新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。 今年は、111名の新しい仲間を迎えることができることを大変嬉しく思います。しかし、現在の状況を考えた結果、今年は入社式を見送らざるを得ず、皆さん一人ひとりの顔を見ながらお話しできないことは、残念でなりません。
アマダグループは、本日「新生アマダ」として第一歩を踏み出しました。私も皆さんと同じスタートラインに立ち、「モノづくりを通じて、社会とお客さまに貢献する企業」として歩む決意を新たにしました。主力商品であるマシンやソリューションはもちろん、時代の変化に適合したサービスやソフトウエア、さらには環境に配慮した生産体制の構築など、様々な面で貢献していきたいと思っています。
一方では、コロナウイルスの広がりが世界中の経済や生活の混乱を招き、アマダやお客さまの事業活動にも制約や困難が生じています。しかし、私はこうした苦しい時こそ全社が団結することが重要だと考えています。現状を打破し、課題を解決しようとするチャレンジ精神や創造力が、新しい時代を拓いていくことにつながると信じています。アマダグループは、経営理念の一つに「お客さまとともに発展する」と掲げています。これは創業の時から変わらない、社員一人ひとりに刻み込まれた思いです。今こそ私たちはお客さまとともにモノづくりを通じた社会貢献によって、何ができるかを考えていくことが重要です。もちろん、今年入社された皆さんも一緒に課題解決に取り組んでいただきたいと思います。
私たちを取り巻く環境は刻々と変化しており、正解を見つけることがとても難しい時代です。皆さんには失敗を恐れず、変化を捉えて新しいことにチャレンジして欲しいと期待しています。力を合わせてこの難局を乗り越え、新しいアマダグループを築いていきましょう。