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「各型とも好調」日本金型工業会が総会を開催

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140619金型あいさつする牧野会長日本金型工業会(会長=牧野俊清氏)が6月6日、都内のホテルインターコンチネンタル東京ベイで第2回定時総会を開催した。

あいさつに立った牧野会長は、「金型業界はリーマンショック後の落ち込みが厳しく、60~70%落ち込むなど厳しい状況が続いていたが、今年3月の機械統計をみると、消費英の駆け込み需要もあってか各型とも好調であった。低調だったプラスチック金型も2009年以降最高額となっている。鍛造用金型は2008年の2倍である。経済産業省作成の新素形材産業ビジョンに続き、われわれも新金型産業ビジョンを作成した」と述べた。

この金型産業ビジョンは、小規模企業が対応できることをモットーに、①営業力(提案力)、②海外展開、③金型技術を活かした周辺分野への事業展開、④人材確保・人材育成、後技術研究開発、⑥サプライチェーンを有効なものとするための連携・提携の推進――に基づきまとめられている。

総会終了後、防衛省陸上自衛隊大阪地方協力本部長 陸将補 大塚裕治氏が「自衛隊と防衛産業は車の両輪」をテーマに講演した。

続いて、懇親会が開かれ、関係者は親睦を図った。


「商社にとって最大の財産は人である」日本工作機械販売協会が総会を開く

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140619日工販1挨拶する上田会長日本工作機械販売協会(会長=上田良樹三菱商事テクノス社長)が6月10日、都内の第一ホテル東京で第45回通常総会を開催した。

総会後の懇親会で上田会長は、「いよいよ日本のものづくりが元気になってきた。アベノミクスに支えられ良い調子で推移している。わが国の工作機械業界はグローバルベースで拡大する市場をしっかり捉え、着実に躍進していると思っている。精密分野は日本の技術が世界のものづくりを支えているが、これも増加基調にある。市場のニーズの多様化、複合化が進む中で、品質の重要性、技術の先進性が求められており、日本のものづくりが活躍できる場が広がっている」と述べ、「商社にとって最大の財産は人である。今後も人材育成に注力していく」と強調した。

140619日工販2須藤経産省産機課長来賓を代表して須藤治 経済産業省製造産業局産業機械課長が、「リーマンショック後の厳しい状況、超円高などに苦しめられた時代の中、皆様は幅広いネットワークとソリューション力、コンサルティング機能を持ちながら、ユーザーとメーカーを繋ぎつける役目をされてきた。一番の資本である人についても人材育成に注力されている。うんと儲かる資格があると確信している」とあいさつをした。

140619日工販3花木日工会会長続いて業界を代表して花木義麿日本工作機械工業会会長(オークマ社長)が、「5月の日工会受注速報を発表すると、5月は前年同月比で24%増の1204億円だった。昨年末から9月連続で1000億円越えが続いている。また、3月からは1200億円を超えた状態が3カ月続いており、今年1月から5月までの受注額の累計は5732億円となり、年初に申し上げた日工会目標の1兆3000億円を上回るペースで推移をしている」とし、設備投資減税に触れ、国内の設備若返り需要が膨大にあるとの見方を示した。

乾杯の発声を千葉雄三日本工作機械輸入協会会長(CKB社長)が行った。

超硬材直彫り加工技術セミナーが大盛況

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140619セミナー去る6月5日、名古屋市内のトヨタテクノミュージアム産業技術記念館で、オーエスジー、ソディック、フジBC技研、ジェービーエム、ケイアイティーが合同で超硬材を直彫りするための技術を紹介するコラボレーションセミナーを開催し、多くの聴講者で賑わった。

「高能率至上主義」とうたったこの技術セミナーは、加工概念を変えて高効率を目指すことを目的とし、各企業の得意技術を用いた製品の特長を分かりやすく説明をした。

トヨタテクノミュージアム 産業技術記念館を見学したあと、館内で懇親会が開催され、参加者は交流を深めた。

「今年はJIMTOF開催年。精一杯のパフォーマンスを」日本工作機器工業会が総会を開く

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140619機器1あいさつする寺町会長日本工作機器工業会(会長=寺町彰弘氏・THK社長)が5月28日、都内の芝パークホテルで通常総会を開催した。
総会後の懇親会で寺町会長は、「工業会の実績を申し上げると残念ながら前期比7%のマイナスになり1460億円の販売額になったが昨年末から回復傾向にある。現在、各工業会でも明るいお話を伺っている。皆様の顔色も大変いい。明年は60周年を迎え、臨時理事会で60周年のお祝いをしよう、ということになった。今年はJIMTOF2014の開催年である。私どもも49社の皆様に参加していただき、384小間という過去最大に近い小間数を確保してこの展示会に臨む。この元気が続いていれば、とても良いタイミングの展示会になると思っている。会員の皆様におかれましては精一杯パフォーマンスをしていただければと思っている」と述べた。

140619top2あいさつする須藤経産省産機課長来賓を代表して須藤 治経済産業省製造産業局産業機械課長が、「皆様はあらゆる製造業を支えている不可欠な存在である。この機器がなかったら成り立たないという確固たる地位を築き上げているといえる。皆様方は枠に捕らわれず、枠を超えて様々なことに取り組んでいた。産学官連携という言葉が踊らずに根付いていると実感している。皆様の努力の結果、昨年9月あたりから対前年プラスという言葉を聞いた。暦年ではマイナスなのに年度ではプラスというのは、1~3月までがどれだけ良かったか、ということになるが、この勢いを続けて、来年の明るい60周年を迎えていただけたらと思っている」とあいさつをした。

