声援を送った。

 乾杯の発声を中川貴夫 日本工作機械輸入協会会長が行った。宴もたけなわの頃、散会した。
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イスカルジャパンが「2019UTS(ユーザーテクニカルセミナー)」を開催 ~高生産性によるコストダウンと成功事例を紹介~

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190704イスカルジャパン1 イスカルジャパン(社長=岡田一成氏)が6月7日、同社神戸テクニカルセンター(神戸市中央区港島南町)で、「2019UTS(ユーザーテクニカルセミナー)」を開いた。

 同社は毎年、高能率加工が実現できる新製品を開発して顧客に紹介をしており、好評を博しているが、今回は6年ぶりにテーマを“LOGUQ(ロジック”に一新。昨年開催されたJIMTOF2018では、さらに高能率、高生産性により加工のコストダウンを実現するイスカル最新工具シリーズとして大々的に発表している。今回のUTSでは、大注目の“LOGIQシリーズ”を中心として、最新イスカル工具と特殊複合ツールの紹介とデモンストレーション並びにユーザーのユーザーによるイスカル製品の具体的な成功事例を紹介した。同社では、「コストダウンと生産性向上を通して、生産性、収益アップのヒントに繋がるものと確信している。」としている。

ユーザーが発表することでより信憑性の高い豊富な事例が特長

190704イスカル2 岡田社長はあいさつの中で、UTSセミナーの目的を「イスカル工具を通じての情報交換の場としてユーザー自身で成功事例を発表していただくことにしている。通常メーカーのセミナーというと、商品や事例の紹介が一方通行になりがちだが、ユーザーに発表していただくことにより、このセミナーの事例が加工に皆様の参考になるものと確信している。」と述べたあと、イスカル社と同社の拠点があるイスラエルとイスカルジャパンについて説明した。

 岡田社長は、「イスラエルは中東の国で、石油も出ない資源も少ない人口800万人ほどの小さな国。イスラエルの言葉に“神はアラブに石油を、ユダヤに知恵を与えた”とある。このように小さな国イスラエルの資源は、なにか――というと、知恵。つまり独創的なアイデア。イスラエルDNAは現状を良し、としない発想と技術、製品の開発力だといわれており、労働人口1人当たりのエンジニア数は、1万労働人口当たり140人を超え、米国の80人レベルを遙かに上回り、世界1位となっている。今日ではIT分野、AI、サイバーセキュリティ、コンピュータサイエンス、バイオテクノロジー、製薬、農業技術などにおける技術革新をもたらし、米国のシリコンバレーにちなんで、中東のシリコンワディと呼ばれるに至っている。イスラエル発のテクノロジー、製品としては、CTスキャナー、USBメモリースティック、フラッシュメモリー、内視鏡カプセル、データセキュリティのファイアーフォール、最近では国産自動車メーカーも採用している自動運転画像認識のモービルアイ社もイスラエル発の技術となる。」と、イスラエルの現状について語った。

190704イスカル3画期的なイスカル製品がズラリと並ぶ 「イスカル社は1952年にイスラエル北部の町ナハリヤで創業した小さな工具メーカーだったが、1978年にユニークなアイデア工具として世界初の自己拘束式突切工具セルフグリップの開発成功以来、毎年ユニークな新製品を多数、金属加工業界にお届けして現在、世界第2位の超硬切削工具メーカーに急成長してきた。」と岡田社長。この急成長の背景については、「我々の製品に対するお客様のご理解とご採用による成長及び機械加工業界におけるさらなる生産性アップのビジネスポテンシャルが高く評価され、2008年にはイスカル社は創業以来の一族経営から、世界トップの著名な投資家ウォレンバフェット率いる米国バークシャーハサウェイの傘下に入り、2013年には完全子会社化された。バークシャーハサウェイ社の強力な財政支援を受け、今後も工具メーカーとして思いきった製品開発を推奨し、成長を目指せる経営環境が整った。」と話し、1994年に開設されたイスカルジャパンが本年創立25周年を迎えることができたと報告し、感謝の意を表した。

