ショットモリテックス(社長=佐藤隆雄氏)がこのほど、高輝度LEDライン照明「MLNC」シリーズ、およびハイパワーバー照明「MHBC」シリーズの販売を開始した。
同社では、半導体製造装置や液晶製造装置、電子部品実装機、工場のライン監視、製造ラインなどの画像処理関連分野向けに、マシンマイクロレンズ(MML)、CCTVレンズ、LED照明装置、光源装置や光ファイバライトガイド、CCDカメラなどの光学系部品を組み合わせたマシンビジョンシステムを販売し、広く産業界で活用されているが、今回開発した高輝度LEDライン照明「MLNC」シリーズは、従来品より10倍の明るさを実現し、筐体厚み25mmのコンパクト設計で、レンズ部の可動機構により集光位置を任意に調整することが可能になった。
製品ラインアップは、発光部長100mm、200mm、300mmの3品種があり、白色が標準、赤色は受注生産品となる。また、ハイパワーバー照明「MHBC」シリーズは、検査対象と照明間の距離(ワーキングディスタンス)を長くとることができ、自由度の高い照明設置、広範囲の均一照射を実現した。自動車等の大型機械部品の検査、医薬品・食品等のラベル印字検査、電子基板上のハンダ検査等に、最適なパフォーマンスを提供する。製品ラインアップは、発光部寸法 150mm×42mm、300mm×42mm、450mm×42mm、600mm×42mmの4品種があり、白色が標準、赤色は受注生産品となる。