Quantcast
Channel: 製造現場ドットコム - 製造現場は日本の底力!
Viewing all 1665 articles
Browse latest View live

『新たな繋がりを見つけ出す場』~INTERMOLD2018/金型展2018/金属プレス加工技術展2018開催にあたり 日本金型工業会 会長 牧野俊清~

$
0
0

180413日本金型工業会牧野会長 この度は、INTERMOLD2018/金型展2018/金属プレス加工技術展2018へご来場を賜り厚く御礼申し上げます。

 本展示開催に際し多大なるご支援・ご協力を賜りました関係諸官庁ならびに各出展企業、関連諸団体の皆様には、盛会裡に開催の日を迎えることができましたことを厚く御礼申し上げます。

 さて、日本の金型業界を経済産業省生産動態統計(機械統計編)の生産金額から見てみると、2017年は前年比5.5%増とリーマンショック前の水準へ向けて着実に回復の道を歩んでおります。

 世界へ目を向けてみるとグローバル化による国際競争が激しさを増す中で、経済産業省では、我が国の産業が目指す姿(コンセプト)として、様々な業種、企業、人、機械、データなどが”つながる”ことにより新たな価値創造を図る「コネクテッドインダストリーズ(Connected Industries)」を提唱しています。

 日本の金型は、品質、納期、価格において世界トップレベルの技術と技能を有しているものと自負しておりますが、それは決して金型メーカーのみによるものではなく、金型材料や工作機械、熱処理、表面処理等の日本が世界に誇る周辺産業との強固な”つながり”こそが、日本の金型産業の競争力の源泉であると考えます。
そのため、本展示会が、最先端の加工技術や最新情報を提供し、企業の競争力強化、安定した経営体質づくりの一助となることを願うとともにぜひともご来場の皆様には、新たな”つながり”を見つけ生み出す場としてご活用頂くことを願っております。

 最後に、関係各位のご協力のもと、本展示会が盛大に開催できますことを重ねて御礼申し上げますとともに、今後とも変わらぬご支援・ご協力を賜りますことをお願いし、開催のご挨拶とさせていただきます。


DMG MORIが保育園開設 ~最高の教育水準を誇る託児所施設を目指す~

$
0
0

180413DMG MORI保育園1楽しそうに遊ぶ子どもたち DMG森精機(社長=森 雅彦氏)が、創立70周年の記念事業の一環として4月2日(月)より同社の伊賀事業所、奈良事業所、名古屋本社、東京グローバルヘッドクォータにて「DMG MORI保育園」を開設した。(東京は保育施設と企業契約を行い、その施設を利用する。正式名称は「潮見プライムスクール」)。企業主導型保育事業として内閣府の認定・支援を受けており、0歳から未就学児までを対象にグループ会社を含む社員の子どもを受け入れる。また、同社の保育費補助手当精度により、社員は実質無料でDMG MORI保育園を利用することができる。英語やサイエンス、リトミック、アートを取り入れ、日本で最高の教育水準を誇る託児所施設を目指す。また、食育促進の観点から、庭の一角に家庭菜園ブースを設置し季節にあった野菜を栽培する。ここで採れたものは自園調理の食材として活用し、栄養士も駐在している。

 東 清春 管理本部人事部部長は、「社員の仕事と子育てとの両立を後押しし、安心して長く働ける環境を整備しました。社員の子どもには日本で最高水準の教育を行い、幼少期に感受性を高めてもらうことを目的としています。」としている。

 この保育園は社員無料で利用でき、祝日や工場稼働日は一時保育も実施している。

お昼寝部屋でスヤスヤ
180413DMG MORI保育園2

▼関連記事▼
http://seizougenba.com/node/9747

 

DMG MORIが高性能主軸MASTERシリーズを搭載した「NTX2000/2500/3000 2nd Generation」の販売を開始

$
0
0

180413DMG森精機1 DMG MORI(社長=森 雅彦氏)が、このほど複合加工機NTXシリーズの第二世代モデルとなる「NTX2000/2500/3000 2nd Generation」の3機種の販売を開始した。

 このマシンは、1,000台以上の納入実績を持つ第一世代のNTXシリーズを深化させ、さらにバリエーションを増やした複合加工機。航空機、医療機器、金型など形状が複雑化するワークの同時⒌軸加工にも対応する。タービング用の高性能主軸turnMASTERと全長わずか350mmの工具主軸compactMASTERを搭載し、圧倒的な切削能力を実現しているのが特長だ。従来機に対して顧客からの要望が多くあった機械停止の大きな要因のひとつである切りくず対策には、様々な実験や分析を繰り返し、革新的な切りくず処理を実現している。

産業のトレンドをキャッチ! 加工現場の“生声”を惜しみなく反映

180413DMG森精機2説明をする髙山専務 髙山直士 専務取締役(工学博士)兼開発本部長(以下髙山専務)は、「今回の機械は非常に出来が良く自信がある。開発プロセスも違うところがある。」という。この従来とは違う点について「スニークプレビュー(sneak preview)と称して一部のお客様には開発途上でこの機械をご覧になっていただきました。日本語でいうところのチラ見に近い。切削性能や実際の操作性、保守性、ワークへの接近性を見ていただき、意見を頂きました。」とのこと。この試みは今年の1月に行ったとのことだが、まだ開発途中だった。この時、34の意見や要望を聞いたという。

180413DMG森精機3 この機械は本年4月より販売を開始するが、この34の意見や要望についてはほとんど取り上げて反映しているという髙山専務。「お客様に届ける時点から高い完成度の機械を届けられると考えている」と自信を見せる。

 同社のNTシリーズは2005年からスタートしているが、それまで複合加工機ミルターンは旋盤ベースの機械にミーリングの主軸を付けた機械だった。「その時、お客様からミーリングでも重切削がバリバリ削れる機械が欲しいという話があって、機械の構造を旋盤ベースから徹底的に見直し、切りくずが多く出ても処理できるように加工室のカバーを縦面にしました。2005年からのコンセプトは踏襲しています。さらに今回、1番強調したいのは、compactMASTERという主軸を開発したこと。今までと同じスペースですが、少しでも大きなワークを加工できるところが1番のセールスポイントです。スニークプレビューのときに、改善すべき点や要望等の一方で、どういった点が良かったかをリサーチしたところ、8割以上のお客様が“加工空間が大きくなった”と喜ばれています。」と、ユーザーの声をこと細かく拾い上げ、満を持してつくり上げたマシンであることを強調した。

180413DMG森精機4説明をする酒井部長 最近は工場内における人手不足の対応、加工精度の向上のほかに、部品が3D CADの普及もあいまって部品の一体化・複雑化が進んでいる。こうした複雑形状の加工に対応し、工程集約が実現する複合加工機の需要が高まっている。

 「NTX2000/2500/3000 2nd Generation」の開発を担当した酒井茂次執行役員 開発本部ターニングセンタ開発部部長(以下酒井部長)は、最近の動向について、「特に航空・宇宙、医療機器、電機機械器具、精密機械器具・光学機器は需要が増加するとみています。」と話す。今回はこうした時流を背景に、製品力のアップを図ったとのことだ。