 イスカル製品の基本コンセプトは、「イスラエル発のDNAであるユニークなアイデア生かしての“Fast Metal Removal(高能率加工)”」という岡田社長。具体的には、加工時間の短縮と機械の稼働率のアップにより大幅な生産コストの削減を実現することだ。生産コスト削減の実現のため、昨年10月に6年振りの新製品LOGIQシリーズ工具の発売を発表してから、継続した高能率加工工具を提案している。

 今回のセミナーでは、コストダウンと生産性向上を目的としたLOGIQシリーズを始めとする高能率加工をユーザーと担当者が詳しく事例を説明したあと、デモ加工を行った。

来場者も興味津々のデモ加工
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三菱マテリアル 中部テクニカルセンターが「オープンハウス2019」を開く ~次世代の切削工具総合ソリューションを初公開~

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190704三菱マテリアル1セミナーの様子 三菱マテリアルが6月7日(金)~8日(土)の2日間、同社中部テクニカルセンター(岐阜県安郡神戸町)で、「オープンハウス2019」を開き、次世代の切削工具総合ソリューションを初公開した。IoT化技術や最新の工法に加え、切削実演を通じて、来場者に加工の課題解決に向けた提案を行った。

 今回のイベントは、①ユーザー向けトータルソリューションの紹介、②技術相談コーナー、③外部講師によるセミナー(大学・研究機関、アーバ―メーカー、CAMメーカー)、④各種セミナー(切削アカデミー開催、航空宇宙、自動車分野)、⑤DIAEDGE新製品による切削実演、⑥産業別展示&市場別(自動車、航空宇宙、医療)取り組み紹介、⑦来場者参加型ワークショップ&体感コーナーなど、加工に役立つ情報が満載。筆者が取材を行った2日目は、「最新切削ソリューション」の取り組みをテーマに講演が行われ、内容も豊富だった。

 また、技術相談コーナーも盛況で期間中20件の相談が寄せられた。多くの来場者は、「来て良かった。」、「親身な技術意見交換ができた。」など満足した様子。特に昨今のトレンドでもあるデジタルソリューション、FAソリューション、IoT取り組みの紹介に興味を持ったようだ。来場者の中には「東日本テクニカルセンターでも開催して欲しい。」との要望もあがっていた。オープンハウス2019をレポートする。

BT50マシニングセンタによる模擬金型加工

190704三菱マテリアル2 最初に高送り加工用両面インサート式ラジアスカッタ「WJX」による荒加工、高能率化紅葉多機能カッタ「VPX」による中仕上げ加工を見学。使用するマシンはOKK「VM660R」。
 「WJX」では、平面加工、円周外径荒加工、円周内径ヘリカル加工(彫り込み)、「VPX」では円周内径仕上げ加工、円周外径仕上げ加工を行った。「WJX」の特長は独自の複雑逃げ面形状により両面インサート式でありながらランピング加工に対応しているところ。インサート厚み増加で強度もアップした。一方「PVX」は屈強な加工に負けないあらゆる加工に対応する縦刃ショルダエンドミル。いずれも高い経済性をもたらすことがメリットだ。

小型自動旋盤による自動車部品加工

190704三菱マテリアル2 「近年の自動旋盤はターニングのみならず、ミーリングも多用する複合加工機として進化している。」と同社。ここでは自動車部品加工のデモを行った。仕様マシンはCITIZEN「L20」だ。「DIAEDGE」では、ターニング工具やドリル、エンドミルといったミーリング工具も豊富に取り揃え、フルツーリングが可能だという。ここでは穴位置精度向上と、高品位面取加工を兼ね備えるリーディングドリル「DLE」、様々な加工形態に対応するフラットドリル「MFE」、難削材の難削材の切り屑処理性に優れた新ブレーカ「LS」による加工と新材種「MP9015」に注目。さらには注目の新製品、切り屑処理性に優れたモールデッドブレーカ「SMB」で後挽き加工を行った。