乾杯の発声は北川祐治副会長(北川鉄工所社長)が行った。

アマダがファイバーレーザ発振器量産体制確立へ ~複合マシンを含む、次世代型新商品も投入~

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アマダ(社長=岡本満夫氏)は、世界的に受注が増加しているファイバーレーザマシンの発振器量産体制を確立するため、富士宮事業所(静岡県富士宮市)・組立工場(第5工
場)内に清浄環境内で個別にクリーン度を維持できる大規模な「クリーンルーム」を新設した。

「クリーンルーム」の稼働による、レーザ発振器の最大生産能力は月産40 台(8ブース×5回/月)。従来の2.5 倍の供給体制が完成します。投資額は約4億円、設備総面積は1,208 ㎡。

同社の2013年度のレーザ全体の販売台数は約1,000台で、前年と比較して10%以上増加している。今後は複合マシンを含むレーザマシンの需要は2倍以上に拡大すると見ており、そのうちファイバーレーザ搭載機は30%以上を占めると予測している。同社ではファイバーレーザ発振器の生産台数は、2013 年度の14 台/月に対し、2014 年度は26 台/月、2015 年以降も急速に拡大すると見込んでいる。

アマダにおけるファイバーレーザのこれまでの経緯

■2011 年 世界で初めて、機械メーカーとしてファイバーレーザ発振器を開発し、自社製発振器を搭載した「FOL-3015AJ」を発表。

■2012 年 世界最大の工作機械見本市「Euro BLECH(ドイツ)」にて、工程統合マシン シートセンター「LASBEND-AJ」、ファイバーレーザマシン「FLC-3015AJ」、複合マシン「FLCP-2515AJ(当時名称)」を発表。

■2013 年 アマダ・ソリューションセンター(伊勢原本社)で開催されたイベント「AMADA
Innovation Fair Global 2013(AIFG2013)」において、シートセンター「LASBEND-AJ」、
「FLC-3015AJ」を発表。

■2013 年 アメリカ「FABTECH2013」にて、2kW の出力で板厚25mmまでの切断を可能にした最新ファイバーレーザマシン「ENSIS-3015AJ」を発表、同時に新型ファイバーレーザマシン「LCG-AJ」発表。ファイバーレーザ発振器を搭載した商品は、2011 年「FOL-3015AJ」をフラッグシップマシンとしてスタートしてから、順調に市場拡大。このファイバーレーザ発振器の供給・保守にグローバルで対応するために、同社では3つの指針で発振器の供給体制を確立している。

①富士宮事業所にグローバルの基幹となるファイバーレーザ発振器供給体制を構築。
②同時にファイバーレーザ発振器の需要拡大に応じたサービス体制の強化。
③次のステップとして、欧米へのファイバーレーザ発振器供給体制を用意。

新設する「クリーンルーム」は、全部で14 ブース。このうちファイバーレーザ関係が、生産用8ブース、開発用2ブース、保守用1ブースの11 ブース。
開発用ブースでは、今後さらに進化していく光技術を見据えた、次世代発振器の開発を行う。また保守用ブースは「クリーンルーム」内に設置された高クリーン度の「クリーンブース」で、顧客にに納入されたファイバーレーザ発振器内の「光エンジン」のメンテナンス、オーバーホールなどの保守を行う。また、ファイバーレーザ発振器自体の開発も第2世代へとバージョンアップし、小型化によりビルトインが可能になると同時に光の品質も向上。低出力で高い加工品質を実現することも可能になった。

今後は、現在の2kW、4kW に続き、6kW の発振器の生産も行う予定であり、日進月歩のレーザ技術を常に最新技術により追求しながら、次世代発振器の開発を継続していく。

今回は富士宮事業所において、ファイバーレーザ発振器の供給・保守体制の基本システムを確立し「お客さまの工場の加工を停めることのないサービス」を構築するとしており、次のステップでは、欧米向け供給拠点として米国現地子会社ブレア工場内に、前述しました基本システムをベースとした同様のファイバーレーザ発振器の供給・保守体制が構築されることが計画されている。ファイバーレーザのグローバル展開により、今後増加する需要に応じた「適地適量生産」の供給体制を国内外に構築し、自社製ファイバーレーザ発振器のメリットを生かした、敏速できめ細かい保守体制も整備していくとしている。

●設備情報●
・設備投資金額 : 4億円
・面積 : 総面積 1,208 ㎡
クリーンルーム 608 ㎡(16m×38m)
組立エリア 600 ㎡(24.5m× 24.5m)
・生産能力 : 月産40 台
・クリーンルーム内設定
①ファイバーレーザ生産用:8ブース
②ファイバーレーザ開発用:2ブース
③ファイバーレーザ保守用:1ブース
④光学室:1ブース
⑤CO2 用:2ブース

超硬工具協会と日本工具工業会が統合を検討

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140619z握手を交わす増田超硬工具協会理事長(右)、堀日本工具工業会理事長(左)6月17日、超硬工具協会(理事長=増田照彦氏)と日本工具工業会(理事長=堀 功氏)が、統合を検討しているとして都内で共同記者会見を開いた。
概要は以下の通り。

両団体は歴史が古い。戦後GHQ指令で軍や戦争と深い関係があったとされる団体は解散させられていたが、1948(昭和23)年、商工省(現経済産業省)の主導のもと機械産業関連の多くの事業者団体が新たに発足した。超硬工具協会、日本工具工業会はともにこういった時代背景のもとに、機械工具関連の他団体と同様に事業者団体としてそれぞれ同年に設立された。

ともに前身の団体であるそれぞれの協議会の流れを受けて、超硬工具協会は超硬を素材とする工具製造業者19社、日本工具工業会は高速度工具鋼(ハイス)を素材とする切削工具製造業者を中心とする95社でスタートしてからというもの、以来66年間、途中には行政からの要請や他の事情によって何度か統合を検討したこともあったが、それぞれ独自の境界運営を行いつつ現在に至っている。今では超硬工具協会は業界規模3000億円、正会員37者、准・賛助会員35者で総勢72社。一方、日本工具工業会は業界規模1000億円、正会員35者、賛助会員17者で総勢52社の団体となっている。