「NTX2000/2500/3000 2nd Generation」の特長

高性能主軸/刃物台
●3年保証のMASTERシリーズ主軸を搭載
〈ターニング用高性能主軸turnMASTER〉
 ・ベアリングのボール大径化と部品精度の向上により、耐久性を強化
 ・マグネスケール製の高精度回転センサを搭載し、高精度加工を実現
 ・NTX2000 2ndGeneration 標準仕様:最大トルク421N・m(従来機比83%アップ)主軸最高回転速度5,000min-1
 ・NTX2500 2ndGeneration 標準仕様:最大トルク599N・m、主軸最高回転速度4,000min-1
 ・NTX3000 2ndGeneration 標準仕様:最大トルク1,194N・m、主軸最高回転数3,000min-1

複合加工機史上最小の工具主軸compactMASTER
 ・標準仕様:最大トルク132N・m、主軸最高回転速度12,000min-1
 ・モータの回転力を直接伝達するダイレクト・ドライブ・スピンドル(DDS)を採用し、切削能力を向上させるとともに、メンテナンス頻度や故障リスクを低減
 ・複合加工機史上最小(同社が発売した複合加工機に限る)となる全長350mmのコンパクト構造により、90°回転しても第2刃物台との干渉領域が小さく、第1、第2両主軸での加工が可能なため、加工能率が大幅に向上
 ・X軸ストロークの拡大により、主軸中心からマイナス125mmまで直線軸移動での加工可能

 酒井部長は、「従来だと複合加工機の工具主軸は全長が500mmありましたが、今回は350mmと大幅に小さくなりました。これにより端面加工では中のスペースを有効に活用できるうえ、中で旋回したときの干渉が非常に小さくなりました。」と、優位性についてコメントした。

180413DMG森精機6実機とともに説明をする栗谷部長 また、オプションだが、移動量±40mmのY軸を新たに搭載したことで、多彩なミーリング加工が可能になり生産性が大幅に向上、しかもモータをタレット内部に組み込んだビルトインモータ・タレットにより、ミーリング加工時の発熱や振動を最小限に抑制し、伝達効率を向上させている。これにより切削能力、速度、面品位、精度を大幅に向上させた。また、工具主軸と第2刃物台+Y軸での同期加工が可能となり、工具主軸だけでは負荷が高く加工ができなかったホブ加工にも対応しているのも嬉しい。

 熱源である主軸などのモータや、ボールねじなどの工藤部に冷却水を循環させる同社独自技術「機体冷却水循環」により、熱変異を抑止、回転軸のB/C軸にマグネスケール製ロータリースケールを標準装備している。

 今回、実機を見ながら説明してくれたプロジェクトリーダーでもある栗谷龍彦部長(開発本部 複合加工機開発部:以下栗谷部長)は、「複合機にはじめてのY軸を搭載したことでミーリングの活躍する場が増えました。サイクルタイム短縮にもなります。こだわりのマガジンも注目して欲しいポイントです。作業者は日常的に工具交換や工具の確認をされます。夜、暗くてもツールが見えるようにとマガジンの中を明るくしました。」とマシンを指した。

180413DMG森精機7ツールが正面を向いている。 ツールが正面に向いているところも注目したい点だ。これも優位性のひとつだという。栗谷部長は、「ツールが正面に向いていてクリアかつ大きな窓を儲けているのは、“いつでも刃先の状態、切りくずのカラミの状態”のを確認するためです。マガジンの扉もパアッと大きく開きます。工具の着脱のために、小窓も設置し、使う人が使いやすいようこだわりました。」と細かな配慮を覗かせた。

 さて、機械停止の大きな要因のひとつである悩ましい切りくずには冒頭にも書いたとおり、革新的な切りくず処理を実現している。具体的には、従来機より処理能力を向上させたドラムフィルタを搭載したオプションの機外チップコンベヤにより、効率的な切りくず処理と高精度なクーラントろ過を実現。切りくず流しクーラントを標準装備し、主軸直下の切りくず排出性が向上している。切りくず除去、加工点の冷却、工具寿命の延長に工過程名切りくず処理機能を装備しているのも優位性のひとつだ。ユーザー視点でつくりあげたマシンだからこそ、製造現場にもたらすメリットは大きい。

金型業界を支える最新技術が集結! 「INTERMOLD2018/金型展2018」(大阪)~注目各社の見どころはコレだ!~

$
0
0

 4月18日(水)から4 月21 日(土)までの4日間、インテックス大阪で「INTERMOLD2018/金型展2018」(主催:日本金型工業会、テレビ大阪)ならびに「金属プレス加工技術展2018」(主催:日本金属プレス工業協会)を開催する。今年は堅調な金型業界の動向を反映し、出展者数378 社・団体、展示小間数881 小間での開催となる。
 また、自動車部品や航空機部品に関する特別セミナー、工作機械、切削工具、CAD/CAM、CAE、測定機器など出展企業によるテクニカル・ワークショップなども開催し、金型や金属プレス業界関係者への最新技術の提案が行われる。
製造現場ドットコムでは一足早く注目メーカー各社の新技術や目玉製品を公開する。

 (アマダマシンツール、イスカルジャパン、イワタツール、オーエスジー、オークマ、OKK、岡本工作機械製作所、キタムラ機械、ジーベックテクノロジー、大昭和精機、ダイジェット工業、DMG森精機、ナガセインテグレックス、日進工具、ブルーム-ノボテスト、牧野フライス製作所、三井精機工業、三菱日立ツール、ヤマザキマザック、碌々産業)

続きを読む

2018年3月分工作機械受注総額は1,828.6億円 日工会 

$
0
0

 日本工作機械工業会がこのほどまとめた2018年3月分の受注実績は以下の通り。
2018年3月分工作機械受注総額は、1,828.6億円(前月比+17.8% 前年同月比+28.1%)となった。3カ月ぶりに過去最高額を更新し、初の1,800億円超。旺盛な国内外需要に期末効果や大型受注が上乗せ。1,000億円超は17カ月連続。

 内需は755.5億円(前月比+29.8% 前年同月比+44.0%)で、91年9月(734億円~以来26年6カ月ぶりの700億円超。国内需要が高まる中、期末効果やスポット受注が上乗せ。
 外需は1,073.1億円(前月比+10.6% 前年同月比+18.9%)で、3カ月ぶりの1,000億超で、過去最高額を4カ月ぶりに更新。中国、米国を中心に受注が拡大。

 昨年末より非常に高い水準が継続。今後も堅調に推移するものと期待。他方、各種海外リスクや部品調達難に関連した動きなどを注視。

3月分内需

755.5億円(前月比+29.8% 前年同月比+44.0%)。

・26年6カ月ぶりの700億円超。13カ月連続の500億円超。
・前月比2カ月連続増加。前年同月比14カ月連続増加。
・期末効果に加え、自動車のスポット受注等もあり、大きな伸び。国内需要は高水準持続。

① 一般機械  280.5億円(前月比+23.3% 前年同月比+36.6%)
  うち金型   27.0億円(前月比+37.2% 前年同月比+10.5%)

② 自動車   266.7億円(前月比+38.6% 前年同月比+48.6%)
   うち部品   161.4億円(前月比+31.8% 前年同月比+24.1%)

③ 電気・精密 86.9億円(前月比+63.7% 前年同月比+89.7%)

④ 航空機・造船・搬送用機械 23.9億円(前月比△7.4% 前年同月比+0.8%) 