BT30マシニングセンタによるアルミ合金加工

190704三菱マテリアル3 ここでは、かねてから好評を博していたアルミ合金超高能率加工用フライスカッタ「FMAX」に小型主軸機に最適化された軽量カッタが登場! 使用するマシンはFANUC「ROBODRILL」だ。「FMAX」の特長について説明員は超高能率切削を挙げた。φ125,Vf:20,000mm/min以上の高能率切削を実現するための超多刃設計でありながら、最大切り屑排出量5,000ml/minを実現した切り屑排出システムを装備している。ダブテイル拘束(逆テーパ溝形状)で、インサートの遠心力方向への飛び出しを防止し、ディンプル部のクランプでインサートと着座の安定性を保持しているから高速回転にも安心だ。特殊合金製スチールボディの採用し、また、アルミニウム合金との組合せで軽量化を実現している。セットも簡単なのが嬉しい。

航空機部品加工におけるチタン合金の加工トレンド

190704三菱マテリアル5 5軸加工機によるブリスクの模擬ワーク加工を見学。マシンは、HERMLE「C42UMT」。注目の工具は1発溝加工が可能な高能率加工用ラジアスエンドミル「VQT5MVRB」を使って荒加工を行い、翼面仕上げ加工にはバレルエンドミル「VQT6UR」を使用して高能率加工を行った。この「VQT6UR」は、大Rを持つ外周刃形状によって、大ピックフィードで従来のボールエンドミルに比べて大幅な能率アップが可能だという。

【レポート】INTERMOLD(名古屋) 注目各社のココが凄かった!

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 去る6月19日(水)から22日(土)までの4日間、ポートメッセなごやで開催されたINTERMOLD2016/金型展2016」「金属プレス加工技術展2016」。5月に東京でも同展は開催されたが、引き続き、名古屋でも日本のものづくりを根底から支える工作機械・工具・周辺機器がズラリと並んだ。注目した企業の製品&新技術をレポートする。

(アマダオリイ、オークマ、大昭和精機、ダイジェット工業、ナガセインテグレックス、日進工具、不二越、ブルーム-ノボテスト、牧野フライス製作所、三菱日立ツール)

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リンクスがIIoTの国内・海外の最新事例を紹介する「Industrialインダストリアル IoT Meetingミーティング」を開催

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 IIoT(Industrial IoT)分野における最先端技術の技術商社のリンクス(社長=村上 慶氏)は、2019年8月2日(金)、東京・大手町フィナンシャルシティ カンファレンスセンターにおいて、IIoTに関する最新事例を紹介するプライベートセミナー「Industrial IoT Meeting」を開催するにあたり、「Industrial IoT Meeting」の参加申込みを受付けている。入場料は無料。

 「Industrial IoT Meeting」は、自動車、製薬、食品・飲料、各産業のトップメーカーの「現場」の事例を紹介するセミナー。現場の担当者ならではのIoT活用法や課題の発見、新たな気付き、また、実際にIoT化した場合に実現できることなどについて、リンクス製品を導入しているトヨタ自動車をはじめ、パートナーの日本マイクロソフト、オムロン各社のIIoT担当者から、最新事例や業界動向を紹介する。

 また、リンクスの村上社長が、国内・海外の現状や課題に触れつつ、現在、本当に必要とされるIIoTとは何かを題材に講演。その他、同社が日本国内で展開しているIIoTソフトウェアプラットフォーム「zenon」及びソフトウェアPLC「CODESYS」の展示を行う。

「Industorial IoT Meeting」開催概要

日 時: 2019 年8 月2 日(金) 13:00~18:00
会 場: 大手町フィナンシャルシティ カンファレンスセンター ホール1+2
入場料: 無料

◎登壇予定者

■日本マイクロソフト
コンシューマー&デバイス事業本部 デバイスパートナー営業統括本部
IoT デバイス本部 Azure 担当部長
村林 智 氏

■オムロン
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー商品事業本部
コントローラ事業部 コントローラPMG 経営基幹職
夏井 敏樹 氏