同時期に設立されて関連団体として交流のある機械工具関連5団体(他にダイヤモンド工業会、機械鋸・刃物工業会、研削砥石工業会)の中でも、超硬工具協会、日本工具工業会の2団体は一部製品の規格、需要家、用途、流通等が同じであることもあり、従来から交流が深い。

近年では工作機械の進歩により超硬素材の適用範囲が拡大し、日本工具工業会の会員企業においても大半のメーカーが超硬工具の製造を行っており、両協会の垣根が低くなってきている。また、第2回目から欧・米・日の3工具団体の共催となったWCTC(日本切削工具協会)の統一名称で臨むなどしており、そもそも個別の団体として運営されていることに対する違和感も唱える声もあった。

これらの事情を背景として、過去何度か統合を前向きに検討した経緯があるが、当時の協会幹部によれば統合のニーズを充分認識しつつも、一方で課題もあり、踏み切ることが出来なかったというのが実情である。しかしながら、特に、一昨年来のコバルトリスク問題への対応、WCTC2013京都大会のホスト国としての対応など、両団体が共同で活動する事案がクローズアップされ、一層連携のニーズが高まってきている。

会員が事業者団体に加盟しているメリットとして、業界統計のフィードバックを得て個々の企業が自社のポジションを確認できること、関係省庁からの情報入手、折衝、さらには他団体などとの折衝など個々の企業で対応しづらい案件への対応、製品の統一規格などを世界に向けて示す発信力の向上などが先ず挙げられるが、業界統計に関しては両団体の会員に共通する製造品目(ソリッドドリル、ソリッドエンドミル)においては一本化することによってより精度の高い統計データが得られることとなる。また、工具工業会の統計品目に入っていない超硬製品‘インサート)を製造する会員もあり、この点でも統合による統計精度向上効果がある。情報収集。各種折衝に関しては、業界規模の拡大によるプレゼンス向上が期待できる。

さらに、統合によって下記のようなシナジー効果が期待できる。

①事業活動の活性化
委員会活動、表彰、親睦活動などにおいて会員数が倍増することによって、活性化が図れる。

②共通テーマを持つ委員会活動の連携強化
コバルト問題への取り組みなどすでに両団体の環境委員会が連携して対応を進めている案件があるが、委員会の一本化によって連携が強化される。

③事業規模拡大による発進力向上
両団体が最近特に注力している環境活動への取り組みなどについて、事業規模拡大によって成果発表など内外への発信力が高まる。

④共通製品の規格
共通製品(ソリッドドリル、ソリッドエンドミル等)に規格・用語統一の推進が図れ、世界への発信力が向上する。

⑤事務局の統合による効率的運営
事務所の統合他の効率化が図れる。

⑥マンネリ化からの脱皮
永年の事業運営の中でそれぞれにマンネリ化している部分もあろうと思われるが、お互いの第三者的な視点によって改善を図っていくことができる。

ステンレス鋼加工で重要な要因のバランスを取ることについて ~セコ・ツールズが解説~

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ステンレス鋼は汎用性の高い被削材であり、熱や腐食への耐性が必要不可欠な用途で幅広く使用されている。しかし、ステンレス鋼合金を優れた構造材にしている特性自体が、同時にステンレス鋼の機能部品への加工処理を複雑にしている。切削工具の特性や形状とアグレッシブな切削パラメータを慎重に組み合わせ、そうした要素のバランスを取ることで、ステンレス鋼の加工作業の生産性が飛躍的に向上する。今回、セコ・ツールズから技術的な要素を踏まえた取り組みを掲載する。
(文:セコ・ツールズ全社技術教育マネージャ、Patrick de Vos)

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下品なセクハラやじを飛ばしたのは誰だい? 

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ニュースによると東京都議会の都議会の本会議で女性議員が女性の妊娠や出産を巡る質問をしていた際に、男性の声で「自分が早く結婚すればいい」、「子供もいないのに」、「産めないのか」などという、とんでもない下品なヤジが飛んだというじゃないか。
これが本当であれば、誰がこんなことを言ったのかを追究してもらいたい。

こんな男性議員が仮に「われわれは女性の活用を支援します! 頑張れ日本の女性たち!」なんて主張をカッコよくしても、誰が信じるかっての。

「こういう男性に限ってさ、女性の活用を応援するといいながら、女性を悪用したPRを平気でするんだよね」、と多くの女性達は冷静にみていると思うぞ。

そもそもこの下品な発言の根底にあるのは、こういった発言が恥ずかしいことだ、と思わない感性にある。女性が子供のいない男性に向かって「タネがないのか」と発言するのと同じだ。実に下品すぎる。

こういったことをなんとも思わない男性が考える女性活用はどんなものなのか問うてみたい。このような馬鹿げた発言が公の場であるとは、本当に日本は先進国なのか、と疑いたくなった。というより、この「活用」という言葉もなんだかピンとこないというのが本音である。逆に「男性を活用する」とはあまり聞かないのはナゼだろう。どうせなら「能力の活用」と言って欲しいもんだ。

活用とは、大辞林では「物の性質・働きが十分に発揮できるように使うこと。うまく使うこと」とあった。人間が人間をうまく使う・・・という意味合いも含むわけで、この上から目線的な「女性の活用」という自体、あまり好ましく思えない。

