岡本工作機械製作所(社長=石井常路氏)のモットーは、「技術は正しく」。昭和10年の設立以来、培ってきた研削技術及びラップ・ポリッシュ技術は、工作機械や半導体関連装置等の分野において国内外を問わず高い評価を博している。同社の特長は設計から製造までの一貫生産体制を実現する総合力であり、独創的な発想力・企画力で常に時代の先端を行く製品の開発に挑戦している。
安中工場は同社主力工場で、充実の設備と生産システムを誇る。半地下式で耐震構造に優れ、完全空調、防塵、精密加工・組立に対応する恒温工場だ。この工場内にはショールームも併設し、テスト加工や顧客との技術交流の場としても利用できるという最新鋭ファクトリーである。営業本部 グローバル営業部 グラインディングプロセスグループ グループ長の土屋恵児氏に案内をしてもらった。