■トヨタ自動車
「トヨタが目指すIndustrial IoT に不可欠な現場の取り組みと構想 ~zenon を活用した現状と今後~」

Mid-size Vehicle Company MS 車体生技部 ボデー技術統括室
汎用技術開発グループ長 林 哲史 氏

Mid-size Vehicle Company MS 車体生技部 ボデー技術統括室
汎用技術開発グループ 主任 下西 隼人 氏

↓申込みは下記サイトへ↓
https://linx.jp/event/seminar/iiot_mtg/register.php

タンガロイが4コーナ溝入れ工具TetraForce-Cut(テトラ・フォース・カット)低抵抗加工用ブレーカ「TCL27形」を発売

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190722タンガロイ タンガロイ(社長=木下 聡氏)が4コーナ溝入れ加工用工具「TetraForce-Cut(テトラ・フォース・カット)」に、高能率加工用ブレーカ「TCL27形」を拡充し、このほど発売を開始した。

 4コーナ溝入れ加工用工具シリーズ「TetraForce-Cut(テトラ・フォース・カット)」は、最大溝深さ6.4mmまで可能かつ、4コーナ仕様で経済性に優れることが特長。独自のインサートクランプシステムを採用し、優れた繰り返し刃先位置精度が得られ、加工精度と安定した工具寿命を実現するシリーズである。

 「TCL27形」は、深いディンプル形状を備えた特長的なブレーカにより、低抵抗で優れた切りくず処理性が得られる。また、汎用性に優れるAH725は、安定した加工および高能率加工を実現する。

 同社では、「既に、ご好評を頂いているTCS/TCM27形と合わせ、豊富なインサートのラインナップにより一般旋削加工から小型旋盤加工まで幅広い切削領域をカバーし、お客様の生産性向上に貢献します。」としている。

主な特長
(1)切りくず処理性に優れた新ブレーカ『TCL27形』により、低抵抗で安定した切りくず処理を実現。
(2)深いディンプル形状により切りくずの溝残りやワークの絡み付きを低減。
(3)適用被削材は炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼から耐熱鋼まで幅広くカバー。

主な型番と標準価格
・TCL27-150-015 AH725 :3,880円
・TCL27-200-020 AH725 :3,880円
・TCL27-250-020 AH725 :3,990円
・TCL27-300-020 AH725 :3,990円
(いずれも税抜価格)

三菱マテリアルが溝入れ用バイト“GYシリーズ”にアルミニウム合金加工用インサートを追加

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190722三菱マテリアル 三菱マテリアル 加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=中村伸一氏)が、このほど、溝入れ用バイト“GYシリーズ”にアルミニウム合金加工用インサートを追加し、販売を開始した。

 溝入れ用バイト“GYシリーズ”は多彩なホルダ、インサートの組み合わせにより、外径、内径、端面への溝入れ加工に対応可能な旋削工具。今回、アルミニウム合金加工用インサートを追加することで、使用用途がさらに拡大する。

■特長
 ① ブレーカ幅をせまく設定し、小さな切りくずカール半径を実現。
 ② 強すくい角設計により、低抵抗を実現。
 ③ 刃先をシャープエッジとし、優れた耐溶着性を実現。

■標準価格
 ・GY2G0200D005N-GL RT9010:1,960円
 ・GY2G0250E005N-GL RT9010:2,060円
 ・GY2G0300F005N-GL RT9010:2,150円
 (いずれも税抜価格)


ダイジェット工業が「エクストリームダイメイト」リニューアル!

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190722ダイジェット工業 ダイジェット工業(社長=生悦住 歩氏)が、このほど好評を博しているインサート両面仕様・丸駒ラジアスカッタ「エクストリームダイメイト」を、新ブレーカ付きインサート「金型加工用PM ブレーカ」「耐熱合金用MM ブレーカ」の追加および本体鋼種の見直しにより、リニューアル発売をした。

 エネルギーや航空機産業などのタービンブレード加工をメインに使用されていた同製品に、金型加工用・耐熱合金用の2 種類のインサート追加とより最適な本体鋼種への見直しを図った。これにより、幅広い被削材に対応できる汎用性とコストダウンによる市場競争力を強化するのが狙い。炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、焼入れ鋼、鋳鉄、ステンレス鋼、チタン合金、耐熱合金などの平面加工、曲面加工、ポケット加工に威力を発揮する。