私は常々、「性別や年齢を理由に個人の可能性を否定することのない世の中の仕組み作りが重要だ」と主張している。これが欠落すると、持続不可能な日本になりかねない。

以前聞いた話では、日本には身体障害者が150万人、自閉症は100万人、うつ病は400~500万人、その他にも引きこもり、認知症、知的障害、精神疾患・・・全てを合わせると2000万人を超えるとのことで、つまり日本人の5人に1人はなんらかのハンディキャップをお持ちである。人間は五体満足でいることのほうが少ないのだ。少子高齢化が進むので、この数字は今後、増加していく可能性が高い。

それだけじゃない。両親も年を取り、痴呆症やアルツハイマーにかかるかもしれない。多くの働き盛りには生活習慣病という病も忍び寄る。もちろん他にも重い病気にかかったり、事故にあったりするかもしれない。そして忘れちゃならないのは、これらのリスクは皆、平等にあるということ。いつまでも家族共々健康なことはあり得ないのだ。

結婚したり、離婚したり、親や子供の問題を抱えていたり、子供がいなかったり、シングルマザー(ファザー)だったり、仕事が忙しくて恋する時間がなかったり、日本は実に様々な人が社会を構築している。

病気や障害を持っていることは決して恥ずかしいことでもない。結婚をしないことも恥ずかしいことではない。われわれは人間だ。持続可能な元気のよい日本にするための鍵は、“男女の差別”ではなく、“皆が抱えるリスク”とうまくつきあいながら、いかに問題を解決するかにある。

毎度しつこく申し上げるが、それは、「偏見に満ちたマジョリティが正しいという社会であってはならない」ということ。いくつになっても健康で恋愛も仕事もうまくいくというスーパー健常者だけが社会を構成していると思ったらまさしく大間違いだ。


本当に日本の女性は生ぬるいのか

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セクハラヤジについて、その場で反論しなかったのはなぜか・・・という新たな議論が湧き上がっているようだ。女性都議の憤りが生ぬるい、ということだろうか。
ちょいと恥かしい経験を踏まえて書こうと思う。バツイチの子供なしだが、社会の波にもまれながら生きている女性の意見だと思って聞いてくれたらありがたい。

下品な暴言に慣れていない女性にとって、今回の件は、いきなり頬をぶたれたのと同じ。

わたしは若い頃、薄汚くてくたびれたオヤジ(上司)にいきなり胸を掴まれたことがあった。反論はおろか、「ひっ!」と言ったっきりだった。怖くて仕方なかった。家に帰って悔しくておいおい泣いた。こんな屈辱を受けたのにどうして反撃ができなかったのかと悔やんだ。当時は、いきなり不潔でくたびれて人生仕方なく生きているような、しかも父親くらいの年のオヤジがいきなり牙をむいて、うら若き女性のおっぱいを掴んだということは非日常的であり、ワケがわからなかったのだ。実際、本当に驚くと声も出ないものだと知った。(余談だが、後日、周囲に言いふらすという反撃に出たが、被害に遭ったこちらも恥をかいたという苦い記憶がある)。

また、人間というのは、不意打ちを食らうと、ヘラヘラと笑うこともある。これまた経験上の話だけれど、わたしは子供の頃から、ものすごく理不尽な目にあったときや緊張するとニヤニヤするので、よく叱られた。どうしてだか分からない。おそらく本能的なものだろうと思う。「これ以上攻めないで~」といったところか。

今では、笑顔は身を守るときの防御の一種なのかもしれないとも思っている。大人になってからも窮地に立たされるとニヤニヤするクセがあって、自分でもどうしたもんか、と呆れているくらいだ。

わたしの例は極端なニヤニヤの例だが、これは女性に限ったことではないと感じる。少しでもトラブルを避けたいと思うのは本能的なものであるからだ。

SNSを例に取ると、文字のみだけでは相手にぞんざいなイメージを与えてしまう場合もある。だから語尾に顔文字を入れたり、(笑)やwwwww などを入れたりと、柔らかいニュアンスを加えてカドが立たぬようにする方も多い。誰にも教わらなかったことだけれど、笑顔は相手からの攻撃をかわす防御みたいなものだ、と思ったのはこうした理由からだ。なので、本能的にビックリしたとき、一瞬だけ笑顔になってしまうのはすごく自然の反応ではないかと思った。

今回、女性都議が言葉の暴力という被害に遭われてしまったが、騒がないのも悪いともとれる意見は、たまたま虐めたい子がいたから虐めてみたけれど、「殴られたら文句を言わない方もどうかしている」という理屈に近いモノがある。問答無用で理不尽に殴る方が悪いに決まっているではないか。

女性都議の力量を問う声もあったが、その前に都議も人間である。この暴言はどんな強かで頑丈な精神の持ち主でも該当者であれば、一瞬怯むであろうと安易に想像がつく。公の場であるから、煮えたぎる怒りを正しく美しい日本語に変換するために、脳味噌がフル回転、感情を司る前頭葉がオーバーヒートしてしまい思考停止になっても不思議ではない。

例外としてわたしのような気が強い女性となると、「誰だ! 今言ったのは! 表に出やがれ! 」となり、機関銃のように悪い言葉をまくしたて、大騒ぎをする可能性があるでしょうけれど、現実的にはそういう女性は少ない。すぐさま反撃できるような性質が形成されるまでには、生まれつきの性格に加えて、社会に揉まれた時間がかかっているのだ。その場で品性の卑しい輩を相手にきつーい反論ができるまでになるには、それこそ、ある程度の人生経験が必要かもしれない。

ただし、不潔な中年に胸を鷲掴みにされるという恐ろしい経験をしたわたしが今、言えることは、このような経験はしなくても良い経験だったということ。「そこにおっぱいがあったから掴んだだけだ」と己を正当化するような輩をすでに時代は許さなくなった。

今回の「自分が結婚しろ」、「産めないのか」発言は、セクハラ発言、というカテゴリーのようだが、セクハラなんてもんじゃない。言葉の暴力だ。この件については、女性だけでなく、多くの男性からも怒りの声を聞くことができた。つまり、こうした発言そのものが許し難い問題である、という認識を多くの人々が示している。この暴言を吐いた議員は潔く名乗り出てもらいたい。

