Quantcast
Channel: 製造現場ドットコム - 製造現場は日本の底力!
Viewing all 1675 articles
Browse latest View live

タンガロイが新発想の次世代小径内径加工用工具『DoMiniTurn / Bore Line』(ドゥ-ミニターン・ボアライン)『材種KS05F / NS9530 / GT9530』『ワイパーインサートTSW 形』を拡充

$
0
0

140727タンガロイタンガロイ(社長=木下聡氏)は、次世代の小径内径加工用工具『DoMiniTurn / Bore Line』(ドゥ-ミニターン・ボアライン)をアイテム拡充し、このほど全国で発売を開始した。

銅合金やアルミ等非鉄金属加工用材種のKS05F、鋼仕上げ加工用に新サーメットシリーズのNS9530 / GT9530、さらに仕上げ面粗さの向上及び高送りによる高能率加工を実現するワイパーインサートTSW 形をWXGU タイプに設定する。

発売以来好評を博している『DoMiniTurn / Bore Line』は、一般機械加工における小径内径加工において、新発想によるインサート形状にインクリネーション切れ刃を採用し、高剛性と切りくず排出性を両立した最適設計ホルダにより耐びびり性を落とさず切りくず排出性を向上した。また、従来は片面使用のポジタイプインサートしか適用できなかった小径加工領域でポジタイプインサートと同等の低抵抗化を実現した両面仕様のインサートにより使用可能なコーナ数が2 倍以上と大幅な工具費の削減を可能にした次世代工具である。

これらのインサートは、既に発売済みの外径小型旋盤向け『DoMiniTurn / External Line』にも適用可能。この『DoMiniTurn』シリーズに新たな材種KS05F、NS9530、GT9530 とワイパーインサートTSW 形を拡充することで、多種多様な被削材及び加工用途に適用可能となり、生産性向上と工具費低減に大きく貢献する。


セコ・ツールズが335.25サイドカッタを拡張

$
0
0

140727セコ・ツールズセコ・ツールズは、好評を博している335.25 サイドカッタを、さらに幅広い用途に対応するため拡張した。このカッタは、以前は固定ポケット設計だったが、切削幅を 21 ~ 32mm、径を 125 ~ 315mm に調整できるようになった。

335.25 ポケットサイドカッタは、切削抵抗を抑え、切り屑排出を最適化する独自のチップ形状とカッタ設計を備えており、低ノイズで生産性および信頼性に優れた加工を実現する工具であり、335.25 は溝加工で強力な性能を発揮するほか、裏面、円弧およびヘリカル補間、プランジング加工においても高い生産性を提供する。

カッタには交換可能なカセットが装備されており、切削幅をすばやく簡単かつ正確に調整できる。これらのカセットには、耐久性を強化するために特殊なコーティングが施されており、またカッタ径に応じて最適な切り屑スペースと刃数を備えた 2 つの異なるサイズが用意されている。

カッタの費用効率の高いチップは、コーナ半径が 0.8 ~ 6mm の 4 枚の刃先と細かい仕上げ面用の内蔵ワイパーフラットを備えている。ジオメトリおよび材種(MP2500、F40M、MK2050、H25)をフルラインナップで取り揃え、広範な被削材の加工に適した工具である。

ヤマザキマザックが「高崎テクニカルセンタ」を新設

$
0
0

ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏)は、群馬県高崎市に、営業およびサービス活動を行うサポート拠点「高崎テクニカルセンタ」を新設し、7月18日から業務を開始した。
群馬県は古くから自動車産業、金型産業、精密部品産業などが発達した地域で、これら産業からの工作機械の需要も高い地域である。これまで同社製品の同地区での営業およびサービスは、太田テクニカルセンタ(太田市)が対応していたが、今後は今回新設の「高崎テクニカルセンタ」が担当する。

■高崎テクニカルセンタ
名 称 : 高崎テクニカルセンタ  
所在地 : 群馬県高崎市東町187-2   
TEL : 027-341-7337  FAX : 027-341-7357

*テクノロジーセンタとテクニカルセンタの違い
同社では「テクノロジーセンタ」を、ショールームやオーディトリアムなどを備え、工作機械の営業・サービスだけでなく、顧客の工場合理化など技術的なアドバイスも含めた経営全体もサポートする拠点としている。一方、「テクニカルセンタ」は、顧客により近い場所で営業及び迅速なサービス活動を行うための拠点である。現在、全世界に38ケ所のテクノロジーセンタと41ケ所のテクニカルセンタを開設している。