3月分外需

1,073.1億円(前月比+10.6% 前年同月比+18.9%)

・3カ月ぶりの1,000億円超。過去最高額を4カ月ぶりに更新。
・前月比4カ月ぶり増加。前年同月比16カ月連続増加。
・3月は、欧州で前月比減少も、アジアと北米が増加。北米は初の300億円超と好調。

①ア ジ ア:547.5億円(前月比+16.1% 前年同月比+8.5%)
・東アジア:442.7億円(前月比+26.8% 前年同月比+5.2%)
〈韓 国〉 43.5億円(前月比△4.1% 前年同月比+29.8%)
〈中 国〉359.0億円(前月比+26.4% 前年同月比△2.2%)
・その他アジア:104.9億円(前月比△14.5% 前年同月比+25.4%)
〈タ イ〉36.7億円(前月比62.6% 前年同月比+54.2%)
②欧 州:207.9億円(前月比△6.0% 前年同月比+33.6%)
〈ド イ ツ〉47.0億円(前月比△19.3% 前年同月比+9.7%)
〈イタリア〉31.4億円(前月比+2.2% 前年同月比+34.7%) 
③北   米:304.2億円(前月比+16.2% 前年同月比+35.9%)
〈アメリカ〉263.7億円(前月比+15.6% 前年同月比+30.1%)
〈メキシコ〉 28.3億円(前月比+35.5% 前年同月比+126.4%)

コマツが「EverydayDrone」の提供を5月より開始 ~日々の進捗管理を可能にするスマートコンストラクション新サービス~

$
0
0

 コマツ(社長兼CEO:大橋徹二氏)は、建設現場の課題解決のためのソリューション事業「スマートコンストラクション」において、ドローンおよびエッジコンピューティング技術を利用した新サービス「EverydayDrone」(エブリデイドローン)を、子会社であるコマツカスタマーサポートを通じて開始した。

 「EverydayDrone」は、自動運航する専用ドローン「Explore1」と、現場で高速にデータ処理ができるGNSSベースステーション「EdgeBox」を使い、これまで丸一日かかっていた現場の3D現況測量データ生成を約30分で完了させる新サービス。これにより、誰でも毎日簡単にドローン測量ができ、現場の進捗管理に大きな進化をもたらす。

 「Explore1」で撮影した写真データは、現場に設置された「EdgeBox」に転送され、不要物などが除去された3D現況測量データが生成される。この3D現況測量データはLANDLOGプラットフォーム上へアップロードされ、直ちに閲覧可能となる。また、スマートコンストラクションアプリにデータを転送し、前回の測量データと比較することで、施工した切土量・盛土量を確認することができる。ドローンによる測量は現場全体を短時間でカバーするため、多数の建機や人が作業する施工現場でも、工事全体の施工進捗管理および土量管理を日々簡単に行うことができる。

 なお、サービスの運用は、ミライト・テクノロジーズと協業し、利用者向けの講習や運航代行、ドローン機体の整備等において、同社によるサポートを予定している。

EverydayDrone 概要図
180508コマツ

日立建機が鉱山用ダンプトラックをメンテナンス・サービス用に改造、モザンビークの鉱山に納入 ~大規模鉱山の「安全性向上」と「生産性向上」に貢献~

$
0
0

180508日立建機 日立建機の連結子会社である日立建機アフリカ(Pty) Ltd.は、同じく連結子会社で代理店の日立建機(モザンビーク)Limitedと協力し、ダンプトラックEH1100(車両総重量110t)をベースとした巨大なサービス用トラックを開発し、このほど世界有数の鉱山会社であるVale S. A. (ヴァ―レS. A.)の所有するモザンビーク共和国テテ州モアティゼ郡にあるモアティゼ石炭鉱山に納入したと発表した。

 今回納入したサービス用トラックは、油圧システムが搭載された大型の鉱山機械に使われる油脂類を積み込んで鉱山内を周回するために、荷台部分を大容積のタンクに改造した車両。モアティゼ石炭鉱山で稼働する超大型油圧ショベルやダンプトラックなどのメンテナンスに活用される。このトラックは、ダンプトラックEH1100の巨大な荷台を改造し、10,000ℓまでの油脂類を積み込むことができる大容積のタンクを6つ備えている。メンテナンスで使われる潤滑用グリスや冷却クーラントなど、必要な油脂類を大量に積載し、大規模鉱山で稼働する大型機械のすぐそばまで近づき、車体から長さ15mのホースを伸ばして直接給脂することを可能にしている。

 また、走行用エンジンと別に、蓄電池と電動ユニットを備えていて、メンテナンス作業中は走行用エンジンを停止することで、コストと環境負荷の低減を同時に実現しているとともにLED照明を多数取り付けることで、夜間作業における安全性の向上に寄与している。

NaITO 増収増益!

$
0
0

180508NaITO説明する坂井社長 NaITO(社長=坂井俊司氏)は、平成30年2月期(2017年3月1日~2018年2月28日)連結決算を発表した。

 同社を取り巻く経済環境は、底堅い国内外の需要を背景に設備投資・輸出・生産活動は昨年下期からの活況を維持し、緩やかな景気回復基調で推移した。

 このような状況下で同社は、中期経営計画「Achieve2020」の初年度として、「地域密着」「専門力」「対面営業」を軸とした重点施策を着実に実行してきた。同社の主力取扱商品である切削工具およびその周辺分野の計測・産業機器等についてはキャンペーンを実施し拡販に努めるとともに、新規仕入先の開拓およびNR商品(同社オリジナルブランド商品)の開発も積極的に実施した。また、昨年に続き「バリ取り・計測」をテーマとした展示会やセミナーを各地域で行った。海外展開についてはタイ・ベトナム・中国の各拠点において収益拡大に向けた営業展開を図るとともに、北中米・アジア等における岡谷鋼機グループとの連携強化も推進してきた。

 この結果、当連結会計年度における売上高は465億87百万円(前年同期比7.2%増)、営業利益7億28百万円(前年同期比46.6%増)、経常利益9億60百万円(前年同期比35.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は6億53百万円(前年同期比97.4%増)と増収増益
となった。

 今後の見通しについては、引続き米国の経済政策および新興国・資源国等の海外経済動向の不透明感はあるものの堅調な需要に支えられ、国内においては緩やかな景気回復が続くものと予想される。このような認識のもとで、「中期経営計画Achieve2020」の達成を最大の経営課題と捉え、次年度(2018年3月1日~2019年2月28日)業績は、売上高475億円、営業利益8億円、経常利益10億50百万円、親会社株主に帰属する当期純利益7億10百万円を見込んでいる。


アマダ記念会館が開館 ~創業の精神と金属加工の歴史を伝える~

$
0
0

180508アマダHD記念館1アマダ記念会館外観 アマダホールディングス(社長=磯部 任氏)は、アマダグループ創業70 周年を記念して、金属加工機械メーカーとしての歴史を伝える「アマダ記念会館」を伊勢原事業所内に設立し、4 月18 日(水)にオープニングセレモニーを開いた。