21世紀の日本にこのような公式な場において、暴言ヤジ議員がいて、周囲も嘲笑するといった風土がある限り、真の意味で女性が社会進出に結びつく政策を議論するのは難しいと感じる。上辺だけの「女性進出を!」なーんて、スローガンはいらない。進出そのものを阻害しているのは風土であることを忘れてはいけない。また、幸いなことに今の日本はグローバル化も進み、多くの人々がこういったことに気付いている。分からないのは一部の政治家だけであろう。

最も重要なことは、何度も何度もしつこく申し上げるが、多様化する世の中において、「性別や年齢を理由に個人の可能性を否定することのない世の中の仕組み作り」だ。「偏見に満ちたマジョリティが正しいという社会であってはならない」ということなのだ。

港湾空港総合技術センターが20周年

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140707scope1港湾空港総合技術センターが7月4日、東京會舘(東京都千代田区丸の内)で設立20周年を記念し、記念講演会・懇親会を開催した。

会に先立ち矢代博昭理事長が、「防災・安全を踏まえた港湾空港事業の取り組み、推進について皆様と意見の交換をしたいと思います」と述べた。来賓を代表して中村英夫東京都市大学名誉総長があいさつをした。続いて磯部雅彦高知工科大学副学長が、「津波防災を踏まえた今後の湾岸管理の目標」をテーマに講演をしたあと、懇親会が開かれた。

日立建機がハイブリッドホイールローダZW220HYB-5Bを開発

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140707日立建機日立建機(社長=辻本雄一氏)はこのほど、ハイブリッドシステムを搭載したホイールローダZW220HYB-5B(標準バケット容量3.4m3、運転質量18.2t)を開発した。

ZW220HYB-5Bは、ZW-5シリーズのZW220-5Bをベースにしている。搭載しているハイブリッドシステムは、日立グループの協力を得て開発したもので、ディーゼルエンジンで発電機を駆動し、発電された電気を走行電動モータに供給する構造。そのため従来のパワートレインのようなトルクコンバータやトランスミッションが存在せず、動力伝達のエネルギーロスが大幅に低減された。さらに、減速時の回生エネルギーを電気として蓄電器に回収し、加速時の駆動力に再利用することが可能になった。また、油圧システムをさらに高効率化するなど、従来機の作業性を損なうことなく、燃料消費量とCO2排出量を大幅に低減している。

同社では2003年に、業界初となるハイブリッドホイールローダ(運転質量7tクラスの試作機)を開発し、その後実用化に向けた研究を続けており、ハイブリッドシステムを搭載した建設機械の製品化では、油圧ショベルが先行し、2011年7月にZH200ハイブリッド油圧ショベルを発売。低燃費性能だけでなく、さまざまな現場に柔軟に対応できる実用性を兼ね備えた新世代ショベルとして、現場で愛されてきた。2013年12月にはその後継機として、一層の低燃費と作業性の向上を追求、優れたコストパフォーマンスを実現し、オフロード法2011年基準適合機ZH200-5Bを発売している。

ZW220HYB-5Bは、今後各種性能試験を実施した後、2015年春の市場投入に向けて、準備を進めていく。なお同機は、製品化に先駆けて、7月10日から14日までの5日間、北海道帯広市で行われる「第33回国際農業機械展in帯広」に出展する予定。

世界最大の自動車部品サプライヤが、ケナメタルエクスツルードホーンを表面仕上げに使用

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140707ケナメタル品質において、交差穴に残った粒子を取り除くことやミクロレベルの汚れを確実に除去することが課題である。カスタマイズされた複雑なバルブ、ギア、ピニオンや、数千にも及ぶ部品を数秒間で機械加工することは可能だが、完璧に仕上げるには数分もの時間がかかる。

ケナメタルがこのほど発売した、ケナメタルエクスツルードホーンはTEM(サーマルデバリング加工)などの独自の技術で、世界中のメーカーが直面している複雑化する仕上げの課題を解決するとして注目されている。

Delphi-TVSは、Delphi Corp.(米国ミシガン州トロイ)とT.V. Sundaram Iyengar & Sons(インド、カンチープラム)のジョイントベンチャー。 Delphiは、世界最大の自動車サプライヤであり、Delphi-TVSは、インド最大の自動車システムメーカーである。

「グローバルな企業であり続けるため、当社は、製品に世界クラスの品質基準を維持する大きな責任を負っています。」とDelphi-TVSの製造エンジニアリング部長のT.N. Umasankar氏はいう。課題としては、「ディーゼル燃料噴射部品、つまり大量の部品を製造しています。主な問題は、前の加工作業で発生した直角に交差する穴のバリの除去です」とのことだった。

Delphi-TVSは大量生産部品が年間約100万個にも迫り、手作業でバリを除去することは不可能だったが、 様々な調査の後、同社はケナメタルエクスツルードホーンのTEM(サーマルデバリング加工)ソリューションを選択した。

除去する被削材の量とチャンバー内の部品の量によって大きさを決めた封じ込めチャンバーに、加圧した可燃ガスと酸素の混合物が5~10気圧の圧力で噴射される。点火システムによりガスの混合物に点火し、燃料の酸化により20ミリ秒の高速のエネルギー波として熱エネルギーを放出。表面積が広く、断面が薄いという特徴により、内部にあるバリでも瞬時に焼き払うことができる仕組みである。ガスの混合物がワーク材全体を覆うため、すべての内部表面と外部表面が、短時間で酸化する。アクセスが困難または不可能な内部の交差穴や交差エッジを瞬時に加工することができる。

「数百回も据え付けを行ったり、TEM装置やプロセスの改良を重ねました」 と語るのは、ケナメタルエクスツルードホーンのグローバルマーケティングマネージャであるBruno Boutantin氏。「1つの要素は変わらない。TEMは1台の機械で年間100万個以上の部品を加工できる高速で低コストの大量生産プロセスです」

「TEMプロセスは、これまでバリ除去部門がスピードを維持するために苦労してきた大量生産アプリケーションに適しています」とUmasankar氏は述べている。

アマダがオプティカルプロファイル研削盤 GLS シリーズにLED 仕様機をラインアップ!