■特長
(1)インサートは両面8コーナ仕様の丸駒インサート、加えて黒皮級のため非常に経済的。
(2)独自のインサート回り止め機構を採用。インサート拘束面がクサビ形状のため、外周と座面が確実に本体に固定され、使用時のインサート動きや浮き上がりを防止し安定加工が可能。
(3)独自のヘリカル切れ刃により切れ味と刃先強度を兼ね備えた「耐熱合金用MMブレーカ」は、ステンレス鋼、チタン合金などの難削材加工において低抵抗、長寿命を実現する。コーティング材種「JC7518」「JC7550」を揃えた。ポケット掘り込み加工が可能な「金型加工用PMブレーカ」は、刃先強度を重視した全周ブレーカ形状で一般鋼からプリハードン鋼、焼入れ鋼まで幅広い被削材に対応。コーティング材種「JC8050」「JC8118」を揃えた。
(4)本体はク-ラント穴付きで確実に刃先を冷却。

■サイズ・価格
① サイズ:フェースミルタイプφ50~φ66(計5 形番)、モジュラーヘッドタイプφ32、φ40(計2 形番)
標準価格:34,800 円~64,600 円(税抜き)

② インサート形番:RNMU1205MOE-MM(インサート材種:JC7518、JC7550)、RNMU1205MOE-PM(インサート材種:JC8050、JC8118)
標準価格 1,170 円(税抜き)

オークマがドイツで販売強化 ~子会社にドイツの販売代理店Hommle CNC Technik GmbH

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 オークマ(社長=家城 淳氏)のドイツ連結子会社OKUMA Europe GmbH(以下OEG)は、欧州ドイツにおいて顧客に密着した販売とサービスを提供するため、ドイツの販売代理店であるHommle CNC Technik GmbH(以下HCT)を、OKUMA Deutschland GmbH(以下ODG)として、9月1日付けで、OEGの販売子会社にすることを発表した。

 オークマではグループ全体の受注、売上げの海外比率を70%とする「グローバル70」を掲げており、成長戦略の一環として、今後5年を目処にドイツでの販売倍増を図っていく方針。

三菱マテリアルの「切削アカデミー」 2019年度下期開催スケジュールを公開

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 三菱マテリアル 加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=中村伸一氏)は、技術者育成を目的とした切削工具メーカーならではの体系的な研修「切削アカデミー」に、より直接ものづくりのノウハウを織り込むべくカリキュラムの見直しを行い、本年度より新しいカリキュラムの提供を開始した。

 「切削アカデミー」は、2016年度に開講し2019年度で4年目を迎え、これまでに70回の研修を行い、800名と多くの技術者に利用され、好評を博している。

 新カリキュラムでは、加工原理を学ぶ機械加工基礎コースと、旋盤・フライス盤作業ごとの具体的な加工方法を学ぶ、加工形態別コースの『ターニングコース』『ミーリングコース』『ドリリングコース』の構成になる。従来のトラブルシューティングコースを、加工形態ごとのコースに盛り込むことで、技術者育成に一層貢献できるものと同社では考えている。

切削アカデミー2019カリキュラム構成

○導入教育
 ・新入社員導入教育向け:初心者コース
○一般教育
 ・旋盤加工技術者向け:機械加工基礎コース→ターニングコース
 ・M/C加工技術者向け:機械加工基礎コース→ミーリングコース
 ・穴加工技術者向け :機械加工基礎コース→ドリリングコース
○専門教育
 ・びびり振動コース

 ※「一般教育」は機械加工基礎コースを受講後に、加工形態別コースの『ターニングコース』『ミーリングコース』『ドリリングコース』を組み合わせて受講する。「専門教育」は、いずれかの加工形態別コース修了後に受講する。