DMG森精機が東京グローバルヘッドクォータを開設

$
0
0

140727DMG森精機DMG森精機(社長=森 雅彦氏)が東京・潮見に「東京グローバルヘッドクォータ」をオープンした。7月18日に開所式を開催し、森社長のほか関係者によるテープカットが行われた。

東京グローバルヘッドクォータはDMGMORIとして全世界の顧客をサポートするため、スイス ウィンタートゥールに開設予定のもう一つのグローバルヘッドクォータと共に全世界の営業・サービスを統括する。東京グローバルヘッドクォータの1階には東京ソリューションセンタを併設し、DMG MORIの最新鋭の工作機械を常時約30台展示する。

また、ショールームとしての機能だけでなく、あたらしい加工技術を顧客と共同開発する場を設けることに加え、顧客に最先端の加工技術を習得する5軸加工スクールを開講する。

<東京グローバルヘッドクォータ>
●場所:東京都江東区潮見2丁目3-23(JR強要線 潮見駅徒歩2分)
●敷地面積:3570㎡
●建物:4階建て(合計建物面積7510㎡)
1階:東京ソリューションセンタ、2階:セミナールーム、応接室、NC素亜クール、3.4階:事務室
●従業員:約100名
●投資総額:約56億円

ヤマザキマザックが「西日本テクノロジーセンタ」施設強化

$
0
0

ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏)は、国内外にテクノロジーセンタ38ケ所とテクニカルセンタ41ケ所の計79ケ所のサポート拠点を設け、顧客に身近な場所で生産ソルーションとアフターサービスを提供しているが、このほど西日本地区の中核サポート拠点として1988年にオープンした「西日本テクノロジーセンタ」を、最新のマザックテクノロジーセンタ世界統一基準に従って、より高度・高品位な加工アプリケーションの提案するためのショールームフロア基礎の強化、プレゼンルームへの高機能機器導入などを行なった。これにより、顧客への最適なテクノロジーソリューションと迅速なアフターサービスの提供などサポート体制をさらに充実させることになる。
なお、7月25日、26日には「ヤマザキマザック西日本テクノロジーセンタ リニューアルフェア」を開催した。

■西日本テクノロジーセンタの概要
所 在 地: 大阪府東大阪市新庄西3-24    
TEL: 06-6745-1251 FAX:06-6754-1252
敷地面積: 1,140㎡(345坪)
延床面積: 1,396㎡(423坪)

展示機種: 計9台
① 省スペース・高生産CNC旋盤
QUICK TURN PRIMOS 100S

② ハイパフォーマンスCNC旋盤
QUICK TURN SMART 200ML

③バー材加工に特化したコンパクト複合加工機
INTEGREX i-100 BARTAC-S

④1チャッキング全加工 マルチタスキングマシン
INTEGREX i-200

⑤より身近な複合加工機
INTEGREX j-200

⑥新世代世界標準機 立形マシニングセンタ
VERTICAL CENTER SMART 430A LH

⑦薄物・長物ワークの高精度・高能率加工を実現
FJV 5 Face-35/60Ⅱ

⑧同時5軸加工・高精度多面加工マシニングセンタ
VARIAXIS i-600

⑨高速・高精度CO2レーザ加工機
SUPER TURBO-X 3015  

【動画アリ】不二越がアクアドリルEXオイルホール3フルート10Dを発売

$
0
0

不二越の人気製品であるアクアドリルEXシリーズのラインナップにアクアドリルEXオイルホール3フルートがある。切削バランスに優れた3枚刃と刃先形状の最適化やオイルホールの採用により、リーマレスも可能な高精度加工と高速・高送りにより、工程集約と大幅な加工能率の改善と工具費の低減に貢献することが可能になるとして好評の商品だが、これまでの3D用、5D用に、10D用をこのほどラインナップした。10Dでもリーマレスを可能にしている。また、切りくず処理が不安定なSS400でも、穴あけ深さ10Dを切りくずつまりによる切削抵抗の変動もみられず、非常に高能率で、しかもノンステップで加工を可能にする。

↓加工事例はコチラ↓
http://nachi-tool.jp/blog/index.php?e=196

↓リーマレスの動画はコチラ↓
http://vdg.jp/mqcZ93-p7d72/

↓カタログはコチラ↓
http://www.nachi-fujikoshi.co.jp/web/pdf/2233-2.pdf

ユキワ精工が手動コレットチャックを3シリーズ発売

$
0
0

140727ユキワ1上段:内径把握用ダブルテーパBDシリーズ 中段:内径把握用シングルテーパBSシリーズ 下段:外径把握用Aシリーズユキワ精工(社長=酒巻和男氏)は、このほど、『手軽に使えて、高精度』の手動コレットチャックとして、外径把握用のAシリーズ、内径把握用シングルテーパ型のBSシリーズ、内径把握用ダブルテーパ型のBDシリーズの3シリーズを発売した。

