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三菱マテリアルが高送りラジアスカッタ「AJXシリーズ」に難削材加工用「JLブレーカ」を追加

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140929三菱三菱マテリアル 加工事業カンパニ-(カンパニ-プレジデント:増田照彦 住所:東京都千代田区大手町1-3-2 経団連会館11階)は、高送りラジアスカッタ「AJXシリーズ」に難削材加工用ブレーカを追加し、このほど販売を開始した。

高送り加工用ラジアスカッタ「AJXシリーズ」は、高能率加工の一つ低切込み高送り加工において発売開始以降高い評価を得ており、今回、難削材とされるチタン合金・耐熱合金の加工に、有意な切れ刃を持つ「JLブレーカ」を追加発売することとした。

難削材加工用ブレーカ「JLブレーカ」の主な特長は、以下の通り。


① 主切れ刃の角度を切れ味重視の低抵抗設計にし、耐熱合金・チタン合金の加工に最適化。
② 低抵抗設計のために切削熱の上昇を抑え、熱による摩耗を抑制。
③ 従来金型工具としての高送りラジアスカッタであったが、このブレーカの追加により用途が拡大。


セコ・ツールズが加工の最適化に向けてSMG 分類システムを拡張、簡素化

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セコ・ツールズがこのほど、SMG(セコ被削材グループ)分類システムの最新版を発表した。最新版で は、フライス加工、旋削加工、穴加工などの加工時に発生する切削工具と被削材の複雑な相互作用がさらに理解しやすくなった。

SMG v2 改訂版には、新しいデータが盛り込まれたほか、内容を整理して簡素化し、従来よりも多くのユーザーが金属切削加工や生産性向上の基礎として分類システムを活用できるようにしている。

最新版は、PCBN、PCD、セラミックスなどの最先端の工具材質に関する最新情報を盛り込み、被削材分類にも、鋼、鋳鉄、非鉄材、超合金、チタン、プラスチック、複合材などの幅広い材質レンジの内容を掘り下げている。

分類システム内の色分けされたグループは、材種別の ISO カテゴリを示す一方、包括的な相互参照リストは、その被削材の処理方法(たとえば、通し焼き入れのための焼きなまし、焼き入れ、焼き戻しなど)に応じて異なる SMG グループのどこに分類されるかを示す。さらに、各 SMG カテゴリには、個別の用途に切削データを採用できるか判断するための参照被削材の詳細が含まれる。

SMG v2 では、総合的なデータを整理し、関連データをすべて簡潔かつ論理的に提示し、ある特定の被削材に最適の切削工具と切削パラメータをユーザーがすばやく簡単に特定できるようにしている。

同社では、相対的な被削性指数レベルではなく、被削材をタイプ、性能および特性により分類している。簡素化された切削条件表形式はセコ・ツールズの全製品のカタログに共通して採用されている。また、新しいデータ表示形式では、すべての工具タイプに適用される表を使用するとともに、推奨の切削工具も記載している。

メカトロテックジャパン2015(MECT2015)が10月1日から出展募集受け付けを開始

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ニュースダイジェスト社(社長=樋口八郎氏)は、2014年10月1日から2015年に国内で開催される最大級の工作機械見本市、「メカトロテックジャパン2015(MECT2015)」の出展募集受け付けを開始する。

「MECT2015」は、日本国際工作機械見本市「JIMTOF」に次ぐ国内2番目の規模の工作機械・技術の専門見本市となる。通算14回目となった2013年展では、464社・団体(1,747小間)が出展参加、約9万人が来場した。前回展で話題を呼んだ会場での加工実演コーナー「コンセプトゾーン」(※注1)を今回展でも開催予定のほか、11年展に新設した、中小企業を支援するための低料金のパッケージ小間「中小企業支援ブース」(※注2)も引き続き募集する。また、日本工作機械工業会の主催する「工作機械トップセミナー」(※注3)も開催予定である。

【MECT2015概要】
●会場:ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
●開催期間:2015年10月21日(水)~10月24日(土)の4日間
●会場時間:10:00~17:00※23日(金)は19:00までナイター開催、最終日24日(土)は16:00まで
●主催:株式会社ニュースダイジェスト社
●共催:愛知県機械工具商業協同組合
●開催規模(予定):1,400小間
●出展対象製品:工作機械/鍛圧・板金加工機械/射出成形機/工作機器/精密測定機器、光学測定機器、試験機器/機械工具/切削工具/研削砥石、研磨材/鋸刃物/油圧・空気圧・水圧機器/歯車、歯車装置/環境・安全対応機器装置/CAD、CAM、CAE/産業用ロボット/物流搬送機器/制御装置、関連ソフトウエア/洗浄機械装置/品質管理・安全・試験認証機関/新素材/マイクロマシン、ナノテクノロジー関連――など。

(注1)コンセプトゾーン
工作機械にまつわる最新加工技術を会場で披露することで、来場者に少しでもヒントをつかんでもらい、国内製造業を活性化するのが狙い。前回展では「日本の技術を医療で活かせ」と題し、最新医療部品の加工を会場内で実演した。2015年展では「軽量化」をテーマにしたさまざまな製品・技術を展示する予定。
(注2)中小企業支援ブース
中小企業を支援するために設けた低料金の専用パッケージ小間。(限定30社、従業員30人以下で、過去にMECTに出展経験がない企業に限る)。出展料金は1社1小間限定で88,000円(税込)、小間寸法は間口2m×奥行2m=4㎡。

(注3)工作機械トップセミナー
製造業の中核を担う工作機械の重要性や、工作機械に用いられるさまざまな先端技術、そして工作機械業界で働くことの面白さを、多彩な講師が学生に紹介する。また、工作機械の研究に携わる大学の研究者、第一線で活躍している工作機械メーカ技術者も交えての懇親パーティーも開催。前回は、会員企業の人事担当者の集うPRコーナーも設けた。

140929メカトロ

●出展申込方法

所定の申し込み用紙(『出展のご案内』添付の申込用紙またはホームページからダウンロードすること。
↓ダウンロード先はこちら↓
mect-japan.com
必要事項を記入し、捺印の上、MECT 事務局まで郵送する。

