ダイジェット工業(社長=生悦住 歩氏)は、幅広い用途で使用できる、先端角が180°フラットの座ぐり加工用ドリル「タイラードリル」の刃先交換式タイプを開発、ソリッドでは工具コストが高価となる太径サイズをラインナップして11月25日より販売を開始する。この製品は、炭素鋼、工具鋼、合金鋼、プリハードン鋼、ステンレス鋼、鋳鉄の座ぐり・穴あけ加工に威力を発揮する。
主な特長は以下の通り。
①TA EZドリルで定評のあるチップクランプ方式を採用、工具交換はチップのみで行えるため、大変経済的。
②通常の座ぐり・穴あけ加工だけでなく、傾斜面や交差穴加工も下穴なしの状態からノンステップで行なえる。
③本体はタイラードリル専用に設計、併せて高剛性「Gボディ」を採用することで本体剛性を向上、安定した加工を実現。
④チップ材種は新材種「JC7550」を採用、独自の内部給油方式でプリハードン鋼やステンレス鋼でも長寿命化を実現。
⑤薄板の穴あけ加工において通常のドリルよりバリの発生が少ない。
●サイズ
φ14.0~φ32.0まで、チップは0.5ミリとびでラインナップ。有効加工深さは工具径×1.5倍まで。
●標準価格
・本 体:φ14.0=29,000円(税抜き)~
・チップ:φ14.0=10,000円(同上)~