コレットチャックは、工作機械や搬送機に組み込まれ、ワークを固定するために使用される。コレットとユニットで構成され、ユニットに組み込まれたコレットが開閉することで、ワークの着脱と固定を行う。同社はコレットチャックメーカーとして50年以上にわたり、コレットチャックの製造を行っており、安定した精度、スプリング性、耐久性などに高い評価を得ており、信頼を博している。
手動コレットチャックの特長は以下の通り。






140727ユキワ2外径把握用Aシリーズ イメージ図1.簡単に使える手締め式
手締めでコレットのチャック・アンチャックを行うので、コレットを駆動させる為のシリンダ等の複雑な機構が不要。また、フランジタイプなので、取付が簡単。購入後、すぐに使用できる。

2.切削だけでなく、研削にも使用可能
コレットの振れ精度が5μmと高精度な為、切削だけでなく、研削でも安定した加工が可能。

3.標準品なので、短納期
標準在庫品なので、短納期対応が可能。


140717ユキワ3
*コレットはコレットチャック本体に付属しない。使用する口径をコレットの型番の(D)で指定すること。また、フランジ径や取り付け穴位置の変更は要望により特別対応するので、問い合わせること。

■問合せはもよりの営業所へ■
本社営業課 : TEL: 0258-81-1111
東京営業所 : TEL: 048-434-7101
名古屋営業所: TEL: 0561-64-0300
大阪営業所 : TEL: 06-6748-2020
海外営業課 : TEL: 06-6748-2021
ホームページ:   http://www.yukiwa.co.jp

OKK「東日本特別販売企画展~高能率加工への提案~」が盛況のうち終了

$
0
0

140727OKK1大阪機工(社長=井関博文氏)が7月18日(金)~19日(土)の2日間、同社東京テクニカルセンター(さいたま市北区日進町3-610)で、「東日本特別販売企画展~高能率加工への提案~」を開催し、多数の来場者が訪れた。

来場者が注目したもののひとつに、VM43Rで「Cut Tuner(びびり制御機能)」の実演があった。切込みを深くしていくと嫌なびびりが発生するが、画面の“びびり抑制”を選択するだけで最適な加工条件を検知し決定してくれるシステムである。主軸回転数を自動的に調整してくれるので、安定した加工条件でより高回転で高能率な加工ができる機能が特長だった。

展示会を見学していた来場者(商社)に今回の展示会の感想を尋ねると、「従来よりも剛性がアップしていたり、またはテーブルサイズが低くなっていたりと、作業者を考慮したうえで、しっかりしたつくりになっているなど、全体的にパワーアップしているのを実感した。こちらとしても非常に売りやすい機械になっている」と評判も上々だった。


ナガセインテグレックス 3年ぶりの内覧会はなにもかもがパワーアップ! 「NANO SOLUTION FAIR 2014」をレポートする! 

$
0
0

ナガセインテグレックス(社長=長瀬幸泰氏)が、7月16日(水)~19日(土)の4日間、「NANO SOLUTION FAIR 2014」を開催した。今回は3年ぶりに開催された内覧会で、「製品も技術も人も工場も前回より大きく進化しています。史上最高の完成度をぜひご覧いただきたい」と長瀬社長も自信たっぷり。同社の超精密機械は、導入される企業においても“秘密マシン”とする場合が多く、なかなか見ることができないことで知られているが、普段は拝見することが許されない精密組立棟も今回は特別開放していた。常に「前進と継続」をし続けるナガセの魅力が詰まった「NANO SOLUTION FAIR 2014」を取材した。

続きを読む

三菱マテリアルが溝入れ旋削工具「GYシリーズ」に一体型ホルダを追加

$
0
0

140815三菱三菱マテリアル 加工事業カンパニ-(カンパニ-プレジデント=増田照彦氏)はこのほど溝入れ旋削工具「GYシリーズ」に一体型ホルダを追加し、販売開始した。

溝入れ旋削工具として発売している「GYシリーズ」は、“トライロック-システム”の採用により本体剛性を大幅に高め、モジュラー型工具においても高能率加工が可能な工具として発売開始以降好評を博しているが、刃先基準セットが可能なオフセットなし一体型ホルダを追加発売することとなった。
オフセットなし一体型ホルダの主な特長は、以下の通り。