送付先 MECT 事務局/株式会社ニュースダイジェスト社
〒464-0075 愛知県名古屋市千種区内山3-5-3

●料金について
基本単位 1 小間(3 m×3m) ¥286,000(税込)

●パッケージ小間について
従来の1小間用に加え、ニーズの多かった2小間用を用意。

●申し込み関連のスケジュール
出展申し込み受付開始
2014 年10 月1 日(水)

出展申し込み受け付け締切
2015 年4 月30 日(木)
※ただし満小間になり次第締切、
受付を終了

出展者説明会
2015 年6 月中旬

各種届け出用紙申し込み期限
2015 年7 月下旬

搬入期間
2015 年10 月16 日(金)~20 日
(火)5 日間 ※搬入期間を前回の4日間から5日間に変更

開催期間
2015 年10 月21 日(水)~10 月24 日(土)

搬出期間
2015 年10 月24 日(土)閉幕後~25 日(日)
(注)消費税の税率が、2015 年10 月1 日より8%から10%に変更予定のため、消費税法に基づき、MECT2015開催期間の税率である10%にて金額を表示している。

セコ・ツールズの「Jabro®-Solid2」エンドミルが生産性を向上させる!

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140929セコツールズセコ・ツールズの最新の Jabro-Solid2 ジャブロソリッドエンドミル製品ラインアップは、従来のエンドミルより適応範囲が広く、鋼からチタン合金まであらゆる被削材に対応する 470 種以上の汎用製品だ。これらのエンドミルは新しい NXT コーティング技術の使用によりコーティングされており、従来の製品より長い工具寿命と高い切削速度を実現するよう最適化された形状、および特殊な刃先処理が施されている。

NXT コーティングの特長はチタン窒化アルミニウム (TiAIN) 組成であり、セコ・ツールズによる NXT コーティング技術は工具開発における大きな進歩を意味している。これは、コーティングの成長を原子レベルでコントロール/最適化する 3 つの段階を経て、単一の層がつくられ、その結果としてエンドミルはこれまでの製品より欠損、熱、磨耗に強く、工具寿命も予想しやすくなった。

Jabro-Solid2 エンドミルは形状、タイプ、サイズを多様に揃えており、510 シリーズスクエアエンドミル (46度のねじれ角、優れた刃先マイクロ形状)、520 シリーズマルチフルートエンドミル (高速、高コストパフォーマンスな一般加工向けの特殊刃先処理)、530 シリーズボールノーズエンドミル (2フルート、3フルート、4フルート) の 3 シリーズからなる。Jabro-Solid2 エンドミルは DIN 全長仕様で、径範囲は 1mm ~ 25mm (3/64インチ~ 1インチ) 。

ダイジェット工業が機構改革ならびに人事異動

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ダイジェット工業(社長=生悦住 歩氏)が、10月1日付で機構改革並びに人事異動を行う。

機構改革
欧州における売上げのさらなる増大のため、営業・物流体制の強化・効率化を図る。
営業拠点をイギリスから欧州経済の中心に位置するドイツに移転すると共に、「欧州支店」として格上げし、日本人および現地スタッフの増員、さらには在庫の充実、製品供給の円滑化など、営業体制の整備、拡充を行う。

欧州支店の概要
・名 称:欧州支店
・住 所:ImmermannStr.9,40210 Duesseldorf Germany(ドイツ デュッセルドルフ)
・支店長:高柳文雄
・開 所:2015年1月5日(予定)

人事異動(10月1日付)
(新)営業部欧州支店長兼海外室長 (旧)営業部海外室長 高柳文雄
(新)営業部欧州支店次長営業担当 (旧)営業部海外室ヨーロッパ支店長 MARK LINCOLN

DMG森精機 高精度・高速横形マシニングセンタ「NHX 4000」、「NHX 5000」の第2世代が登場!

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140929dmgmori1NHX4000DMG森精機は、高精度・高速横形マシニングセンタNHX 4000とNHX 5000の第2世代モデルの販売をこのほど開始した。性能面を向上させるだけでなく、新デザインを採用し、革新的な新オペレーティングシステム「CELOS」を搭載して、新たな「NHX 4000」および「NHX 5000」として進化した。第2世代モデルの「NHX 4000」と「NHX 5000」は、10 月30 日(木)から東京ビッグサイトで開催されるJIMTOF 2014に出展する。

第2世代となる「NHX 4000」と「NHX 5000」は従来機から主軸の信頼性を向上させ、肉厚なベッドを採用することで剛性を高め、機械の基本構造を強化している。これにより横形マシニングセンタに求められる高速性と高精度を高いレベルで実現しており、さらに現在使用されている工作機械を画期的に変えるタッチパネルでの操作を可能とした「CELOS」と、これまでの設備機械というイメージを一新する丸みを取り入れた外観デザインを採用し、提携するドイツ DMG MORI SEIKI AKTIENGESELLSCHAFTとの統一感がひと目でわかる製品となっている。

伊賀事業所だけでなく、北米工場でも生産を予定しており、世界最適地生産によって、納期短縮だけでなく、物流費の削減や為替によるリスク分散も図る。

第2世代の「NHX 4000」と「NHX 5000」の特長

① 高生産性
各機能を従来機より向上させることで、生産性が飛躍的に向上した。最大加速度は全軸1G、早送り速度は全軸96m/min(オプション)と従来機から60%アップしており、いずれもクラス最高となっている。

高速割り出しが可能なリング形状の工具マガジンは、最大40本の工具を収納できる。収納可能な工具の最大長さはNHX 4000で400 mmから450 mmと約13%アップし、NHX 5000で500 mmから550 mmと10 %アップした。工具最大径は、NHX 4000、NHX 5000ともにφ140 mmからφ170 mmに拡大し、フレキシブルな工具レイアウトが可能である。マガジンの形状はリング式に加えて、ユーザーニーズに合わせてオプションでチェーン式、ラック式の3種類から選ぶことができる。工具交換時間(カット・ツー・カット)はNHX 4000で2.8秒から2.2秒に、NHX 5000は3.1秒から2.7秒となり、サイクルタイムを短縮する。また、パレットの高速・高精度割り出しを実現するDDM(ダイレクト・ドライブ方式モータ)(オプション)をB軸に搭載するなど、横形マシニングセンタに求められる高速性と高精度を高いレベル実現しており、自動車産業などで使用されている専用機の代替が可能である。