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アマダ(社長=岡本満夫氏)は、6月5日(木)から7日(土)にアマダ土岐事業所にて開催した『プレス・金型部品加工ソリューション展in 土岐2014』で新商品オプティカルプロファイル研削盤GLS シリーズ LED 仕様機(以下、GLS-LED)を発表し、注目を浴びた。

従来のGLS シリーズでは、投影機の光源にハロゲンランプを使用していたが、GLS-LED では高輝度のLED を搭載することで、より鮮明な投影像を実現している。単にハロゲンランプをLED に変更しただけではなく、LED の光源を機外に設置し、光ファイバーにより機内に光を取り込む方式を採用(特許出願中)。これにより、本体フレームの熱によるひずみを従来機の約50%に抑え、加工品質や精度が向上した。
主な特長は以下のとおり。

1.ランニングコストの低減
・LED の定格寿命は30,000 時間で10 年間交換不要(数値は使用条件により異なる)。
・年間のランプ代はハロゲンランプと比較して70,000 円の低減、電気代は31,000 円の低減となり、トータルで年間101,000 円のコスト低減となる(数値は使用条件により異なる)。

2.加工品質・精度の向上
・本体フレームの熱によるひずみを抑えることに加え、投影像の視認性が大幅に向上しエッジが鮮明となることで、誤差判別が容易となり加工品質や精度が向上した。

3.生産性の向上
・ランプ切れによるランプ交換工数、加工修正工数が削減し、生産性が10%向上する(数値は使用条件により異なる)。

同社では年間販売目標台数を150台と見込んでいる(海外含む)。

140707アマダLED

日立ツールが超硬質&超平滑DLCコーティング工具「エポックSD(S‐DLC)ディープボール(EPDB‐SD)」のアイテムを拡大

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140707日立ツール日立ツール(社長=田中啓一氏)がダイヤモンドに匹敵する硬度(超硬質)と優れた表面平滑性(超平滑)を併せ持つ、超高密度アモルファスカーボン(SDコーティング:スプリームDLCコーティング)被覆工具シリーズ、「エポックS-DLCディープボール」のアイテムを拡大しこのほど発売した。

同シリーズは、主に非鉄材料を対象とした市場で好評であり、さらなる小径工具への要望も寄せられた。同社では、①加工した面の品位が非常に良好であること、②加工した被削物へのバリの発生が少ないことなど、③高品位な加工を実現できること――が評価されており、今回追加するアイテムにより、より微細な形状加工に対応できることから、放電加工に使用される銅電極の精密微細切削や、アルミ、樹脂などの精密部品加工を高品位に仕上げることが可能となる。

同社のSDコーティングは、イオン化エネルギーの高いアークイオンプレーティング法を採用し、ドロップレットを除去する機構(フィルタードアーク技術)を併用することで、高エネルギーのイオンのみによって形成される高密度膜の成膜が可能。この技術により得られるSDコーティング被覆工具は、0.1以下の低摩擦係数により切り屑の排出性が格段に向上し、非鉄材料の切削加工能率を大幅に向上させることができる。

またダイヤモンドに匹敵する高硬度であるため、シリコンを多く含むアルミ合金のドライ加工や硬質粒子を含有した繊維強化材等の切削加工において加工能率・工具寿命を向上させることができる。年商は3000万円(全35アイテム)を見込んでいる。

●仕 様:エポックSD(S‐DLC)ディープボール(EPDB‐SD)
ボール半径R0.1~R0.2 9アイテム拡大(全35アイテム)

● 価 格:¥13,608~¥21,600(消費税込み)

DMG森精機が運営母体のMTTRFが総会を開催

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DMG森精機(社長=森雅彦氏)が主たる運営母体となるMTTRF(Machine Tool Technologies Research Foundation:財団法人工作機械技術研究財団) の年次総会が、このほど米国カリフォルニア州サンフランシスコ、インターコンチネンタルマークホプキンスホテルにて開催された。 2014年6月26日と27日の2 日間、世界各国より工作機械の研究者約80名が集まり、森社長の「グローバルな工作機械市場へ向けた活動について」の講演に続き、今後の工作機械の開発や加工技術に大きな影響を与える最先端の研究成果が発表された。

同社では、今後も工作機械に関する革新的技術の研究開発を行う大学及び公的研究機関を対象に、工作機械の提供など研究助成活動を世界的な規模で進めていくとしている。

※MTTRF(Machine Tool Technologies Research Foundation:財団法人工作機械技術研究財団)

2002 年10 月にDMG森精機株式会社(当時:株式会社森精機製作所)が基本財源を拠出して設立した米国政府公認の非営利財団法人。理事長はカリフォルニア大学デービス校及びバークレー校の山崎和雄教授、理事を森雅彦DMG森精機社長、および顧問の岡田夏生氏が務めている。

●MTTRF 年次総会 発表内容

1、5軸加工機の熱的要因
(チューリッヒ大学 Wegener 教授)

2、工作機械の基本動作におけるエネルギー消費分析と検証
(豊橋技術科学大学 内山教授)

3、カリフォルニア大学デービス校での製造研究と教育プログラム
(カリフォルニア大学デービス校 曽雌教授)