① インサート切れ刃先端位置とホルダ位置差が0mmとなっているオフセットなし製品であり、刃先基準のセットが可能。

② 高剛性の一体型ホルダにより、びびりを抑制し仕上げ面を向上。

③ 組合せ選択が可能なモジュラー型に対して使用用途が限られる代わりに、リーズナブルな価格に設定。

セコ・ツールズが耐熱合金および焼き入れ鋼の旋削ソリューションを拡張

$
0
0

140815セコツールズセコ・ツールズが、高性能の旋削用材種に TH1000 と TH1500 を加え、条件の厳しい被削材に対応する効率的なソリューションをさらに拡張した。どちらの材種も、ネガチップタイプとセンタロックチップの両方に対応しており、生産性と加工安定性が大幅に向上する。

TiSiN-TiAIN ナノ層ラミネート PVD コーティングを採用した材種 TH1000 は、切削条件が低く、断続切削を伴う切削でも優れた性能を発揮。さらに、高硬度表面加工物の旋削や焼き入れ鋼製部品 (HRC 50-62) の仕上げ旋削加工でも、最高の靭性とチップ耐久性を達成する。また、この材種は弾性が高いため刃先が破損しにくく、条件の厳しい用途でも優れた切り屑処理性を実現する。

TH1000 は、Inconel 718、Waspaloy、Nimonic C263 などの耐熱合金加工物の仕上げおよび中仕上げでも卓越した性能を発揮する。この材種は、他の超硬仕上げ材種と比べ性能が大幅に前進しており、切削速度を 50~100 %も向上できる。超硬材種の TS2000 と CP200 や CBN 材種の CBN170 と組み合わせると、耐熱合金仕上げに完璧なパッケージが完成する。

TH1500 は、高い切削条件に対処するために開発された。セコ・ツールズ独自の Duratomic® コーティングを採用して耐摩耗性と刃先の高靭性と実現しているので、焼き入れ鋼製部品 (HRC 40-55) などの連続切削にも最適。TH1500 は、低~中速のねずみ鋳鉄やノジュラー鋳鉄の仕上げでも長寿命を達成するので、TK100 材種と TK2001 材種をうまく補完できる。

新しいチップ材種 TH1000 および TH1500 に使用できるチップブレーカ製品シリーズは、切り屑処理性を最大限に高めて、幅広い加工において工程の確実性の向上と工具寿命の長期化をもたらせてくれる。

ダイジェット工業の「サーメタル」に注目!

$
0
0

140815ダイジェット工業写真上:劣化した超硬合金 下:サーメタルCT500ダイジェット工業(社長=生悦住 歩氏)の新素材の「サーメタル」が好評だ。
超硬合金といえば硬くて耐摩耗性に優れているので、切削工具や金型などに採用される重要な材料だが、希少金属のタングステンは高値で取引され、超硬=高価である――という側面を持っている。同社では、超硬合金やセラミックスと同じ硬さと耐摩耗性を誇る材料があれば製造現場のコスト削減に貢献できるとして「サーメタル」を開発しており、最近ではコバルトやタングステンといったレアメタルを使用しない「サーメタル」を用いたダイスで金型を量産することに成功している。

「サーメタル」とは硬質材料として炭窒化チタン(TiCN)を主原料とし、金属結合相にて焼結した材料で、W・Wo を含まない新しい工具材料だ。

注目すべき点は、HV硬さ13.8GPa、破壊靭性値12.5MPa、抗折力2.3GPa(CT510)と超硬合金D2と同レベルで超硬合金、セラミックスと同じレベルであること。耐摩耗性と耐欠損性のバランスも良い工具材料だ。また、ステンレスハガネやアルミニウム合金との摩擦が低く、焼付きの発生を抑制する。900℃の大気中においても耐酸化性を維持し、高温条件でも安定使用が可能、不活性ガス雰囲気下で600℃を超えても硬さの急激な低下はみられない。炭窒化チタンが主成分であるから比重は5.8と超硬合金の1/3程度と非常に軽量なのも魅力である。低熱伝導であるから、恒温の被加工材の冷却を抑制し、セラミックスでは制作困難な複雑形状製品にも対応できる。

同社の「サーメタル」を用いたレアメタルレス金型だが、このほど燃料電池や車部品向けで一定の受注を確保したことから、今秋をめどに1億円強ほど投資し、量産するとしている。

オーエスジーが豊川市民病院へ絵画・書を寄贈

$
0
0

140815OSGa昨年年3月に創立75周年を迎えたオーエスジー(社長=石川則男氏)が、このほど記念事業のひとつとして、地元、豊川市民病院に絵画2点と書画1点の寄贈を行った。