② 高剛性
X軸とZ軸のリニアガイド案内面を高い位置に配置した設計をすることで肉厚なベッドを実現しており、安定した加工が可能な剛性の高い機械構造となっている。高剛性なベッドにより、安定性に優れた3点支持構造での据付が可能。3点支持での据付は、機械の水平調整が容易に行え、据付時間が大幅に短縮でき、地盤の形状や経年変化の影響も最小限に抑える。また、主軸端面からパレット中心までの最小距離は、従来機から30 mm短くなっている。工具の突出し量を短くできるため、より剛性の高い安定した加工が可能になる。

③ 超高精密
マグネスケール社製のABS磁気式リニアスケールを搭載し、高精度な位置決めを効果的に実現するダイレクトスケールフィードバックを全軸に標準で装備している。磁気式リニアスケールは、光学式よりも耐振動、耐衝撃性に優れ、工作機械に不可避な結露や油汚れなどの影響も受けにくく、厳しい環境下でも分解能は0.01μmと高い精度を誇る。また、磁気式リニアスケールは、一般的な工作機械の構造体に使用されている鋳鉄と同じ線膨張係数を有し、温度変化のある環境下においても、取付けられた工作機械と同じ挙動を示すため、非常に安定した加工精度を保つ。

高精密なスケールに加え、厳選した鋳物を採用した構造体や洗練された組立技術により、クラス最高真円度と位置決め精度を達成している。

④ 主軸テクノロジー
140929dmgmori2主軸主軸には加工能力を高めた新主軸を搭載している。主軸最高回転速度は、従来機の12,000 min-1から15,000 min-1に高速化し、最大トルクは250 N・mと高速かつパワフルな主軸になった。主軸駆動には、高速加工から重切削まで広範囲にわたってフルパワーを引き出す高効率のDDS(ダイレクト・ドライブ・スピンドル)モータを採用しており、鋼材からアルミニウムなどの非鉄金属の加工まで、その威力を存分に発揮する。また、高圧クーラントの多用を考慮して、ラビリンス構造を強化した。主軸内部へのクーラント浸入を防ぎ、主軸の耐久性を高めている。

主軸を冷却する機構として、主軸モータの固定子コイルの外周にオイルジャケットを配し、冷却液を強制循環させることで、発生する熱が拡散しない設計をしている。さらに皿バネの長寿命化を実現しており、ツールのクランプ力を長期間にわたり維持するため、主軸回転時の振動を抑制でき、高精度加工が可能になる。

⑤ CELOS
斬新なデザインと工作機械業界初となるタッチパネルでの操作を採用したCELOSは、アイデアを製品に仕上げるまでの工程を素早く実現する。CELOSアプリケーションにより、生産指示データや工程、機械データを画面上で確認できるため、効率的な生産が可能となり高い生産性を生み出す。データはネットワークを通じて加工現場と管理部門を直接つなぐことが可能で、ペーパーレスな生産環境を構築する。また、PPS (生産計画システム) やERP (企業資源計画システム)と互換性が高く、CAD/CAM システムとの連携も可能。さらにUSBメモリを内蔵し、ユーザー認証機能を持つSMARTkey®により、制御装置や機械へのアクセス権限を個別に設定可能である。

⑥ 自動化
140929dmgmori3リング式マガジン顧客の生産課題を解決する多彩な自動化システムの構築が可能。RPP(ラウンドパレットプール)システムは、省スペースと高い段取り性を兼ね備えており、面積あたりのパレット数が最も多いシステムである。CPP(キャリアパレットプール)システムは、シンプルかつパッケージ化された構成で、導入しやすいシステム。システム構築においては、8つのパッケージからユーザーニーズに最適な仕様を選ぶことができる。

LPP(リニアパレットプール)システムは、立体タイプのパレット棚を備えた自動化レベルの高いシステム。システム構築も自在にカスタマイズでき、顧客の生産性と稼働率を最も引き出せるシステムとなっている。

⑦ 省エネルギー
環境への負荷低減とランニングコスト削減のため、消費電力が小さいLED機内照明などの低消費電力部品を採用している。また、機械を効率的に稼動させる設計にも取り組み、効果的な省電力を実現している。Mコードの最適化や、固定サイクルの動作時間短縮機能、ATC(自動工具交換)時間を短縮させる機能などを新たに開発した。さらに加工負荷に応じたクーラント吐出量を調整する機能など、自動運転中の省電力機能を強化している。

CELOS搭載機は、これらの省電力機能に加えて各機構を高速化させる設計により、サイクルタイムが短縮し、消費電力を抑えている。例えば同社の旋盤を15年以上にわたって使用されている買い替え時期の機械に対して、年間約45%(*1)の消費電力量削減となる。省電力の効果は、CELOSで確認することができ、省電力の見える化を実現している。

(*1)同社の1997年製旋盤「SL-250BMC」と最新の旋盤「NLX 2500MC」を比較した場合。機械や切削条件、測定時の環境条件などの違いにより、記載の効果が得られない場合がある。

⑧ 安全性
ISO規格、IEC規格、UL規格、JIS規格など全世界各地域の安全規格に対応している。


機械仕様
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●定価(税抜き)「NHX4000」:25,800,000円、「NHX5000」:29,000,000円。
●生産予定台数「NHX4000」:25台/月、「NHX5000」:12台/月。

OKKが重切削性能を高めた3機種を開発 「Rシリーズ」に追加!