 同館は、アマダグループが創業時から大切にしている「お客さまとともに発展する」という理念や、今後もモノづくりを支える企業であり続けることを、顧客や関係者へ理解を深めてもらうために開館したもの。創業者・天田勇氏が一人で機械修理工場を興した際に使用した旋盤のほか、歴代の金属加工機械を展示している。また、プロジェクションマッピングや自動音声案内を用いて、事業発展の転換点となった技術革新とともに、産業の高度化や社会の発展に貢献してきた歩みを、わかりやすく紹介している。

180508アマダHD記念会館2展示室 焼け旋盤 主要な金属加工機械を一堂に集めた常設展示場は、アマダグループにとって初めての開設となる。企業活動のグローバル化に伴い、同館は日本企業ならではの趣向を凝らした和風建築と日本式庭園で構成されており、“おもてなしするための施設”を併設している。

 当館は、当面の間は顧客や関係者に公開し、2019 年4 月から外部に公開する予定。


銅像アンベール
180508アマダHD記念会館3

タンガロイがカウンターボーリング工具 「TCB」工具径φ26-59mmボディ、CGブレーカインサート拡充

$
0
0

180508タンガロイ タンガロイ(社長=木下 聡氏)は、カウンターボーリング工具「TCB」の工具径φ26.0-59.0mボディと新ブレーカCG型インサートを発売した。

 従来の「TCB」の工具径ラインナップは、JIS規格のキャップボルト座径に合わせた工具径在庫設定だったが、市場ではキャップボルト座以外のボーリング加工は多数行われている。それらの加工はエンドミルによる繰広げ加工や特殊ボーリング工具で対応しているが、加工能率や納期面で問題となることが多かった。こうした要望を受け、同社では、カウンターボーリング工具「TCB」の工具径φ26-59mmの工具径を拡充に至った。

 また今回の工具径拡充に伴い、様々な被削材と切込みで優れた切りくず処理性を発揮するCGブレーカを発売する。

 今回拡充を行うφ26.0-59.0mのボディでは、カートリッジを使用する事で径調整を行える機構を採用した。ボディとカートリッジの間に厚み違いのプレートを装着することで、1つのボディで複数の工具径に対応することが可能である。また、別売の微調整セッティングプレートを使用すること事で、最小0.1mmからの径調整が可能である。

 「TCB」は工具径ラインナップの充実により、キャップボルト座以外のボーリング加工や鋳鍛造穴の繰広げ加工および旋盤での内径ボーリング加工など様々な加工において、標準工具を使用しての高能率加工を実現することが可能である。

アマダホールディングスが米国で新工場を設立 ~米国市場で製販一貫体制を確立~

$
0
0

 アマダホールディングス(社長=磯部 任氏)は、このほど、米国東部のノースカロライナ州にベンディングマシンの新工場を設立することを決定した。また、グループ会社であるアマダ・アメリカ(AMADA AMERICA, INC.、米国カリフォルニア州、COO:Michael Guerin)は、機械販売会社アドバンスト・テクノロジー・セールス・アンド・サービス(Advanced Technology Sales and Services, Inc.、米国ノースカロライナ州)を買収、4 月には同社を吸収合併し、営業を開始した。

 現在、北米市場では、製造業への回帰の流れに応じて、製造業の集積地である米国東部における設備投資が拡大しつつある。一方で、米国におけるアマダグループの製造・販売拠点は、西部および中西部を中心に設けており、東部における商品供給の対応スピードや販売力が課題となっていた。このような背景から、アマダグループは北米市場において今後の成長が期待できる米国東部地区に新たな製造・販売拠点を設けることにより、米国内に現地ニーズに対応した商品を迅速に供給できる体制を整え、板金事業のさらなる拡大を目指すとしている。

 また、最適なソリューションを提案する拠点である、テクニカルセンターを新工場に併設する。2020 年1 月に開所予定。

■新工場概要
所 在 地:米国ノースカロライナ州ハイポイント
敷地面積: 160,000 平方メートル
延床面積:16,000 平方メートル
生産品目・能力:金属加工のベンディングマシン(曲げ加工機械) 月産30 台、ベンディングマシンの周辺装置月産20 台
稼働時期 :2020 年1 月開始予定

ダイジェット工業が次々と新製品を投入!  ~5軸加工対応工具「高精度版QM マックス」、「タイラードリル」にφ6 シャンクタイプを追加~

$
0
0

 ダイジェット工業がこのほど、好評を博している多刃高能率加工用工具「QM マックス」に5軸加工にも対応した新製品「高精度版QM マックス」と、座ぐり加工用ソリッドドリル「タイラードリル」に、工具剛性に優れたφ6 シャンクタイプをラインナップした。

5軸加工対応工具「高精度版QM マックス」

180508ダイジェット高精度版QMマックス 省段取り化による工程集約、複雑な形状加工や加工精度の向上ニーズの高まりにより5軸加工機の普及は今後ますます進むとして、同社は、5軸加工だけでなく3軸加工にも対応し汎用性も考慮した、品質向上と生産性向上をもたらす5軸加工対応工具を開発した。

 炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、焼入れ鋼、鋳鉄、ステンレス鋼の側面仕上げ加工、傾斜面仕上げ加工、および肩削り中仕上げ~仕上げ加工用に威力を発揮する。

■特長
 ① QMマックスの高精度タイプ。従来タイプよりボディバランスを向上させ、5軸加工機等の複合加工機にも対応。インサートはH級をラインナップ。併せて多刃仕様により高能率加工が可能。マスターチップによる本体外径許容差-0.02~-0.05を実現(傾斜面仕上げ用のXPHW/T形インサート使用時)。
 ② 本体は切込み角度(3°、5°)を付けたタイプもラインナップし、3軸加工機でも傾斜角度の付いた複雑な形状加工が可能。
 ③ インサート材種は一般鋼からプリハードン鋼、ステンレス鋼、鋳鉄と幅広く対応可能な汎用PVDコーティング材種JC8015および、面粗度向上が可能なサーメットCX75をラインナップ。

■サイズ・価格
本体モジュラーヘッドタイプ:φ16(2 枚刃)~φ35(6 枚刃)
本体標準価格:(φ16)28,800 円~(税抜き)

インサート形番: XPHW 形、XPHT 形 インサート材種:JC8015、CX75(サーメット)
インサート標準価格:1,060 円~(税抜き)

 *なおインサートは、従来タイプQM マックスの仕上げ用インサート(側面仕上げ用YPHW 形および肩削り用ZPMT-PL 形の一部)も取り付け使用できる。

「タイラードリル」にφ6 シャンクタイプをサイズ拡張

180508ダイジェットタイラードリル 同社の従来品であるタイラードリル工具径φ3~φ4 サイズは、ワーク干渉に配慮しシャンク径をφ4 と細くした「φ4 シャンクタイプ」をラインナップしているが、部品加工ユーザーをはじめとした、より工具剛性に優れた太径シャンクの要望に応え、シャンク径φ6 の「φ6 シャンクタイプ」を新たに追加し、用途に応じた選択を可能とした。炭素鋼、プリハードン鋼、ステンレス鋼、鋳鉄、アルミ合金の座ぐり、穴あけ加工に最適である。

■特長
 ① 傾斜面や円筒面への穴あけ・座ぐり加工や交差穴加工において、下穴なしでも安定した加工が可能、バリの発生も少ない。
 ② エンドミルより広い溝形状のため切り粉処理性に優れ、また先端角は180°完全フラットのためエンドミルでの座ぐり加工に比べ、安定かつ高精度な加工が可能。