豊川市民病院は、昨年5月に移設。新設の建物には、入口やロビーをはじめ、広大な空間と壁面を擁しているが、「そこにOSG所蔵の絵画2点と、書画1点を飾っていただき
病院を訪れるみなさまのひと時の心の安らぎに役立てていただければ」という思いのもと、今回の寄贈に至った。

去る7月14日(月)には、同社の大沢輝秀会長、油絵の作者の朝倉勝治氏、書画の作者の浜野龍峰氏の3名で病院を訪問し、病院より大沢会長に感謝状が贈呈された。今回の経緯、作品について歓談が行われた。

世界初! キタムラ機械が超高速立型マシニングセンタ「XrossCut(クロスカット)」を開発

$
0
0

140815キタムラ機械キタムラ機械(社長=北村彰浩氏)は、世界で初めてGコードMコードといったNC言語を知らない人手も写真画像からSTLファイルをつくり、プログラム作成の手間をかけずに加工できる超高速立型マシニングセンタ「XrossCut(クロスカット)」を開発した。

この機械は、1997年から開発を手がけ、2005年に経済産業省が創設した第1回ものづくり日本大賞の優秀賞を受けた超高速金型加工機から改良に改良を加え、17難の歳月をかけてようやく商品化に成功した世界にも類がない次世代型3Dマシニングセンタである。

近年注目されている3Dプリンタとはリバース(反転)の動き(3Dプリンタは主にプラスチック等を積層していくのに対し、同社の「XrossCut」は、同様の動きで掘り込んでいく)を用いて、3Dプリンタでは3次元生成が困難な高硬度な鋼材やアルミ合金まで幅広く切削加工で3次元形状生成を行うことができる。

従来使われていたNC言語でのプログラムを用いて、超高速で加工することも可能であり、主軸回転速度毎分70,000回転、切削送り速度は最大毎分120,000mmと世界最高速度を誇っている(左右方向はX・U軸を相対的にそれぞれMAX毎分60,000mmで移動)。従来の金型加工機等と比べて3倍以上の条件で3次元切削が実現できる。

140815キタムラ機械デモ制御装置は最もハイエンドな独自開発のキタムラ機械オリジナルCNC制御装置「Arumatik-Mi」を搭載して、従来の5倍の演算処理速度と最大で従来の25万倍以上の512GBハードディスクドライブによる大幅な加工時間短縮を可能にして、さらに加工時間が100時間を超すような大容量のプログラムでも分割せずに余裕を持って一括処理が可能となるうえ、USBメモリからも同様の直接運転も可能になる世界に類をみないマシニングセンタである。

なお、「XrossCut」は本年9月8日~9月13日に開催される「IMTS2014・シカゴショー(小間番号:S-9148)に出品する。

ヤマザキマザックが生産性をさらに向上させたレーザ加工機のベストセラー 「SUPER TURBO-Xシリーズ」の販売を開始

$
0
0

140815マザック1ヤマザキマザックはレーザ加工機のベストセラー機SUPER TURBO-X マークⅢシリーズに代わり、生産性をさらに向上させた新シリーズSUPER TURBO-X 2412、3015、4020の3機種の販売をこのほど開始した。 

SUPER TURBO-X シリーズは、1994年の発表以降、マークⅡシリーズ、マークⅢシリーズへと製品強化され、全世界の顧客から高精度、高生産性、接近性や作業性の良さなどで好評を得ているベストセラー機。新シリーズは、新開発のNC装置MAZATROL PREVIEW 3を搭載し、早送り速度を約2倍にアップさせるなどで生産性をさらに向上させている。

UPER TURBO-X 2412、3015、4020の特長

1.高生産性。

(1)新NC装置MAZATROL PREVIEW 3を搭載し、薄板高速加工において高速・高精度制御により生産性約10%向上。
業界最速CPU内蔵の新開発NC装置搭載により、高速・高精度制御、最適加減速制御やレーザ発振指令の応答性を向上させることで、従来機に比べて薄板高速加工において生産性を約10%向上する。

(2)テーブル駆動タイプでは、トップクラスの早送り速度。
早送り速度が、従来機に比べ約2倍にアップした。
・SUPER TURBO-X 2412 : 50m
・SUPER TURBO-X 3015 : 50m 
・SUPER TURBO-X 4020 : 36m 
(注)上記はいずれも、X,Y軸の早送り速度

(3)段取り作業を自動化する数々の機能を標準装備。
ノズルチェンジャ、レンズ焦点距離自動測定及び補正システム、ノズルの自動清掃、オートキャリブレーション機能(倣いの自動設定)、サーボフォーカス機能。