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140929okk1VM660R大阪機工(社長=井関博文氏)の「VM-Rシリーズ」は伝統の重切削を取り入れると共にユーザーニーズを満足させる仕様・性能を盛り込み、“削りのOKK”を象徴する立形マシニングセンタとして市場投入し、重切削市場におけるOKKブランド力をPRしてきた。

航空機部品を中心としたチタン、インコネル等の難削材は増加しており、難削材加工における高能率かが求められ、また金型や鉄系一般部品の加工においても低速での重切削性能の要求が高まっていることを受け、これらのユーザーニーズに応えた新たに立形マシニング線亜「VM660R」VM940R」、横形マシニングセンタ「MCH5000R」の3機種を開発し、Rシリーズに追加した。


140929OKK2MCH5000R今回の基本コンセプトは、「航空機部品を中心とした難削材、自動車関連の金型および鉄道・建設機か関連の鉄系の加工に対し、角形すべり案内面を有する高剛性な機械で他社の追随を許さない高能率加工を提供する」。クラス最大の主軸トルクを実現するなど、重切削市場におけるOKKのブランド力をさらに向上させている。



マシンの主な特長

●主軸駆動部に3段ギヤを採用することで、主軸の高トルク化を実現し、低速での重切削時に威力を発揮する。

主軸最大トルク1,678N・m(26kWモータ搭載時):VM660R/940
主軸最大トルク1,251N・m(22kWモータ搭載時):MCH5000R

また、主軸軸受けには内径φ100mm(MCH5000R)/φ120mm(VM660R/640R)の組合せアンギュラベアリングを採用しており主軸剛性を高め、主軸トルクを最大限に引き出す。

●角形すべり案内による高剛性な機械本体

各軸の案内面には角形すべり案内を採用氏、本体剛性をアップするとともに振動減衰性能を高め、切削性能および加工面品位、工具寿命を向上している。また、ボールねじサポートには送り剛性の高いダブルアンカ方式を採用し、大径ボールねじと合わせてサーボ剛性を高くしている。

●高精度対応
ボールねじ中空冷却とソフトスケールⅢ(OKK独自補正機能)を標準装備しており、熱変位を抑制し加工精度が向上する。

●環境対応
主軸は3段ギヤ駆動を採用氏、ビルトイン主軸に比べて約40%の電源容量を低減している。また照明灯を標準装備している。

VM660R機械仕様
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VM940R機械仕様
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MCH5000R
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“安全”、“省エネ”、“コンパクト” 「IFPEX2014」に出展した不二越の油圧機器に注目!

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140929nachi19月17日~19日の3日間、日本で唯一のフルードパワー国際見本市「IFPEX2014」が東京ビッグサイトで開催された。フルードパワー業界の省エネをはじめとする環境対策はどんどん進化を遂げてきている。一般機械産業向けの油圧機器・油圧ユニットを中心に提案していた不二越の製品は、“安全”、“省エネ”、“コンパクト”をさらに進化させ、未来のものづくりに繋げる。

NACHIの油圧で省エネに貢献! 

140929nachi2今回の目玉として出展されていたのは、インバータ駆動油圧ユニット「NSP iシリーズ」。
この製品は、インバータで伝導機の回転数を制御する仕組みを持つ。簡単に説明すると、省エネタイプの冷蔵庫などもそうだが、必要のないときは回転数を落として消費電力を下げるというもの。

ベースとなっている「NSPユニット」は同社標準ユニットと比べ、約40%の消費電力削減を実現しており、さらにインバータ駆動の追加により、同社標準ユニット比で64%もの消費電力削減を達成している。また、「NSPユニット」は約25%、インバータ駆動「NSP iユニット」は約40%、電力料金が削減となる。また、機械加工精度を追究すると悩ましいのは熱対策であるが、は油圧の上昇を低減することにより、機械加工精度の向上を図っている。シール部品や作動油の超寿命化、工場内空調費の削減など、システム全体に貢献する。

インバータのトラブルが発生し、モータへの電力供給がストップすると、ラインが止まってしまうという困った事態になるが、そのようなことを回避するため、もしもの時でも電源をモータにつなぎかえるだけで運転できるので、生産ラインが止まることもない。

「NSP iユニット」は、電源投入ですぐに起動する。圧力調整後に1回のボタン操作で最適な省エネ運転を行ううえ、保圧時は落ち着いたカフェ店内と同じくらいの静かさというから嬉しい。

140929nachi3さて、先ほどの「NSP i」より、省エネを追究するとなると、電気を止めることになる。この「NRPシリーズ」は、電気が必要なときしか使わないタイプだ。こちらは不二越工場内のマシニングセンタにおける測定結果だが、消費電力50W、約95%もダウンしている。油温上昇室温は+7℃と低発熱。サイズもコンパクトである。油圧は油をつかっていろんなものを動かすので、天ぷら油と一緒で酸化すると色が悪くなったり、汚れたりするものだが、これらが外に見えるようにしているのも特長のひとつである。通常は鉄製のタンクだが、この部分を樹脂製に変え、油の劣化も見ることができる。メンテナンス性の向上を狙ったつくりも画期的だ。


レゴブロックのような色遣いが目をひく
140929nachi4

*↓関連記事はコチラ↓
http://seizougenba.com/node/4762


オーエスジーがブランドステイトメント、タグライン「shaping your dreams」を制定、新販売戦略を展開

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今年で76周年目のオーエスジー(社長=石川則男氏)は現在、“アフター75”として様々な行事を行っているが、このほど国内・海外グループでのコーポレートブランド強化に向けて、ブランドステイトメントとタグラインを制定すると発表した。100周年を目指してブランド戦略に付随した製品を立ち上げたい――――石川社長は会見で、「オーエスジーブランドのあるべき姿を明確にし、社員一人ひとりが体現することで、グループとしての一体感を強めるとともにお客様と社会に新たな価値をお届けすることを目指す」と話した。

このブランドステイトメント、タグラインは本年10月以降日本国内で仕様を開始し、その後、海外の事業展開地域にて順次使用していく。

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9月分工作機械受注総額は1,335.5億円 日工会

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日本工作機械工業会がまとめた9月分の受注実績は以下の通り。
2014年月9月分工作機械受注総額は、1,355.5億円(前月比+5.7%・前年同月比+34.7%)となった。受注総額は2008年5月(1,328億円)以来、6年4カ月ぶりの1,300億円超え。1,000億円超は13カ月連続。期末効果や展示会効果などにより増加。

内需は4カ月連続の400億円超。リーマンショック以降の最高額。政策効果に加え、期末効果もあって前月より増加。外需は前月比微増で7カ月連続の800億円超。850円超も3カ月連続。アジアのスポット受注が継続。北米も展示会効果などで増加。
今後も内需、外需とも回復基調で推移すると見込まれるが、国内景気やアジアの電気・精密向けスポット受注の動向を注視。