■サイズ・価格
 工具径φ3~φ4 まで0.1 ミリとびの11 形番を追加、全サイズで計126 形番にラインナップ拡張。有効加工深さは工具径×2 倍まで。
・TLDM-S6 形 標準価格:5,350 円~5,890 円(税抜き)

三菱マテリアルが刃先交換式サイドカッタ「VAS400」にブレーカを追加

$
0
0

180508三菱マテリアル 三菱マテリアル 加工事業カンパニー(カンパニープレジデント:中村伸一氏)は、このほど刃先交換式サイドカッタ「VAS400」のインサートにブレーカを追加し、販売を開始した。

 刃先交換式サイドカッタ「VAS400」は、シリンダーブロックなどをはじめとする自動車部品の溝部や側面部加工用転削工具として、低抵抗と強固なクランプ力によりびびり振動を抑制したサイドカッタ。追加した刃先強化形「Rブレーカ」で、使用用途の拡大を図る。

「Rブレーカ」の主な特長は以下の通り。

 ① 高度なシミュレーション技術を用い、鋼加工や断続加工に最適な刃先強化形インサートを実現。
 ② 広い着座面を確保することにより強固なクランプを実現。
 ③ 理想的な切れ刃曲線を持つコーナR形状は、加工後被削材の隅R形状を高精度に成形。

・型  番:コーナR0.4―5.0mm 36アイテム
・標準価格: LNGU130804PNER-R MP6120:1,980円
(代表型番) LNGU130804PNEL-R VP15TF:1,980円
 LNGU130850PNER-R MP6120:1,980円
(*いずれも税抜価格)

不二越が小型スカイビング複合加工機「GMS200」を市場投入

$
0
0

180508不二越GMS200 不二越は、車や産業機械などものづくりの分野において、加工ワークが多様化し、多品種変量生産への柔軟な対応や、製造工程の集約、自動化・無人化ニーズが高まっていることを受け、小径歯車加工をターゲットに、ギヤスカイビング(歯切り)、旋削、穴あけ加工の3つの工程を1台に集約し、コンパクトな設置スペースで、高精度・高能率・フレキシブルな生産を可能にするスカイビング複合加工機「GMS200」の販売を開始した。

スカイビング ギヤシェープセンタ「GMS200」の特長

(1)高能率・高精度な加工
 高剛性ガイド、高トルクスピンドルの採用により、高能率・高精度な歯車スカイビング加工を実現。従来の歯車シェーパー加工と比較し、加工時間を大幅に短縮しながら、歯車精度はJIS N6級(旧JIS2 級相当)以上を確保、また、クラウニングなどの歯形・歯すじコントロールにも対応。

(2) 多様な加工を1 台に集約
 内歯車・外歯車・はすば歯車・サイクロイド歯車・スプラインのスカイビング加工に加え、旋削、穴あけの複合加工を1台に集約。ワーク搬送・段取替えを減らし、スマートな生産ラインを実現。

(3) 世界最小の設置スペース
 歯切り加工機、旋盤、穴加工機をそれぞれ設置する場合と比較して、設置スペースを70%削減。生産現場のレイアウト自由度が向上。

(4) 優れた作業性
 本体高さを1,680mm に抑え、ワークの取付高さを1,170 ㎜、前面扉を天井開放型としたことで、ワーク脱着の作業性を向上。対話型の操作画面でプログラム作成を容易にする。

(5) 幅広い加工対応と豊富なオプション
 最適な冶具を取り揃え、軸物加工や、ハードスカイビング加工にも対応。バリ取り機能や、ワークハンドリング用ロボットなど豊富なオプションを準備。

■仕様
・最大ワーク外径 :φ220mm
・最大モジュール : m3.0
・自動工具交換装置 :工具収納本数6 本
・機械サイズ :幅2,500×奥行3,000×高さ1,680 mm

【注目】11年ぶりにマザックがINTERMOLDに! 「UD-400/5X」は金型メーカーの期待に応えたハイエンド5軸加工機だった! 

$
0
0

180508マザック1来場者も興味津々 今回、11年振りにINTERMOLDに出展したヤマザキマザック。金属積層造形技術を融合したハイブリッド複合加工機「VARIAXIS J-600/5X AM」や、ワンチャッキング全加工を可能にした「INTEGREX iシリーズ」とともに、金型や超精密加工に特化したハイエンド5軸加工機「UD-400/5X」が登場した。

 このマシンは精密加工や金型加工のニーズに対応すべく、高速・高い応答性を追求している。完全左右対称の門形構造やベース・コラムに採用したミネラルキャストや軸芯冷却付き45000min-1高速主軸など、徹底した発熱・振動対策を施すことで、長期にわたり安定した超精密加工を可能にしたうえ、同時に金型加工で求められる自由曲面の高速加工に着目した制御技術やソフトウェアの開発と改良を推進。同社が蓄積した技術を惜しみなく投入したこのマシンは、高い生産性と優れた加工面品位を実現するものとして、華々しく展示されていた。

 マザックが金型に特化したマシンを投入―――! ということもあって、多くの来場者が「UD-400/5X」の前で足を止めていた。マシンのスペックを確認しているのを拝見して、話題性の高さが理解できる。

180508マザック2中西常務 同社の中西正純常 務執行役員営業本部長(以下中西常務)にこのマシンを開発した経緯を尋ねてみると、「金型を海外メーカーの機械で造っていたお客様がいらっしゃった。ところがそのお客様は、“高価なのにサービスが悪い”と海外メーカーのものに不満があったのです。お客様はよほどお困りだったのだろうと思います。『もし、マザックがこの機械と同じ能力のものをつくってくれれば買います。』と言ってくれたのです。それが開発のキッカケとなりました。」とのこと。また、11年振りにINTERMOLDへ出展したことについても、「金型業界に向けて、新しい提案ができる機械が満を持してできた。極端な話、金型というのは、工夫と知恵に加え、機械があれば出来てしまうのですが、高能率に高品質な金型をつくって経済効果を高めるとなると話は別です。お客様の信頼と利益を確保するためには、高い生産性と優れた加工面品位を実現する機械が必要になります。現在、国内金型メーカーも活力が戻っていますが、この元気な時こそ、品質を確保しながら利益を向上させるための設備投資を真剣に考えるチャンスではないかと考えています。」と強調した。

これが「UD-400/5X」のスペックだ!