(4)加工時間の短縮や加工不良の発生を監視する機能を搭載。
ピアシング検知、バーニング検知、プラズマ検知。

2.高機能。
1) テーブル全域で均一な切れ味を可能とする光路長一定構造を採用。

主な仕様
140815マザック2

販売価格は以下のとおり。
・SUPER TURBO-X 2412  2.5kW   51,800千円 (税別)
・SUPER TURBO-X 2412 4kW 55,700千円 (税別)
・SUPER TURBO-X 3015  2.5kW  52,900千円 (税別)
・SUPER TURBO-X 3015 4kW 56,900千円 (税別)
・SUPER TURBO-X 4020  2.5kW 65,100千円 (税別)
・SUPERTURBO-X 4020 4kW 67,300千円 (税別)

なお、同社では販売台数をSUPER TURBO-X 2412、3015、4020 の3機種合計で60台/年を目標としている。


自動車部品の加工を変える! DMG森精機が量産部品加工用高速横形マシニングセンタ「i 50」の販売を開始

$
0
0

140815DMG森1DMG森精機は、このほど量産部品加工用高速横形マシニングセンタ「i 50」の販売を開始した。今回「i 50」がラインアップに加わることで、「5C*」と呼ばれる自動車エンジンの主要な構成部品加工に最適な製品を全てDMG森精機から提供が可能になる。

「i 50」は、自動車のシリンダブロックとシリンダヘッドの加工に最適な主軸40番テーパの横形マシニングセンタ。ターゲットワークに特化した設計をすることで省スペースと高速加工を可能にしており、単位面積あたりの生産性が大幅に向上している。また、用途に合わせた2タイプのテーブルバリエーションや量産システムのライン構築への対応など高い付加価値を顧客に提供してくれる。
主な特長は以下のとおり。

140815DMG森2ガントリローダ仕様①省スペース
加工ワークをシリンダブロックとシリンダヘッドに特化させ、APCを搭載しない設計により、機械幅は1,680mmと非常にコンパクトを実現。機械幅を抑えた設計によりガントリローダ(ワーク搬送装置)仕様時の機械間ピッチは2,090mmでの配置が可能で、量産システムのラインでも省スペースで構築できる。機械前面の天井高さも極限まで低くすることで、ガントリローダを低く配置できるようにしている。これにより、ガントリローダの上下ストロークが短くなり、ワークの搬送時間短縮などによるサイクルタイムを短縮することができる。

②高速加工
主軸3軸(X/Y/Z軸)移動の採用とZ軸移動体の軽量化により高速加工を実現している。早送り速度は全軸でクラス最高の62 m/min、最大加速度は0.7G(X/Y軸)で、ドリルサイクルやタップサイクルを繰り返すZ軸の最大加速度は1.0Gを達成している。軽量化された移動体が生み出す高加速度により加工時間を大幅に短縮する。また、主軸の加速時間は0から最高回転速度12,000min-1までが1.0秒と立ち上がり時間が早く、A軸はダイレクトドライブモータを搭載することで90°割出し時間が2.5秒(クランプ・アンクランプ時間含む)と非常に高速である。

※5C:CylinderHead(シリンダヘッド)、CylinderBlock(シリンダブロック)、CamShaft(カムシャフト)、CrankShaft(クランクシャフト)、ConnectingRod(コネクティングロッド)

140815DMG森3シリンダブロック加工③高剛性
FEM解析により、軽量かつ剛性の高い機械構造を実現した。ベッドは厚みを持たせながらも軽量化し、スラント構造を採用することでZ軸方向の切削負荷を十分に受けられるようにしている。これにより、主軸3軸移動でも十分な剛性を実現しており、特に加工時の負荷が高いシリンダボアのボーリング加工でも問題なく加工できる剛性となっている。高剛性なベッドにより、3点支持構造での据付が可能。機械の水平調整が容易に行え、据付時間が大幅に短縮でき、地盤の形状や経年変化に影響されることもない。

④テーブルバリエーション
ユーザーの生産性をより向上させるため、A軸仕様とB軸仕様(オプション)の2タイプのテーブルを用意している。テーブルのA軸にはダイレクトドライブモータを内蔵。バックラッシもないため振動を抑制し、高効率な加工を実現する。標準で搭載しているA軸仕様はテーブル作業面の大きさが640mm×500mm、テーブルの最大積載質量は250kgで、最大幅640mm、最大振回し径φ620mmのワークに対応する。B軸仕様は、テーブル作業面の大きさが500mm×500mm、テーブルの最大積載質量400kg、加工できるワークは最大高さ700mm、最大振回し径φ700mm。また、AB軸仕様のテーブルの設計も進めている