9月分内需

491.4億円(前月比+17.2% 前年同月比+16.3%)。

・前月比2カ月ぶり増加、前年同月比15カ月連続増加。
・4カ月連続の400億円超。リーマンショック以降の最高額(従来:14年7月427.7億円)
・期末効果もあり前月比増加。政策効果が継続し、中小企業でも設備投資に前向き。

① 一般機械  198.0億円(前月比+12.6% 前年同月比+7.9%)
  うち金型   27.0億円(前月比+32.6% 前年同月比+7.2%)

② 自動車   143.3億円(前月比+1.0% 前年同月比+21.5%)
  うち部品   103.3億円(前月比△4.4% 前年同月比+22.5%)

③ 電気・精密 52.8億円(前月比+59.9% 前年同月比+61.9%)

④ 航空機・造船・搬送用機械 24.3億円(前月比+167.7% 前年同月比+3.0%) 

9月分外需

864.1億円(前月比+0.2% 前年同月比+48.0%)。

・前月比は4カ月連続増加、前年同月比は11カ月連続増加。
・7カ月連続の800億円超。高水準の受注が継続。
・アジアのスポット受注が継続し、北米も展示会効果により増加。

・アジア:427.1億円(前月比△12.3% 前年同月比+81.7%)
・東アジア:291.9億円(前月比△28.2% 前年同月比+92.8%)
〈中国〉:236.2億円(前月比△30.4% 前年同月比+106.0%)
・その他アジア:135.2億円(前月比+68.1% 前年同月比+61.6%)
〈タ イ〉29.0億円(前月比+31.0% 前年同月比△18.0%)
〈その他〉:80.5億円(前月比+123.8% 前年同月比+526.1%)

① 欧州:147.1億円(前月比+4.4% 前年同月比+9.3%)
〈ドイツ〉:46.8億円(前月比△7.3% 前年同月比+29.8%)

② 北米:276.6億円(前月比+23.4% 前年同月比+38.6%)
〈アメリカ〉:253.4億円(前月比+31.7% 前年同月比+39.1%)

後方超小旋回型ミニショベルをモデルチェンジ! 日立建機がZX17U-5Aミニショベルを発売

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141027日立建機日立建機(社長=辻本雄一氏)がこのほど新型ミニショベル「ZX17U-5A」(標準バケット容量0.044m3、機械質量1,620kg)を 発売した。

「ZX17U-5A」は、従来機(ZX17U-2)の優れた機能、および「ユーザーフレンドリーなミニショベル」としてお客様にご好評のZX U-5シリーズ(ZX30U-5A、ZX35U-5A、ZX40U-5A、ZX50U-5A)の「3本の柱」、①High Performance(優れた作業性・操作性)、②Comfortability(快適な居住性)、③Easy Maintenance(容易な整備性)を踏襲した。作業現場に移動の際、2トン車への積み込みが可能な機械質量(標準仕様装着時)で、クローラ全幅を1,000mm以内に伸縮できる「可変脚式クローラ&ブレード」を標準装備。狭い現場への移動や輸送時は縮めて使用し、掘削時は拡張して使用することで、高い安定性を発揮する。

住宅建築現場や、上下水道、ガス、電気、通信などの管工事に代表される生活関連工事など、幅広い用途での活躍が期待される。
販売目標は、国内向けに年間300台の見込み。

ゼネテック、Mastercamベースの産業用ロボットオフラインティーチングシステム「Robotmaster」で不二越社製(NACHI)ロボットのサポートを開始

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141027ゼネテックゼネテック(社長=上野憲二氏)は3次元CAD/CAMシステム「Ma(開発元:カナダJABEZ Technoligies社)において新たに不二越社製ロボットのサポートを開始した。

この製品は、Mastercamの多彩なツールパス作成機能を利用し、各種産業用ロボットの動作プログラムを作成するMastercamベースの次世代型オフラインティーチングシステム。初心者でも扱える直感的な操作性により、ロボットの動作プログラムの出力はもちろんのこと、ティーチングシステムペンダントによるオンラインティーチングでは困難なワークや周辺構造物との干渉やリミットオーバーの検出・修整もすべてRobotmaster上で簡単に行うことができる。さらにRobotmasterはCAD/CAMをベースとしたオフラインティーチングシステムのため、一度作成した動作プログラムの臨機応変な変更や再利用も用意に行うことができ、継続的な公的改善に取り組めるといった効果も期待できる。

セコ・ツールズが続々新製品と投入! 新しい CW100 材種、HRSA 溝加工の速度と強度を改善! 新しいヘリカルカッタで性能と経済性がアップ!

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141027セコツールズ1セコ・ツールズは高速溝加工向けの繊維強化型 CW100 セラミックチップを新たに追加して、製品ラインアップをさらに強化し、Inconel 718、Waspaloy などの耐熱超合金(HRSA)
など、加工の難しい被削材に対する耐摩耗性と靭性を最適化した。

CW100 は、炭化ケイ素ウィスカー(Al2O3-SiCw)を含む酸化アルミニウムベースのチップです。酸化アルミニウムの微粒子基質に拡散すると、非常に強度の高いウィスカーは強化剤の役目を果たし、引張強度を加えることで、もろい基質の破断を防ぐ靭性が改善。

An Al2O3-SiCw の組成は通常 25 ~ 50%のウィスカーで形成され、チップ用の酸化アルミニウムベースのセラミック材種でも最高の靭性および熱衝撃耐性を実現する。そのため、CW100 は卓越した摩耗、破損、ノッチへの耐性を実現するとともに、加工の難しい被削材を非常に高速で加工する際に発生する高温でも高い硬度を保つ。CW100 は湿式または乾式用途のいずれでも優れた性能を発揮するが、セコ・ツールズは濃縮レベルのフラッドクーラントの使用を推奨している。