 マザックが惜しみなく技術を投入したというこのマシンの気になるスペックだが、回転速度:45000min-1、主力出力〈40%ED〉:13.8kW(18.5HP)、最大トルク〈40%ED〉:6.9N・m、ツールシャンク形式:HSK-E40。

 加工面粗さを向上し、工具の寿命を延ばすためには、高速回転時の振動を最小限に抑える必要がある。そのため、駆動用ギアを排除し、ビルトインモータ主軸構造を採用している。また、加工の際の悩ましいことといえば発熱による主軸の熱変異だが、主軸軸心及びジャケット部に温度管理した冷却油を循環させることで熱変位を抑え、加工精度変化を防いでいる。さらに、温度管理をした冷却油をボールねじ内部に通すことでボールねじの発熱やサーボモータからの熱影響を抑えるという徹底ぶり。しかも、熱対策はこれだけではない。機械稼働時の発熱による熱変位を抑えるため、ベースやコラムなどの機械構造を左右対称としていた。

 他にも加工時の嫌なことに振動が挙げられるが、この対策には減衰性の高いミネラルキャストをベースやコラムに採用している。これにより、高速動作時でも嫌な振動を抑制してくれる仕組みなのだ。また、低ウェービング、高剛性、高減衰性に優れた転がりガイドの採用によって高い真直性や滑らかな動きが実現し、それが高精度かつ高面品位な加工に結びつく。

 加工にありがちな問題点である、振動、発生熱、バックラッシュ。これらをことごとく解決するために、B、C軸の駆動機構にダイレクトドライブモータを採用している。動力伝達装置をなくすことで高精度、高応答性、高剛性を実現する仕組みだ。また、X、Y、Z、B、Cの全軸に高分解能スケールフィードバック装置を標準装備しており、絶対位置を検出することで、特に熱膨張の影響に配慮した高精度な加工を可能にすることができる。

 様々な新しい要素技術が盛り込んであるこのマシンのメリットは、なんといっても加工におけるトータルコストに貢献することだ。段取り替えなしで多面の連続加工ができるので、生産リードタイムの短縮や段取り替えに伴う誤差の減少にもつながる。また、5軸といえば、テーブルを傾斜させることで、工具の突出し長さを短くすることができるので、工具のビビリを心配することなく安定した加工が可能になる。工具も刃先の良い部分が当たるわけで、機械の性能を充分に発揮しつつ、品質の良い加工はもちろん、生産性を高めてくれるのだ。

 金型に力を発揮する「UD-400/5X」を投入したというマザックファンにとって嬉しいニュースだったが、今年はJIMTOFが開催される年。「マザックは次、なにを展開するのか!?」という読者の期待値も大きいだろう。

180508マザック3高品位と高能率の両輪で生産性を高めるマシンだ。 ―――と思い、JIMTOFでの展開について尋ねてみたのだが、中西常務は「企業秘密です。」と笑いながら、次のようにコメントしてくれた。

 「皆様の期待を裏切らない展示内容になるでしょう。すでに準備は進んでいます。楽しみにしていてください。」

 今年100年を迎えるヤマザキマザックの次の展開がとても楽しみだ!


【レポート】INTERMOLD2018(大阪)で注目した点はココだ! 

$
0
0

180508IMオープニングの様子

 4月18日(水)から4 月21 日(土)までの4日間、インテックス大阪で「INTERMOLD2018/金型展2018」(主催:日本金型工業会、テレビ大阪)ならびに「金属プレス加工技術展2018」(主催:日本金属プレス工業協会)が開催され、多数の来場者で賑わいを見せた。

 今回、目玉製品とともに豊富なコンテンツを提案していたことに時代の流れを感じた。将来を考慮した拡張アイテムも豊富で、加工の幅がより広がる工夫があった。また、各社のアピール動画が進化しているのも見逃せない。立体的な画をみせることで、簡単に仕組みを理解してもらえるよう、動画にかなり注力している様子が分かった。

 注目各社の最新動向をレポートする。

 (アマダマシンツール、イスカルジャパン、イワタツール、オーエスジー、オークマ、OKK、岡本工作機械製作所、キタムラ機械、ジーベックテクノロジー、大昭和精機、ダイジェット工業、DMG森精機、ナガセインテグレックス、日進工具、ブルーム-ノボテスト、牧野フライス製作所、三井精機工業、三菱日立ツール、ヤマザキマザック、碌々産業)

工作機械編

180508IM1 アマダマシンツールでは、デジタル電動サーボプレス「SDE 2017 GORIKI」が高剛性仕様になって新登場! 多工程順送金型を搭載可能にしたスライドエリア、センターギブフルガイド構造が特長。高剛性ソリッドコラムフレームで加圧時のフレームの伸びを抑圧し、耐偏心荷重特性を高めることで板鍛造や高張力鋼板などの高付加価値型性や高精度加工に対応する。プレスマシンの見える化とマシンと連動する金型管理システムも実演し、“工程改革”を提案していた。

180508IM2 切削・ミーリング加工能力の強化と、効果的な工程集約ができる広い動作範囲を実現して誕生したオークマのインテリジェント複合加工機「MULTUS U3000」は、あらゆる方向から柔軟な加工ができるマシンとして注目が集まった。ミーリングが多い複雑形状部品に最適な広い加工範囲と、高剛性コラム移動式構造の採用しY軸全域で強靱な削りをアピール。また、広いB軸旋回範囲240°、C軸の高精度位置決め0.0001°制御で高精度と高能率加工の両立を実現していた。

180508IM3 OKKは、納入実績10,000台以上を誇るベストセラーシリーズ機である“VM/Rシリーズ”から「VM53R」が展示されていた。各送り案内面は角型すべりガイドを踏襲し、精度と剛性を揺るぎないものにしている。一般部品加工からチタン等の難削材加工まで対応する心強い1台だ。また環境熱変位補正ソフトスケール「Cube」は、マシンに実装されたセンサから得た温度変化情報をもとにリアルタイムで加工点の変位を補正する。このVM53Rには標準採用だった。

180508IM4 岡本工作機械製作所が展示していた精密平面研削盤「PSG63SA1」は、上下送り最小送り量0.1ミクロンからの高精度設定。水回り部分にSUSを使用している心遣いがたまらない。高剛性構造、新しくなったタッチパネル、自動ドレス機能を有する高度な機能と性能に注目が集まった。また、非磁性体のチャックは、使用面積以外を密閉する必要がなく、ラクラクなのが嬉しい。

180508IM5 展示会初出展のマシンを出して盛況だったキタムラ機械。5軸制御立形マシニングセンタ「Mycenter-4XT」は、試作品加工から量産まで広範囲の加工が可能で、高出力・高トルクの35馬力40番主軸でパワフルなのに省スペース設計。旋回テーブルの両端にはフラットテーブルが付いており、バイス取り付けや長尺物加工に最適だ。独自の制御装置「Arumatik-Jr」を搭載し、10.4インチの画面で従来の5倍の演算処理速度とスマホ感覚の簡単操作を実現している。

180508IM6 DMG森精機は、第三世代を迎えた5軸加工機のエントリーモデルである「DMU50 3nd Generation」を展示。多くの来場者が足を止めていた。加工エリアは従来機と比較して78%拡大、早送り速度は40%も向上している。傾斜角度も従来と比べ28%拡張し、加工現場の生産力&経済効果アップを押し出していた。なお、同社ではWeb会員の募集を行っており、金属加工に役立つ豊富なコンテンツとサービスが得られる。

180518IM7 ナガセインテグレックスの高精度成形平面研削盤「SGE 520 Zero3」は、日常的な平面・成形加工からコンタリングや砥石成形まで高度な研削条件まで簡単に設定できるうえ、オプションで複合形状研削やマルチパーツ研削にも対応するという使い勝手の良いマシンだ。上下軸に高剛性直動転がり案内を採用し0.1ミクロンのNC指令値に対し高い追従性を実現している。剛性・精度ともにワンランク上の加工を目指す方に人気を博していた。