140815DMG森4ライン仕様⑤切りくず処理
切りくずの堆積防止に効果的な傾斜角度をつけた機内カバーとセンタトラフ構造を採用することで切りくずの排出性を高めている。テーブル固定型の機械構造により、ボールねじやガイドを加工エリアの下ではなく全て主軸側に配置することで、切りくずによる破損のリスクを低減。加工エリアに切りくずを堆積させない構造により、切りくずによるダウンタイムの発生を抑止している。

⑥高効率なワーク搬送
ユーザーの要望に合わせて手動搬送(ローラコンベヤ仕様)や自動搬送(ガントリローダ仕様)など、ライン対応の高効率なワーク搬送システムの構築が可能。ガントリローダでは上下ストロークを短縮し、シャッタの開閉時間も2秒以内と短くしたことで、ローダサイクルタイムの短縮を実現した。省スペースな設置面積とサイクルタイムの短縮により、高い生産性の加工ラインを構築することが可能になった。

⑦省エネルギー
環境への負荷低減とランニングコスト削減のため、電力消費が小さい新型NC装置やLED機内照明などを採用しており、機械待機時にはサーボモータやクーラントポンプへの動力を遮断することで電力消費量を低減している。

⑧安全性
ISO規格、IEC規格、UL規格、JIS規格など全世界各地域の安全規格に対応している。

主な仕様
140815DMG森5
*[ ]はオプション

価格は29,800,000円(税抜き)。生産能力は月50台。

OKKがクラス最大級の高速性を実現した横形マシニングセンタ「HMC500」の販売を開始!

$
0
0

140815OKK1量産部品加工市場では、コスト削減が重要課題であり、加工機に求められる要求も高まっているのを受け、大阪機工(社長=井関博文氏)がこのほど、「HMC400」の上位機種として、高速性、高性能性、コストパフォーマンスに優れた「HMC500」を新たに開発し、製造販売する。優れた高速性能により、非切削時間の短縮を実現し生産性が向上する。





「HMC500」の主な特長

(1)高速性の追求
FEM解析により移動体構造・質量を最適化することで、早送り速度63m/min、最大送り加速度1G、工具交換時間(CtoC)2.9秒とクラス最大級の高速性を実現し、非切削時間を従来機約30%短縮し、生産性を向上する。

(2)主軸性能の向上
主軸には高速高剛性の4列組合せアンギュラベアリング、主軸モータには高トルクビルトインモータを採用することで鉄系からアルミ系まで、幅広い材料に対して高速切削が可能となる。

(3)大きな加工エリア
最大ワークサイズφ800×高さ1,150とし、自動治具インターフェースにも柔軟に対応が可能となっている。

(4)万全な切屑処理
天井シャワーとテーブル前後にコイルコンベヤ2機を標準装備しており、機内での切削堆積を防ぎ、切屑を速やかに機外に排出する。

(5)ECO対応
環境への負荷低減として、LED照明採用による省エネや送り駆動部のグリース潤滑採用による廃油削減などにも対応している。また、同社独自のエコスリープ機能(機械待機状態でのチップコンベヤ、油圧ユニット、サーボモータの動力を遮断)により、待機時の消費電力を約35%削減できる。(%表示は同社従来機との比較を示す)。

主な仕様
140815OKK2

販売予定価格は31,800,000円。
販売台数は年間60台を目標としている。
なお、今年9月8日から米国のシカゴで開催されるIMTS2014、10月30日から東京で開催されるJIMTOF2014に出展する。

ジーベックテクノロジーと不二越が「ドリル加工時のバリ」をテーマに共同セミナーを開催

$
0
0

140815ジーベックテクノロジー1このほどジーベックテクノロジーと不二越が共同で、“ドリル加工時”のバリをテーマにしたセミナーをジーベックテクノロジーの開発拠点であるジーベックプラス(東京都大田区東糀谷)で開催した。

不二越が切削工具の形状と加工条件・加工方法によるバリの抑制方法を、ジーベックテクノロジーが交差穴のバリ取り・内径研磨の自動化方法を紹介し、マシニングセンタを使った加工実験を行った。

バリ取り大学の特別講義「ドリル加工時のバリ生成メカニズム」も行い、理論と実践を提供した。

ユーザーが直面するバリの問題点に焦点を当てる

140815ジーベック住吉慶彦ジーベックテクノロジー社長切削工程から考えるジーベックバリ取り自動化セミナーは今回で二回目。第一弾は、“エンドミル加工時のバリ”をテーマに日進工具と行い、約30名のユーザーが参加したが「実演加工でイメージが沸いた」など好評だった。メーカーの主催するセミナーは自社製品のPR目的に行われることがあったが、ジーベックテクノロジーが企画をする「切削工程から考えるバリ取り自動化セミナー」は、ユーザーが直面するバリの問題に焦点を当て、切削工具メーカーと共に解決策を提示するところに特長がある。