CW100 はソリッドチップの形で提供。4 種類のチップ先端形状と、幅 3.175 mm、6.35 mm および7.925 mm から選ぶことができる。さらに、CW100 チップの高品質のホーニング刃先は、航空宇宙および発電のケーシング、シャフト、ディスク、リングなどの幅広い部品で卓越した仕上げ面を達成する。

新しいヘリカルカッタの採用で Square T4-08 シリーズの性能と経済性が向上

141027セコツールズ2同社は最近、 Square T4-08 ショルダカッタ製品ラインアップに新しいヘリカルカッタを追加。このカッタは 4 つの刃先と革新的なタンジェンシャルカッタ設計が特長。Helical T4-08(ヘリカルT4-08) は、溝加工、コンタリング/ショルダ加工に最適で、鋳鉄、鋼、ステンレス鋼、合金などの難削材に対し優れた性能を発揮する。

この製品ラインアップの他製品と同様、Helical T4-08 の強固で信頼性の高いポケット部を複数刃チップと組み合わせることで、切削の安定性を最適化し、直角の側面加工が可能になる。チップはカッタにタンジェンシャル方向に取り付けられており、チップの厚みが最大の部分に強い切削力が加わるため、小径で切込みが深い用途において必要な強度を提供する。

Helical T4-08 は切り屑除去率が高いだけでなく、汎用性も高く、標準ピッチおよびクロスピッチ、M08 および MD08 チップ形状、MP3000、MK2050、F40M 材種などのオプションも取り揃えている。また、Seco-CaptoTM(セコ・キャプト)、ウェルドン、アーバ、CombimasterTM(コンビマスター) など様々な取付けタイプに対応している。カッタは径 25 ~ 54mm、深さ 22 ~ 64mm の加工に対応しており、コーナ半径は 0.4 ~1.6mm 。さらに、Helical T4-08 シリーズの製品には、すべてクーラントスルー供給口が統合されており、工具寿命を延長できる。

アマダが中国上海「MWCS2014」に出展 中国最大の市場で金属か工機械の総合メーカーを訴求

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アマダ(社長=岡本満夫氏)は、11月4日(火)から11月8日(土)まで中国上海市で開催される「MWCS(中国工博会数控机床与金属加工展)2014」にアマダ、アマダマシンツール共同で出展する。出展のテーマは、「最新のレーザソリューション、ベンディングソリューションと自動化のご提案」。全7機種を出展する。

MWCSは、世界各国から金属加工機メーカーが出展する大規模な展示会であり、上海華東地区の複合大型展示会「中国国際工業博覧会」を構成する8つの展示会のうちの1つに位置づけられている。開催は毎年11月で、昨年は約1,800社が出展。約10万人の来場があった。

アマダグループでは、競争の激しい中国市場に置いて、新商品・伸テクノロジー・伸ソリューションにより、中国のユーザーが他者と差別化できる技術を提案するとしている。

●出展機一覧
1.グローバルスタンダードCO2レーザマシン LCG-3015
2.3 軸リニアドライブ・ファイバーレーザマシン FLC-3015AJ
(フォークパレットチェンジャーASFH付き)
3. 高速・高精度ハイブリッドデジタルベンディングマシン HG-8025
4. ベンディングマシン HS-2204
5. 新AC サーボ・ダイレクトツインドライブNCT EM-2510MⅡ《中国初出展》
(マニプレーターMPL 付き)
6. ダイナミックハイパフォーマンスバンドソー DYNASAW-430
7. デジタル電動サーボプレス SDE-2025SF

「LCG-3015 」は、高品質なレーザ切断を可能にした最新CO2 レーザマシン。CO2 レーザの高品質加工の限界に挑んだグローバルスタンダードマシン。「FLC-3015AJ 」は、3 軸リニアドライブの持つフレキシブル性とファイバーレーザの特性を生かした、New スタンダードマシン。今回は、ソリューションとしてフォークパレットチェンジャー仕様で出展する。ベンディングマシンでは、最新の高速・高精度ハイブリッドベンディングマシン「HG8025 」は新たに搭載した「AMNC 3i」 により、プログラムの外段取り化をさらに進め、マシンの稼働時間が飛躍的に向上した。

その他、アマダマシンツールからは、環境に配慮しながら難削材の高速切断を可能にした新型バンドソー「DYNASAW430」が展示。プレスマシンは、独自のスライドモーションの効果により高精度プレス加工を実現した、「SDE-2025」 を出展する。

DMG森精機がインドネシアテクニカルセンタ グランドオープン

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141027DMG森インドネシアDMG森精機がこのほど、インドネシアノースジャカルタにインドネシアテクニカルセンタをグランドオープンした。
 
グランドオープンにあたり現地時間10月6日(月)にオープニングセレモニーを執り行い、当社取締役社長森雅彦、DMG MORI SEIKI AKTIENGESELLSHAFT CEO Dr. Rüdiger Kapitzaら関係者によるテープカットを行った。

インドネシアテクニカルセンタは、世界中の顧客に最高の商品とサービスを提供するため、世界各国のテクニカルセンタと共に、DMG MORIの販売・サービス活動の重要な役割を担う。

新しくなった1階のショールームには、DMG MORIの新デザインコンセプト機を含む最先端機種を展示している。ショールームはお客様と共に新しい加工技術を開発する場、5軸加工のトレーニングの場としても機能する。

インドネシアの首都という立地の良さを活かし、インドネシアの顧客を総合的にサポートしていくとしている。

141027DMGmoriインドネシアショールーム<インドネシアテクニカルセンタ>
所在地   : Jl. Danau Sunter Selatan Blok O.3 No. 41-42,
      Kel. Sunter Jaya, Tanjung Priok, Jakarta Utara 14350
敷地面積 : 2,700 ㎡
建物    : 2階建て (延床面積: 3,236 ㎡)
1F : ショールーム、セミナールーム、応接室 、2F : 事務所
従業員 : 約50名

141027DMGmoriインドネシア3


ヤマザキマザックが「札幌テクニカルセンタ」を新設

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ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏)は、国内のサポート拠点を新設した。北海道札幌市内に、営業およびサービス活動を行うサポート拠点「札幌テクニカルセンタ」を新設し、10月20日から業務を開始した。