180508IM8 清潔感溢れる牧野フライス製作所は、中・小物金型やプレス金型、もちろん部品までも幅広く対応するワイヤ加工機「U6 H.E.A.T」を展示。表面粗さ3ミクロンを3回の加工回数で実現する。荒加工から真直性の高い加工もできるのが嬉しい。加工物や治具との干渉を気にせずに加工ができるのも特長だ。ワイヤ放電加工用のCAMシステム「WIZ」は、シミュレーションで干渉、コア処理、加工形状を確認できる。

180508IM9 三井精機工業は、広範囲な砥石自動切りこみストロークを実現した高精度ジグ研削盤「J350G」を展示。砥石自動切込み(U軸)は、-3~+50mmの広範囲なストロークを実現したことが特長だ。このストロークはあらゆるジグ研削盤の中でも最大を誇る。遊星回転で穴径の異なる穴を加工する際には、1本の砥石で小さな穴から大きな穴まで連続で自動加工することができる。なお、安全性を強化した全体カバーを標準装備している。

180508IM10 11年振りにヤマザキマザックが出展! 今回は、回転2軸を有する同時5軸立型マシニングセンタにAM技術を付加し、工程集約を実現した「VARIAXIS J-600/5X AM」が展示されていた。同社は金属積層と切削加工を組み合わせて金型を製造する方法の特許権を保有しているという強みがある。同社が持つ金型補修並びに溶接造形技術を“プログラマブル”に自動化できるのも特長のひとつ。ワークの表面を違った材質で肉盛りしたり、金型補修に広がりをみせるマシンだ。他にも金型メーカーの期待に応えたハイエンド5軸加工機「UD-400/5X」もあった。

▼関連記事▼
http://seizougenba.com/node/9842

180508IM11 碌々産業は、ホカホカの新製品である「Vision」を展示していた。優位性は、マシンの汎用性だ。φ16エンドミルによる重切削から鏡面仕上げまで1台で加工できるということは、わたり加工をできるだけ少なく出来る、ということ。加工機の状態や設置環境を監視し表示、蓄積して見える化の充実を図った「M-Kit」を搭載し、加工現場の高精度化を安心サポートする。

▼関連記事▼

切削工具・周辺機器編

180508IM12 イスカルジャパンは、最先端自己拘束式、ヘッド交換式穴あけ工具の「SUMOCHAM(スモウカム)」を一押し展示。切削力がヘッド把握力を増加させて安定加工を実現するという画期的な最新デザインが特長。機上で簡単に工具交換が可能であり、一度のセットアップで以降の位置決め不要というメリットがある。また、ヘッド交換式では圧倒的に豊富なヘッドレパートリーがあるのも見逃せない!

180508IM13 “トグロンシリーズ”でお馴染みのイワタツールは、精密位置決め面取工具「トグロン シャープSP」を展示。この工具はバリやビビリが少なく、面祖度が綺麗であるという特長を持つ。先端近くまでの角度を保証し、1本で複数径の面取を同品質・最高の面祖度に仕上げてくれる。同社では最近設備を増強し、トグロンファンの期待に応えるべく生産能力もアップ! 今後の展開も要注目だ!

180508IM14 今回出展企業の中で新製品が最も多かった印象を受けたオーエスジー。様々な製品の中で注目したのは、同社の人気製品「A-TAP」の性能を引き出すためのタップホルダ「SynchroMaster」。独自の一体型構造が特長だ。突発的な折損を防止し、タップ寿命を延ばすというメリットが受けられる。また、今回、同社のグループ会社プロデュースで完全オーダーメイド工具の新ブランド「Q3」も展開していた。現状は同社西部営業部のみ取り扱いとなっている。こちらも要注目だ!

180508IM15 バリ取りの自動化を推奨しているジーベックテクノロジーで注目されたイベントといえば「金型研磨コンテスト」だ。会期中、大きな盛り上がりをみせ、挑戦者があとをたたなかった。今回は、製品の展示はもちろんだが、バリ取りや研磨の自動化等について相談を受け付け、個々の悩みに応じた解決策を提案していた。バリ取りの効率化に貢献する内容が豊富だった。

180508IM16 大昭和精機の新製品はメガチャックをさらに追求し、究極のコレットチャックと言わしめた「メガUPEチャック」(把握範囲:φ3~φ10)を展示。この製品のキモとなるのは、独自の自動芯出し機構内蔵“ダブルアクションナット”。これにより安定した振れ精度を実現している。「高精度から『超高精度』へ。」というキャッチコピーも振れ精度に自信があるBIGならでは! 

180508IM17 黒ヒゲ危機一髪ゲームなどを盛り込み、来場者を楽しませる工夫に溢れていたダイジェット工業の注目製品は高精度版「QMマックス」。これは従来タイプよりボディバランスを向上させ、5軸加工・複合加工にも対応しているのがポイントだ。インサートはH級をラインナップ、多刃使用により高能率加工を可能にしている。また、本体は切りこみ角度(3°、5°)を付けたタイプもあり、3軸加工機でも傾斜角度の付いた複雑形状加工が可能。

180508IM18 “NS TOOL”といえば日進工具。敷居が高いと思われがちなPCD工具も活用すれば鏡面加工がすんなり出来る――ということを体感できる「PCDトライアルキット」を展示。鏡面加工にトライしたい方向けのお試しキットである。同社のPCDボールエンドミルと、NCプログラム、加工材料(ELMAX 59HRC)が入っている。加工後の工具とワークを観察・測定して報告してくれるというから頼もしい限りだ。

180508IM19 ブルーム-ノボテストは、マウスクリックで計測可能なフォームコントロールソフトを使って機内で簡単にワーク検査ができることをアピール。ワークが自由曲面でも標準的な形状でも問題ない。こうした装置は、マシニングセンタと測定機間の移動や保管時間が減少する、あるいは削除されるので、時短というメリットが生まれ、生産性がアップする。素早いプロセスチェックは今の時代に欠かせない!

180508IM20 洗練されたお洒落なブースで目立っていた三菱日立ツールの注目したい製品は金型加工用ヘッド交換式エンドミル「EHXエンドミルシリーズ」だ。「超硬」+「超硬」=「高精度・高剛性」の2面高速という、ソリッド工具と刃先交換式工具の長所を融合させた金型の深掘り加工に適したツーリングシステムだ。ヘッドとホルダの締結面をオール超硬とすることでソリッド工具に近い剛性を確保、多彩なヘッド交換もでき、経済性に優れている。

 

碌々産業が満を持して微細加工市場に新機軸を投入! 微細加工機のあるべき姿を形にした『Vision』とは!?