140815ジーベック3XEBECブラシは1本の線材に500~1,000個の切れ刃を持っている。ジーベックテクノロジーの住吉慶彦社長は、この企画の背景について、「第二弾の今回は、ドリル加工時のバリに焦点を当て、理論と実践により受講者がバリ取り・研磨の自動化へ向けて具体的に取り組めるように知識、ノウハウ、事例を提供します。これまで弊社は、独自のセラミックファイバー素材を活用した工具を開発し、手作業で行われることの多い、バリ取り・研磨工程の自動化を提唱してきましたが、バリ取りは全ての使用・工程が決定したあとに検討されることが多く、バリ取りの自動化を実現するには、工程設計段階から設計者や生産技術者、製造ライン担当者、品質管理者など多くの関係者がすり合わせを行う必要がありました。バリ取りの自動化に成功されているユーザーは、切削工程から見直して「バリをコントロールしている」という特長もある。そこに着目して切削工程でどのような工夫をすればバリをコントロールできるかという具体策を提示し、ユーザーがバリ取り自動化に向けた第一歩を踏み出しやすいようにするのが狙い」と話した。

140815ジーベック4不二越の人気商品「アクアドリル」参加者に感想を聞いてみると、「アクアドリルフラットについては社内でも実例があった。弊社は研磨機を使って表面研磨をしているが、セラミックファイバーなどを使ったバリ取りの自動化については時間が短縮できるなど能率が高められるのかもしれないと感じた。別な用途でも使えそうだな、ということも頭に浮かびました」(装置メーカー)

「アクアドリルは弊社も使っているが加工面が綺麗。ジーベックの推奨するバリ取りの自動化は加工効率の向上が期待でき、非常に興味があります」(自動車メーカー)と、参加者の評判も上々だった。

なお、第三弾は、“フライス加工時のバリ”焦点をあて、バリ抑制チップを開発するなどバリに対する問題意識の高い住友電工ハードメタルと今秋の開催を計画中である。また、第一弾も定員オーバーのため参加できなかったユーザーも多数いたという人気の日進工具とは年内に再度“エンドミル加工時のバリ”に焦点を当てた共同セミナーの開催を予定している。

オーエスジーが75周年記念のモニュメントを披露 込められた思いは「不可能なことはない」

$
0
0

昨年3月に75周年を迎えたオーエスジーが、このほど記念行事の一環としてオーエスジーアカデミー(豊川市一宮町)に建てられたモニュメントを記者団に披露した。同社の大沢輝秀会長は、「この場所は弊社の頭脳が集結する場所でもある。オリジナリティを持って果敢にチャレンジする精神を持って欲しいという願いも込められている」と話す。モニュメントを制作したのは、数々のプロジェクトをこなし、多くの受賞歴を持つ世界的な彫刻家の三澤憲二氏。お二人の出会いから、このモニュメントを制作した意図、込められたメッセージなどお話を伺った。

続きを読む

2014台湾生活用品及びパテント商品商談会 in東京 入場無料、サンプル展示多数!

$
0
0

台湾生活用品メーカー・輸出業者72社が来日し、9月26日(金)にホテルオークラ東京(東京都港区)で「2014年 台湾生活用品及びパテント商品商談会」(主催:経済部国際貿易局、執行:台湾貿易センター)を開催する。毎年恒例となるこの商談会は定期的に商談ができる場として、2013年は三会場合計1,739名のバイヤーが来場した。

●開催概要
9月26日(金)09:30-17:00 (入退場自由)
ホテルオークラ東京 本館1階「平安の間」
(東京都港区虎ノ門2-10-4)

●主要展示商談品目
家庭用品、インテリア、ヘルスケア用品、ギフト、文具、バッグ、電子製品、DIY用品、ハードウェア、カー用品、スポーツ用品、家電製品、アウトドア用品、園芸用品、ペット用品、美容用品、高齢・介護用品、アイデア・パテント取得製品、その他。

↓面談会詳細はコチラ↓
http://www.taitra.gr.jp/event/life/index.html

↓来場事前登録(無料)↓
http://www.taitra.gr.jp/event/life/reg.html
送信完了後、「登録受付済メール」がご登録のメールアドレスに送信されるので、会場受付では登録受付済メールのプリントと名刺2枚を提示すること。

Viewing all 1675 articles
Browse latest View live