北海道での工作機械の需要は、農業機械、食品機械などの産業が中心です。
「札幌テクニカルセンタ」は、北海道全域の営業およびサービスを行ない、顧客への迅速な対応を促進する。 国内のテクノロジーセンタとテクニカルセンタによるサポート拠点は、合計33ケ所になる。

●札幌テクニカルセンタの概要
名 称 : 札幌テクニカルセンタ  
所在地 : 〒370-0045
  北海道札幌市北区北34条4丁目26号
従業員 :  所長以下計3名からスタート
TEL  :  011-806-0250  
FAX  :  011- 806 - 0251

●テクノロジーセンタとテクニカルセンタの違い
「テクノロジーセンタ」は、ショールームやオーディトリアムなどを備え、工作機械の営業・サービスだけでなく、ユーザー工場の合理化など技術的なアドバイスも含めた経営全体もサポートし、また、顧客により近い場所で営業及び迅速なサービス活動を行うための拠点。現在、全世界に38ケ所のテクノロジーセンタと41ケ所のテクニカルセンタを開設している。

天田股份有限公司(AMADA TAIWAN.INC)が創立30 周年 ~社屋とテクニカルセンターをリニューアル 記念イベントを開催~

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141027amadaアマダ(社長=岡本満夫氏)は、このほど台湾の現地法人である天田股份有限公司(AMADA TAIWAN. INC、以下AMADA TAIWAN)の創立30 周年を記念して、社屋ならびにテクニカルセンターをリニューアルし、新たにオープンした。
オープン記念イベントとして、9 月25 日(木)から27 日(土)までの3日間、「AMADA Digital Automation 103」を開催。期間中300 社、500 名の来場者で賑わいをみせた。

台湾の板金業界は中国(大陸)との競争だけでなく、発展目覚ましいアジア諸国との競争に勝ち残ることが要求されており、こうした状況を踏まえ、台湾板金業界が今後進むべき方向性として「AMADA Digital Automation 103」で最新のデジタル化と自動化を提案した(「AMADA Digital Automation 103」の103は民国103年=2014年。民国103年をデジタル化・自動化元年とする提案)。

テクニカルセンターのイベントでは、台湾市場に向けた最先端の自動化ソリューションを披露し、ファイバーレーザ複合マシンLC2515C1AJ 、高速・高精度ハイブリッドデジタルベンディングマシン HG1303、ファイバーレーザ溶接システム FLW4000M3 を台湾で初めて披露。ブランク加工から溶接加工までの全工程のデモンストレーションは、来場された顧客の評価も高く、注目を集めた。

イベント初日には、30 周年セレモニーとして、AMADA TAIWAN 創立当初からアマダのマシンを愛用いただいている顧客をはじめ、台湾前駐日代表、日本と台湾の文化交流を推進する公益財団法人日本交流協会の関係者など、約110 名をご招待した式典が行われた。

また、AMADA TAIWAN では、台湾での人材育成を支援するため、板金の専門的人材教育を行っている台湾師範大学、新竹高工、秀水高工、台南高工の4校にベンディングマシンES‐3612 を1 台ずつ寄贈。イベント初日に贈呈式を行い、出席した各校の代表者に目録を渡した。

■AMADA TAIWAN. INC.概要
資本金 : 8,267 万NT ドル(2013.12.31 現在)
従業員 : 91 名(2013.12.31 現在)
売上高 : 159,387 万NT ドル(2013.12.31 現在)
敷地面積 : 3,592 ㎡
社屋延べ床面積 : 4,514 ㎡
投資額(社屋およびテクニカルセンター) : 4,600 万NT ドル
主要展示設備 : 展示場 1,000 ㎡

■「AMADA Digital Automation 103」展示マシン
1.ファイバーレーザ複合マシン LC2515C1AJ《台湾初出展》
2.3 軸リニアドライブ・ファイバーレーザマシン FLC3015AJ
3.グローバルスタンダードCO2レーザマシン LCG3015
4.新ACサーボ・ダイレクトツインドライブNCT EMZ3612MⅡ
5.高速・高精度ハイブリッドデジタルベンディングマシン HG1303《台湾初出展》
6.ハイブリッド・ドライブシステム搭載 高精度ベンディングマシン HDS8025NT
7.ベンディングマシン HS1303
8.ファイバーレーザ溶接システム FLW4000M3《台湾初出展》

アマダの台湾での歴史は、1962 年にバンドソーの1号機が納入されたことから始まる。1978 年に台湾に事務所を開設、そして1984 年にAMADA TAIWAN を設立し、本格的に台湾での直販・直サービスのビジネスをスタート。1987 年には現在の本社である桃園縣林口に本社ビルを建設、同時にテクニカルセンターをオープン。

現在まで1500 社のユーザーに、パンチングマシン800 台、レーザマシン500 台、ベンディングマシン3000 台を超えるマシンを販売し、アジアにおける重要な拠点となっている。

第10回切削加工ドリームコンテスト受賞作品決定!

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DMG森精機は、このほど第10回切削加工ドリームコンテストを開催し、受賞作品が定した。切削加工ドリームコンテストは、日本国内において切削加工に携わり、切削型工作機械を使用している企業および学校、研究機関を対象に、切削加工業界全体の技術・技能の交流と向上を目的として、毎年1回開催している。

今年は、審査委員長の松原厚京都大学教授 工学博士を始め、審査委員に大学教授の5名を迎え、厳正な審査の結果、全86点の応募作品の中から、製品部品加工部門3点、試作・テスト加工部品部門5点、金型・造形加工部門4点、微細加工部門4点、アカデミック部門4点の受賞作品を決定した。

表彰式は、10月30日(木)15:00~16:00までJIMTOF2014のDMG森精機ブース内(東3ホール ブースNo. E3024)に設ける特設会場で行う。

なお、JIMTOF2014の会期中、同社ブース内にて全応募作品の展示を行う。

製造部品加工部門

●金賞
141027top1
半導体製造装置部品 (有)備前精機(岡山県瀬戸内市)

●銀賞
141027ドリーム2
3Dミラーブロック (株)エスケー精工(長野県上田市)

●銅賞
141027ドリーム3
プレート (株)坂田精密(福岡県朝倉市)