$
0
0

 碌々産業(社長=海藤 満 氏、本社:東京都港区4-23-5)が、微細加工市場に新機軸のマシン『Vision』を投入した。微細加工機の革新的マシン『MEGA』を市場投入したのは1996年。以降、1号機の開発から通算で1000台を超えるMEGAを微細市場に供給し続けており、20年以上ベストセラー機の地位を確保している。2010年にはMEGAの上位機種として『Android』を市場投入、さらにその上位機種として2016年のJIMTOFでは次世代微細加工機『P12-C Genesis』を発表し、大きな注目を浴びた。同社の“高精度微細化へのシリーズ化”はここから始まっている。
 

続きを読む

2017(平成29)年 ロボット年間統計まとまる

$
0
0

180524ロボット説明をする冨士原専務理事 日本ロボット工業会がこのほど2017(平成29)年 年間受注・生産に関する確定及び平成30年見通しについて5月23日、都内の東京プリンスホテルで会見を開き、発表した。なお、この統計は会員企業42社と非会員企業14社の合計56社による実績である(サービスロボットは調査対象外)。

 冨士原 寛 専務理事の説明によると、2017(平成29)年は、受注・生産・出荷の実績は、受注は23万5,268台(前年度比+27.8%)、金額は9,447億200万円(同+27.8%)となった。生産は、23万3,981台(同+34.0%、金額は8,776億5,700万円(同+24.8%)のいずれも大きな増加となった。特に受注は初の9,000億円を突破する伸びを示した。
 

業況について
 2017年の年間集計結果は、国内需要が堅調であったことに加え、輸出はそれ以上の大幅な伸びを示した。会員と非会員を含めた年間受注額は対前年比27.8%増の9,447億円、生産額は同24.8%増の8,777億円とそれぞれ過去最高となった。

受注
受注台数、受注額ともに前年比でプラス成長、過去最高となった。
・受注台数(台) : 235,268(前年同期比+29.2%) 5年連続のプラス
・受注額(億円) : 9,447(同+27.8%) 5年連続のプラス

生産
生産台数、生産額ともに前年同期比でプラス成長となった。
・生産台数(台) : 233,981(前年同期比+34.0%) 4年連続のプラス
・生産額(億円) : 8,777(同+24.8%) 4年連続のプラス

出荷
各項目ともに前年同期比でプラス成長となった。国内出荷台数、総出荷台数は四半期ベースで過去最高。
・総出荷台数(台) : 233,386(前年同期比+32.9%)4年連続のプラス
・総出荷額(億円) : 8,956(同+25.1%) 4年連続のプラス
・国内出荷台数(台): 49,171(同+25.8%) 4年連続のプラス
・国内出荷額(億円): 2,462(同+11.6%) 4年連続のプラス
・輸出台数(台) : 184,215(+38.5%) 5年連続のプラス
・輸出額(億円) : 6,494(+31.1%) 4年連続のプラス

国内出荷内訳
●自動車産業向け
・国内出荷台数(台) : 14,650(前年同期比+1.0%) 4連続のプラス
・国内出荷額(億円) : 654(同+0.5%) 4年連続のプラス
●電気機械産業向け
・国内出荷台数(台) : 18,707(前年同期比+34.5%) 3年連続のプラス
・国内出荷額(億円) : 977(同+27.1%)

輸出内訳
●溶接用
・輸出台数(台): 41,321(前年同期比+29.3%)5四半期連続のプラス
・輸出額(億円): 1,031(同+24.1%) 5 四半期連続のプラス
●電子部品実装用
・輸出台数(台): 12,418(前年同期比+47.9%)2年連続のプラス
・輸出額(億円): 1,904(同+43.3%) 2年連続のプラス

2018年4月分工作機械受注総額は1,630.6億円 日工会 

$
0
0

 日本工作機械工業会がこのほどまとめた2018年4月分の受注実績は以下の通り。
2018年4月分工作機械受注総額は、1,630.6億円(前月比△10.8% 前年同月比+22.0%)となった。6カ月連続の1,500円超。過去3番目の高水準で、4月としての過去最高額。旺盛な国内外需要が継続。1,000億円超は18カ月連続。

 内需は685.1億円(前月比△9.3% 前年同月比+35.8%)で、リーマンショック以降では、前月に次ぐ2番目の高水準。自動車や半導体関連を中心に好調持続。
外需は945.5億円(前月比△11.9% 前年同月比+13.6%)で、6カ月連続の900億円超で、4月としての過去最高額(従来:2014年4月 870.3億円)。主要3極とも前月から減少するも高水準の受注が継続。

 昨年末意向、非常に高い水準が継続。今後も堅調に推移するものと期待。他方、各種海外リスクや部品調達難に関連した動きなどを注視。

4月分内需

685.1億円(前月比△9.3% 前年同月比+35.8%)。

・2カ月連続の600億円超。リーマンショック以降では前月に次ぐ2番目の高水準。
・前月比3カ月ぶり減少。前年同月比15カ月連続増加。
・前月の反動で前月比減少も、国内需要は自動車関連、半導体関連を中心に好調持続。

① 一般機械  252.3億円(前月比△10.0% 前年同月比+25.5%)
  うち金型   24.1億円(前月比△10.7% 前年同月比+4.8%)

② 自動車   235.8億円(前月比△11.6% 前年同月比+31.8%)
  うち部品   166.2億円(前月比+3.0% 前年同月比+33.6%)

③ 電気・精密 92.0億円(前月比+5.8% 前年同月比+88.6%)

④ 航空機・造船・搬送用機械 21.7億円(前月比△9.2% 前年同月比+41.3%) 

4月分外需

945.5億円(前月比△11.9% 前年同月比+13.6%)

・6カ月連続の9000億円超。高水準持続。
・前月比2カ月ぶり減少。前年同月比17カ月連続増加。
・北米が前月に次ぐ過去2番目の高水準となるなど、主要3極とも高水準の受注が継続。

①ア ジ ア:461.2億円(前月比△15.8% 前年同月比△0.2%)
・東アジア:367.0億円(前月比△17.1% 前年同月比△0.6%)
〈韓 国〉 35.0億円(前月比△19.6% 前年同月比+10.6%)
〈中 国〉304.5億円(前月比△15.2% 前年同月比△2.3%)
・その他アジア:94.2億円(前月比△10.2% 前年同月比+1.7%)
〈インド〉36.5億円(前月比+33.9% 前年同月比△32.7%)
②欧 州:191.7億円(前月比△7.8% 前年同月比+22.7%)
〈ド イ ツ〉47.6億円(前月比+1.2% 前年同月比+48.9%)
〈イタリア〉30.6億円(前月比+2.4% 前年同月比+30.9%) 
③北   米:277.3億円(前月比△4.5% 前年同月比+35.9%)
〈アメリカ〉251.8億円(前月比△4.5% 前年同月比+35.9%)
〈メキシコ〉 15.8億円(前月比△44.2% 前年同月比+12.6%)

HANNOVER MESSE 2018 / CeMAT 2018が盛況のうち閉幕

$
0
0

180524ハノーバー 4月23日~27日までの5日間、ドイツ・ハノーバーにて産業技術・製品が一堂に会する世界最大のB to B専門展示会「HANNOVER MESSE 2018(ハノーバーメッセ)」が、
開催された。今年はイントラロジスティクスとサプライチェーン管理に関する世界有数の展示会である「CeMAT2018(セマット)」と初めて同時開催し、二展合わせて、約5,800社(前回:6,500社)が出展、約21万人(前回:約22万5,000人)が来場した。

 会場では、機械学習、AI、産業ITプラットフォーム、eモビリティのためのパワーグリッドの拡大、ロボットと無人システムの活用を始めとする、サプライチェーン全体における共通のキートピックを実現する製品・ソリューションが展示された。

 次回の会期は2019年4月1日(月)~5日(金)、パートナーカントリーはスウェーデン。

Viewing all 1665 articles
Browse latest View live