大垣精工並びにセイコーハイテック(社長=上田勝弘氏)が、それぞれ創立50周年(大垣精工)・創立35周年(セイコーハイテック)を迎え、10月1日、大垣市内の大垣フォーラムホテルで「感謝記念食事会」を開催した。国内外の業界関係者並びに政財界から350名がお祝いにかけつけた。
第一部は、「未来への挑戦 ~社会の生産性とレジリエンス向上を目指して~」をテーマにセコムの中山泰男社長が講演をした。続いて、びわ湖ホール声楽アンサンブル、長崎芸子連、元宝塚歌劇団のこだま愛氏が、歌と踊りで会場を魅了した。
鏡開きと小川敏大垣市長をはじめ多数の来賓からお祝いのあいさつがあった。
小川大垣市長は、「大垣精工グループは高度な技術力とグローバルな視野をもって会社を大きく発展させてこられた。この大垣市を支えていただき、大変ありがたく思っている。これも大垣精工グループの皆様の抜きんでた力を発揮した結果ではないかと感じている。こうした企業が大垣市を支えている。」と地域へ貢献する大垣精工グループに感謝の意を表した。
上田社長から感謝と記念事業の一環として、「水の都大垣ふるさと応援寄附金」、「岐阜大学創立70周年事業」、「立命館大学校友会未来人材育成基金」に、それぞれ目録の贈呈があった。
「どんなに物質文明が発展しても、いつの時代も“人”が主役である。」という上田社長は、本年、本社工場前に超精密金型・次世代プレス部品工場を新たに設立した。生産体制を強化し、次世代の自動車向け部品増産に対応するとして、ますます注目度が高まっている。