<審査委員による金賞作品の評価ポイント>
小径の穴あけ加工を非常に精度よく加工している点を高く評価した。
先端の細くこまかい2本の円柱の完成度も非常に高い。

試作・テスト加工部品部門

●金賞
141027ドリーム4
細丸棒 東洋炭素(株)(香川県三豊市)

●銀賞
141027ドリーム5
薄い4つの四角 野田プラスチック精工(株)(愛知県小牧市)

●銀賞
141027ドリーム6
バネばねカルテット 大塚精工(株)(福岡県糟屋郡)

●技能賞
141027ドリーム7
ピラミッド一体サンプル キリシマ精工(株)(鹿児島県霧島市)

●アイディア賞 
141027ドリーム8
Confetti in sphere (株)長坂(愛知県刈谷市)

<審査委員による金賞作品の評価ポイント>
長く複雑な形状で、折れやすい黒鉛材をφ0.5 mmで、長い細丸材に加工している点を高く評価した。

金型・製造加工部門

●金賞
141027ドリーム9
生命の設計図 野田プラスチック精工(株)(愛知県小牧市)

●銀賞
141027ドリーム10
CHANGEがCHANCE (株)エクセディ(大阪府寝屋川市)

●銅賞
141027ドリーム11
3Dステレオグラムロール軸「子犬」 (株)ナンゴー[中途半端ネット運営企業](京都府宇治市)

●芸術賞
141027ドリーム12
白鷺 (有)OMテック(静岡県静岡市)

<審査委員による金賞作品の評価ポイント>
折れやすい鉛筆の芯を材料として、二重らせん部をφ0.3 mm、つなぎ目をφ0.1 mmに加工し、切削によりスパイラル形状を形成した技術を高く評価した。

微細加工部門

●金賞
141027ドリーム13
シャープ芯 スパイラル加工 野田プラスチック精工(株)(愛知県小牧市)

●銅賞
141027ドリーム14
Wワイヤーフレーム 野田プラスチック精工(株)(愛知県小牧市)

●銅賞
141027ドリーム15
技術の卵 (株)後藤精機(神奈川県横浜市)

●アイディア賞
141027ドリーム16
小さい食器(株)仙北谷(神奈川県横浜市)

<審査委員による金賞作品の評価ポイント>
最小で約φ0.2mmのシャープ芯を、美しいスパイラル形状に加工した技術を高く評価した。

アカデミック部門

●金賞
141027ドリーム16
複合ヘリカルブレード 東京電機大学(東京都足立区)

●銀賞
141027ドリーム19
俺はしがない落下する振り子だよ 岡山大学 工学部 創造工学センター工作センター部門(岡山県岡山市)

●銅賞
141027ドリーム22
削り出し迷路(ボールつき) 兵庫県立神戸高等技術専門学院 機械加工技術コース(兵庫県神戸市)

●アイディア賞
141027ドリーム24
微細異形軸加工 京都工芸繊維大学 機械システム工学部門 マイクロ・ナノ加工学研究室(京都府京都市)

<審査委員による金賞作品への評価ポイント>
チタン合金に対して、ヘリカル構造のブレードを高精度かつ短時間で加工している技術を高く評価した。

■第10回切削加工ドリームコンテスト審査委員
・(審査委員長)松原 厚 京都大学 教授 大学院 工学研究科 マイクロエンジニアリング専攻

・青山 藤詞郎 慶應義塾大学 教授 理工学部長・理工学研究科委員長
・青山 英樹 慶應義塾大学 教授 理工学部長・システムデザイン工学科
・竹内 芳美 中部大学 教授
・光石 衛 東京大学 教授 大学院 工学系研究科 機械工学専攻 研究科長

「JIMTOF2014」がいよいよ開幕! 製造現場ドットコムが選んだ各社の見所を一挙公開!

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「JIMTOF2014(第27回日本国際工作機械見本市)」が10月30日(木)~11月4日(火)まで東京ビッグサイトで開催される。今回のテーマは「ものづくりDNAを未来へ、世界へ」。
工作機械と関連製品はあらゆる工業の基盤となることから、工業立国・日本の技術水準を映す鏡として国内外から高い感心を集め、今では充実した併催企画に加えて、高度な情報交換の場として世界中から注目されている。今回は、865社が5083小間に出展し、先端技術がつまった製品を世界に向けて展開する。

製造現場ドットコムが選んだ注目企業の見所を一挙公開!(アイウエオ順)
各社の見所の中には製造現場ドットコムならではの、さらなる詳細記事のリンク先が貼ってあるのでぜひクリックして欲しい。

(アマダグループ、イワタツール、栄工舎、オーエスジー、オークマ、大阪機工、北川鉄工所、黒田精工、ジーベックテクノロジー、ジェイテクト、セコ・ツールズ、ダイジェット工業、大昭和精機、タンガロイ、DMG森精機、ナガセインテグレックス、日進工具、日立ツール、不二越、牧野フライス製作所、三井精機工業、安田工業、ヤマザキマザック、ユキワ精工、碌々産業)

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【特別レポート】JIMTOF2014まとめ! 工作機械はタッチパネル型の制御装置が新登場! 流行の3Dプリンタなどを複合した新技術も! 工具や周辺機器は高硬度鋼の高能率加工、びびり低減工具、微細工具、新技術のセラミック工具まで! 

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JIMTOF2012が10月30日から11月4日までの6日間、東京ビッグサイトで開催され、前回を上回る865社が出展し、生産技術に関するニーズに応える各メーカーの製品の数々や先端技術を見ることができた。

今回も前回同様、将来性の点から、自動車・航空機・医療・エネルギー産業分野を狙った製品が目立ち、加工工程短縮にみる経済効果はもちろんのこと、製造現場の課題解決に向けたソリューションを提案していた。また、今回の展示会で注目すべき点は、大手工作機械メーカーがタッチパネル型の制御装置を新登場させていたことだ。また、複合技術もさらに進化を遂げ、3Dプリンタと融合したものもみられた。一方、工具や周辺機器も高能率加工を睨んだ新製品の数々を展開、嫌なびびりを低減する工具や、セラミック工具も登場した。記者が見た「JIMTOF2014」をレポートする。

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