4、ボールエンドミルによる加工表面における5軸マシニングセンタの加工誤差の影響
(神戸大学 白瀬教授)

5、低音加工における熱分析
(ウィスコンシン大学 Pfefferkorn 教授)

6、ZrO2の振動補助旋削と高効率加工のための開発戦略
(ルーヴァン・カトリック大学 Lauwers 教授)

7、5軸マシニングセンタの円錐度テストの検証
(大阪工業大学 井原教授)

8、PVDコーティング工具を使用した難削材加工
(金沢大学 細川教授)

9、ギアと大型ギアセグメントのフライス加工手法
(ブレーメン工科大学 Goch 教授)

10、機械加工のためのデータマイニングと統計モデルをサポートするための工作機械プラットフォームの開発
(カリフォルニア大学バークレー校 Dornfeld 教授)

11、HSMのシミュレーション:チャッター検出のためのフォース係数とダイナミクス切削依存速度を正確に測定
(フローレンス大学 Campatelli 教授)

12、円錐台加工の運動学的誤差モデリング
(ダブリン大学 Byrne 教授)

13、ハンマーピーニングマシンによる金型生産の加工面改善
(ウィーン工科大学 Bleicher教授)

14、CNC マシニングセンタへの自由曲面加工の加工時間推定
(ブリティッシュコロンビア大学 Altintas 教授)

15、精密位置決め用のフレキシブルな機械要素
(マサチューセッツ工科大学 Chun 教授)


アマダが高い汎用性が特長のシングルクランクプレス「TP-FX シリーズ」を発売

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140707アマダzアマダ(社長=岡本満夫氏)は、このほど新商品としてシングルクランクプレス「TP-FX シリーズ(圧力能力450kN~2000kN の全6機種)」を発売した。


同シリーズは、1965 年から発売している汎用クランクプレス「TP シリーズ」の最新マシンでユーザーの加工ニーズに応えてきた実績ある機能に加え、デジタルネットワークに対応し、稼働状況/保全情報の見える化を実現している。また、エコカウンターおよびエコアイドル機能による省エネ化を図り、エネルギー効率も向上。
“生産性向上設備投資促進税制”の対象マシンとして販売する。



TP/br-FX シリーズ 主な特長

1.汎用性(Flexibility)
・抜き、曲げ、絞りなどの単発加工から順送などの自動化まで、高い汎用性で使用が可能。
・ISO13849、構造規格にも準拠した新しい汎用マシン。

2.機能性(Functionality)
・TFT カラー液晶表示器の標準搭載による視認性と操作性の向上。
・エコカウンターおよびエコアイドル機能を標準装備。
■エコカウンター機能…生産カウント数が設定カウントに達すると自動的にモーターが
アイドル状態になり電気消費量を抑制。
■エコアイドル機能 …設定した待機時間に達すると自動的にモーターが
アイドル状態になり電気消費量を抑制。
(消費電力量従来機比較 ⇒ TP-80FX:15.7%削減、TP-150FX:36.9%削減)

3.未来性(Futurity)
・パネルPC によるプレス稼働状況/保全情報の見える化。イーサネットを標準装備。
(1)リアルタイムモニタリング
(2)稼働生産履歴、タイムチャート
(3)アラーム情報、保守情報
(4)タブレット端末、スマートフォン対応

現在、プレスマシンは導入から数十年が経過して老朽化しているものが多く、今後は更新が進むと予想されているが、同社では、「TP-FX シリーズを提案し、引き続きお客さまのプレス加工を支援してまいります。今後、リンクプレスやダブルクランクプレスのFX シリーズも順次発売する予定です」としている。

主な仕様
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同社では年間目標販売台数をシリーズ合計200台としている。
販売価格(単体機)は、645万円(TP-45FX)から。

OKKが7月18日(金)、19日(土)の2日間、「東日本特別販売企画展~高能率加工への提案~」を開催

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大阪機工(社長=井関博文氏)が7月18日(金)~19日(土)の2日間、同社東京テクニカルセンター(さいたま市北区日進町3-610)で、「東日本特別販売企画展~高能率加工への提案~」を開催する。

OKK 東京テクニカルセンターの地図はコチラ↓
http://www.okk.co.jp/company/office_win/office_win3.html

出展機種は、立形マシニングセンタ「VM43R」、立形マシニングセンタ「VM53R」、立形マシニングセンタ「VM76R」、5軸制御立形マシニングセンタ「VC-X350」、立形マシニングセンタ「VB53」や、立形マシニングセンタ「VC51」、横形マシニングセンタ「HM400/40」。

“高能率加工への提案”が今回のテーマだが、熟練者の経験や技能に頼らなくても最適な加工条件が決定できるための方策などを知ることができるうえ、高能率加工セミナーでは、高能率加工におけるOKK独自機能を実演し、聴講者に分かりやすく解説してくれる。

見所満載の展示機デモ内容は以下のとおり。

●VM43R:Cut Tuner(びびり制御機能)実演。
●VM53R:ソフトAC(エアカット短縮機能)加工実演・加工時間短縮。
●VM76R:ソフトAC(適応制御機能)加工実演・工具寿命延長。
●VC51 :鉄系部品切削実演。
●VB53 :HQチューナ(最適化好条件選択機能)の機能効果。
●HM400 :タッチセンサを活用した無人加工デモ
●VC-X350:A⁵SYSTEMと5軸加工デモ。

ヤマザキマザック 自動車や建設機械などの部品加工に適した高速・高精度 立形タレット旋盤『MEGATURN SMART シリーズ』誕生!