◎受講対象
 切削工具ユーザーおよび機械系学生

◎「切削アカデミー」開催スケジュール(2019年10月~2020年3月)
 ・機械加工基礎コース:[東日本TC]12月5日  [中 部TC]'20年1月16日、2月13日
 ・ターニングコース :[中 部TC]12月19日
 ・ミーリングコース :[東日本TC]11月21日  [中 部TC]20年1月30日
 ・ドリリングコース :[東日本TC]20年2月27日 [中 部TC]20年3月19日
 ・びびり振動コース :[中 部TC]10月 3日

 ※東日本TC:東日本テクニカルセンター(埼玉県さいたま市)
 ※中 部TC:中部テクニカルセンター(岐阜県安八郡)

工作機械技術振興財団が「第40回工作機械技術振興賞」贈賞式を開く

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190722機械

 工作機械技術振興財団(代表理事=鈴木直道氏)が、去る6月17日、東京都内の東海大学校友会館で、「第40回工作機械技術振興賞」の贈賞式を開いた。この賞は、毎年度、工作機械関係の優れた論文に対して表彰する制度。

190722機械1あいさつをする鈴木代表理事 あいさつに立った鈴木代表理事は、「設立当時から振り返ると、ちょうどその頃はコンピュータが急速に普及する時期で、駅の切符を電算機が出してくれるような時代に入っていった頃だった。いよいよ電子計算、コンピュータが社会を変えるぞという流れのスタート段階で、工作機械が早速それを導入し、急速にNC工作機械が発展していった。当時の工作機械はドイツやアメリカが先頭を走っていたが、急速にNC工作機械という武器で登場したのが大成功し、日本おいて非常に普及した。」と40年前を振り返り、「高度成長を支えたのは、マザーマシンである工作機械。今や自動車産業、当時は電気・電子産業等の産業が日本各地に工場を造り、発展していったわけだが、それを支えていたのがこの工作機械。あらゆる技術に応えている。」と現代の技術の進歩の裏にある工作機械の重要性について述べた。

 工作機械技術振興賞、論文賞、奨励賞の審査の経過ならびに内容について、伊東誼審査委員会委員長が報告した。それによると、論文賞は日本機械学会、精密工学会、砥粒加工学会、大韓機械学会、韓国機械学会、ならびに応募した所属機関長の推薦によって6編、奨励賞は8編が表彰された。

 森脇俊道 人材育成賞審査委員会委員長が、人材育成賞の審査報告を行い3名が表彰された。

新会長に石川オーエスジー社長 ~日本機械工具工業会が定時総会および令和元年度生悦住賞並びに新庄(陰徳の士)賞表彰式を開く~

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190722機械工具1 日本機械工具工業会が去る6月12日、都内のアーバンネット大手町ビル東京會舘で第5回定時総会および令和元年度生悦住賞並びに新庄(陰徳の士)賞表彰を開いた。

 定時総会では、平成30年度事業報告並びに同経費収支決算、令和元年度事業計画、同経費収支予算、同各社会費、役員選任、正副会長監事および専務理事について審議が行われ、いずれも承認された。

 今期は役員改選期にあたり、新会長に石川則男・オーエスジー社長が選任された。

 定時総会の終了をもってあいさつをした牛島 望前会長は、「当工業会の運営に必要なルール・規定類を、理事会の活発なご議論の下、拡充してきた。また、規定の順守や規定に基づく運営を心掛けてきた。事務局の皆さんのご尽力もあり、この2年間で、ルール・規定の制定を含め、業務基盤の整備がおおむね完了したのではないかというふうに思っている。」と振り返ったあと、「この2年間の個人的な感想をだが、総会や理事会、委員会、それから懇親会等の場で、会員の皆さま方と会長としてお話や談笑をさせていただく機会が非常に多くあった。それぞれオーナーであったり、役員、マネージャーと、会社の立場によってさまざまだが、皆様からいろいろな話をお聞きし、勉強をさせて頂いた。個人的にも非常に刺激の多い2年間であった。」と話し、感謝の意を表した。

