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第15回(平成29年度)新機械振興賞受賞者が決定

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 機械振興協会(会長=釡 和明氏)がこのほど平成29年度の新機械振興賞の受賞者を決定した。 今年度は29件(大企業9件/中小企業7件/小規模事業者13件)の応募の中から、経済産業大臣賞1件、中小企業庁長官賞1件、機械振興協会会長賞6件、審査委員長特別賞2件が表彰される。

 新機械振興賞は、従来の機械振興協会賞(昭和40年度創設)と中堅・中小企業新機械開発賞(昭和45年度創設)を統合し、平成15年度に発足したもので、今回は第1回の機械振興協会賞から数えて52回目にあたる。平成26年度より業界団体等からの推薦のほか、自薦での受付を開始し、また小規模事業者を対象とした審査委員長特別賞を新設した。

 新機械振興賞の表彰対象は、独創性、革新性及び経済性に優れた機械工業技術に係る研究開発及びその成果の実用化により新製品の製造、製品の品質・性能の改善又は生産の合理化に顕著な業績をあげたと認められる企業等及び研究開発担当者である。

 第15回新機械振興賞は、新機械振興賞審査委員会(委員長 吉川弘之 国立研究開発法人 科学技術振興機構 特別顧問)において厳正な審査の上、決定されました。 

表彰式は平成30年2月7日(水)、機械振興会館ホール(地下2階)にて、午後3時から行われる。

■経済産業大臣賞
「レーザー円形操作溶接法を用いた車体骨格開発」
トヨタ自動車(株)

■中小企業庁長官賞
「高精細ディスプレイ向け極微量・高精度・平坦化塗布装置の開発」
AIメカテック(株)

■機械振興協会会長賞
「額縁レス表示が可能な押ボタンスイッチ」
NKKスイッチズ(株)

「ロボット位置決めによる高精度打ち抜きプレス加工装置の開発」
(株)サンコー技研(小規模事業者)

「スライス肉自動盛付スライサーの実用化」
(株)日本キャリア工業

「高感度と低ダメージを両立するレーザ照射式ウエハ検査装置」
(株)日立製作所/(株)日立ハイテクノロジーズ

「作業者負担を軽減した立ち植え式長いも植付機」
(株)フクザワ・オーダー農機/三陽商事(株)(小規模事業者)

「水素間接冷却による世界最大出力900MVA級タービン発電機の開発と製品化」
三菱電機(株)

■審査委員長特別賞
「空気対流を利用した壁掛け式屋外AED収納ボックス」
飯田電子設計(株)

「超音波の応用技術によるバリ取り洗浄装置」
(株)ブルー・スターR&D


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