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140707マザック1ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏)が、このほど高速・高精度な立形タレット旋盤MEGATURN SMARTシリーズを発表し、販売を開始した。同シリーズは、旋削機のMEGATURN SMART 500,600と回転工具主軸(ミル主軸)付きの500M,600Mの4機種に、各々機種の左右対称機MEGATURN SMART 500S,600S,500MS,600MS計4機種を加え、計8機種のラインアップ。

同シリーズは、高生産性、高精度を追求し、同型クラスで最速の主軸回転数と早送り速度を誇る。たとえば、高剛性ビルトイン主軸搭載により、ベルト駆動タイプの主軸と比較し、高速・高精度に加工できる。さらには、インテリジェント機能やローラガイド採用により、安定した加工精度を実現する。また、コラムがベッド上を移動する(クロスレールが無い)機械構造を採用しているため、コンパクトで大きな加工エリアを確保している。

マザック独自の自動ツール交換装置(オプション)により、工具収納本数の悩みを解決するだけでなく、タレット旋盤で問題となる工具と加工物の干渉を回避するなど、タレット旋盤の高速性と自動ツール交換装置による柔軟性・汎用性を両立させた革新的な立形タレット旋盤である。また、標準機と左右対称機との組み合わせにより、横並び配置、L字配置、対向配置など多彩な機械配置が可能で、作業効率の向上と省スペースをもたらしている。

人間工学(エルゴノミクス)を重視した操作性・保守性に優れたデザインと、使う立場を重視した使い易さ抜群のCNC装置MAZATROL SMARTを搭載。 自動車や建設機械などの部品加工に適した製品だ。

MEGATURN SMARTシリーズの特徴

1.高生産性
① 主軸は高加減速、低振動に定評のあるビルトインモータ主軸を搭載し、重量ワークの加工にも対応。
② クラス最速のX、Z軸30m/minの早送り速度を実現。
③ 高出力7.5kw(10HP)の回転工具主軸(ミル軸)により工程集約が可能。
④ コラムがベッド上を移動する(クロスレールが無い)機械構造により、工具と加工物との干渉が少なく大きな加工エリアを確保。
⑤ ボーリングツールなどは専用のATCマガジンから必要時にタレットの専用ホルダーへ自動交換するため、工具干渉を無くし、工具本数をフルに取り付けることができることから段取り工数を大幅に削減(オプション)。

2.高精度
① 高精度なC軸割り出しが可能。さらにはC軸によるコンタリング加工が可能。
② 機械から発生する熱や環境温度変化の影響による加工寸法誤差の補正を機械自身が適正かつ自動的に行うインテリジェント機能により、安定して継続的に高精度を維持。

3.作業効率と省フロアスペース
① 左右対称機と組み合わせて、横並び配置、L字配置、対向配置など多彩な機械配置バリエーションにより、作業効率の向上と省スペース。

4.操作性と保守性
① 視認性の良い大型窓、日常点検を容易にするバルブや潤滑装置などの集中配置、チャックやタレットへの良好な接近性、切屑の排出に優れたカバー形状とカバークーラント、旋回式CNC操作パネル、インテリジェントメンテナンスサポートなど。 

② 使う立場を重視した使い易さ抜群のCNC装置MAZATROL SMART。
・他社機に比べ1/4の時間でプログラム作成(対EIA NC装置搭載機)。
・すぐ画面移動ができ、データ入力時間を短縮できる「SMARTモード」を標準装備。

主な仕様
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販売目標台数は12台/月。
販売価格は以下のとおり。
・MEGATURN SMART 500 2050万円(税別)
・MEGATURN SMART 500S 同上
・MEGATURN SMART 500M 2440万円(税別)
・MEGATURN SMART 500MS 同上
・MEGATURN SMART 600 2180万円(税別)
・MEGATURN SMART 600S 同上
・MEGATURN SMART 600M 2600万円(税別)
・MEGATURN SMART 600MS 同上

トップインタビュー 「国内回帰の息吹を感じる」 稲葉弘幸 日本精密機械工業会会長(北村製作所社長)

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1958年に時計・光学機器・計測器や通信機器などの精密部品を生産する小形工作機械メーカーグループとしてスタートした日本精密機械工業会。1972年に名称を「日本小型工作機械工業会」と改称し、2012年には「日本精密機械工業会」と再度改称して今日に至っている。正会員は37社(2014年6月24日現在)、賛助会員49社(同4月30日現在)、特別会員1名の工業会だ。

今年6月に開催された日本精密機械工業会第57回総会にて新会長に就任された稲葉弘幸 北村製作所社長。「日本回帰への期待が高まりつつある」と見通しも明るい。
新会長としての豊富や業界を取り巻く背景などを伺った。

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三菱マテリアルがMVXドリルにステンレス鋼加工用インサートを追加発売

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140727三菱マテリアル三菱マテリアル 加工事業カンパニ-(カンパニ-プレジデント=増田照彦氏)が、刃先交換式ドリル「MVX形」にステンレス鋼加工用「USブレーカ」を追加し、このほど販売を開始した。

次世代穴加工用製品として2012年11月に発売した刃先交換式「MVX形」は、発売開始以降、最大の製品特長である完全4コ-ナ仕様により経済性、外刃内刃の最適配置と材種設定によって切削性と長寿命を実現している。表面硬度を高めると共に最適設計されたホルダにより高剛性を確保し、L/D=6の加工を実現しており多くのユーザーより好評であったことを受け、ステンレス鋼の穴加工において、さらなる工具寿命向上を実現するため、耐溶着性と耐欠損性を向上させたUSブレ-カを新たに開発、追加発売することとなった。
ステンレス鋼加工用「USブレーカ」の主な特長は、以下の通り。

①耐欠損性と切れ味を両立させる設計により、ステンレス鋼穴加工のドリル内刃として使用する事で、更なる寿命向上を実現。
②外周切れ刃にはワイパー刃を設け、良好な壁面精度を実現。
③耐溶着性に優れる材種「VP15TF」を採用することで、内刃に起こりやすい異
常欠損を防止。

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