 続けて新会長に就任した石川会長があいさつをした。この中で石川会長は、「当会の発展に尽くすために身の引き締まる思いだが、精いっぱい努力していきたい。」と意欲を示したあと、「超硬工具協会と日本工具工業会が統合により発足した当工業会は、会員数が136社を超え、2018年度の生産金額は5,188億円となり、発足した4年前と比較して、業界は大変順調に発展してきた。牛島前会長には2つの団体間の融和を進めていただき、そして国際化、また当協会の運営の強化ということで、大変なご尽力を頂いた。」とお礼の言葉を述べ、「今後は切削工具、耐摩耗工具、単独ではなく関連団体の皆様と日本の技術の粋を結集して、この日本ブランドがより世界に地位を得られるように、微力ではあるが皆様と一緒に努力したい。次の2年間、皆さま方からご忌憚のない意見を頂戴しながら当会の運営に当たる所存である。」と豊富を述べた。

令和元年度生悦住賞受賞者

◎本田晴彦氏<元、日立ツール(株)>
【功績の概要】平成15(2003年)より、日本工具工業会初代環境委員長として環境委員会の立ち上げに尽力。4年間の任期を勤め、その間、環境賞の創設を主導し、現在の定量的な評価制度を確立するなど、大きな実績を残した。環境賞の表彰制度は人気を終えた翌年平成19年より始まった制度である。(平成19年日立ツール(現三菱日立ツール)退職)

 ◎松原純二氏<元、(株)アライドマテリアル>
【功績の概要】超硬原材料メーカーの委員として約17年間にわたり旧、超硬工具協会の「関東地区懇」委員を皮切りに、関西、中部の3地区会員懇談会並びに業務委員会に▼。それぞれの地区か委員懇談会、業務委員会活動を通じて、主要原料のタングステン、コバルト等の需給動向について会員企業に的確な情報提供をした。また、タングステン・モリブデン工業会会員の立場から、平成17年年頭から始まるタングステンの急騰にあたっては、商社、現地企業をはじめ各方面から情報入手に奔走した。また、歴代の3地区の担当理事を側面からバックアップするなど長年にわたり協会幹部から地区懇・委員会参加者まで幅広く交友し、協会理念のひとつである全員参加に大きく貢献した。

令和元年度新庄(陰徳の士)賞
・椛沢二三男氏 高周波精密(株)
・佐々木徳栄氏 三洋工具(株)
・井坂宏徳氏 (株)東鋼
・坂口 孝氏 日本新金属(株)
・門 正次氏 (株)光機械製作所
・吉岡建嗣氏 冨士ダイス(株)
190722機械工具2

「世界の製造業に貢献」

190722機械工具3あいさつをする石川新会長 総会後の懇親会で石川新会長は、「60カ国語を話すことができるうえ、聴力は人間の1000倍、10万馬力で空を飛ぶ。これは手塚治虫さん原作の鉄腕アトムの話だが、鉄腕アトムは1952年の4月、今から67年前に手塚治虫さんが見た未来だった。私たちも新技術を追求していく業界にいる。新技術はハリウッドの映画や漫画を拝見すれば、実際にそれを実現する方や企業が表れる。そんなようなことを思い描きながら、この2年間、皆さまとご一緒に日本の製造業、そして世界の製造業に貢献していきたい」とあいさつをした。

190722機械工具4経済産業省 玉井 産業機械課長 来賓を代表して、玉井優子 経済産業省 製造産業局産業機械課長が、「現在、米中の摩擦や経済情勢等少々先行き不透明だが、こうした中で製造業の置かれている現場は様々な課題を抱えている。ロボットやIoT、AI、最近でいうと5Gといった新しい技術、これらをどう取り込んで新しいものを作り出していくのかということと、その新しい技術が出てくることによって次々と違う新しいプレーヤーが誕生してきている。こうした中でどうグローバルに戦っていくのかという意味では大きな課題を持っていると思う。また、日本の裾野の広いサプライチェーンをどうやって維持していくのかという重要な時期に来ていると考えている。通商問題からくるグローバルなサプライチェーンを全体としてどういうふうにしていくのか今後大きなテーマになってくるだろう。」とあいさつをした。

 山本誠司副会長(サンアロイ社長)の乾杯の発声で開宴した。宴たけなわの頃、散会した。

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