三菱マテリアル 加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=中村伸一氏)は、このほど多機能形ショルダカッタ「APX3000」に深切り込み用カッタボディを追加し、販売を開始した。
多機能形ショルダカッタ「APX3000」は、切削シミュレーション技術を用いたインサート形状により、ランピング加工をはじめとした、3次元加工に対応することで、さまざまな加工形態を可能にした多機能工具。外周刃に複数のインサートを配列した深切り込み用カッタボディを発売することで使用用途の拡大を図る。
多機能形ショルダカッタ「APX3000」深切り込み用カッタボディの主な特長は、以下の通り。
① カッタボディのバックメタル量が大きく、高い剛性を実現。
② 大きなすくい角により、切削加工時の熱発生を低減。
③ 外周刃に複数のインサートを配列することにより、シャンクタイプは28 - 55mmの切り込み量を実現。
シャンクタイプΦ20 - 40mmは9アイテム、アーバタイプ Φ40、50mmは2アイテムとなる。
標準価格
・APX3KR2004SN20S028A:90,900円
・(代表型番)APX3KR4018SA42M055A:164,000円
・APX3K-050A20A046RA:196,000円
(いずれも税抜価格)