今から95年前の1920年、清和鉄工(社長=達 俊彦氏、本社・出雲工場:島根県出雲市)は、大阪で創業された。当初は歯車を製造していたが、その後は歯切り機械の開発に着手、以降、ホブ刃溝研削盤、歯車ホーニング盤、歯車創成研削盤の製造を次々と開始し、まさに歯車一筋―――歯車の歯車による歯車のためのマシンを製造してきた歴史ある企業である。
今では、ハイエンドCNCホブ盤『Artis(アルティス)シリーズ』、高品質な加工機をリーズナブルな価格で提供する『Orbis(オルビス)シリーズ』、研削、ホーニング等の歯車の仕上げ用加工機『LUXIS(ラクシス)シリーズ』、歯車を中心とした工具関連加工機『FABRIS(ファブリス)シリーズ』と製品ラインナップも豊富であり、評価も高い。特にCNCギアホーニング盤は国内シェア半数以上を占め、抜きん出ている。
達社長を訪ね、お話しを伺った。