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ジーベックテクノロジーが6月より「XEBECブラシ表面用」の大径サイズをラインナップ追加

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160522ジーベックテクノロジー1 バリ取り・研磨の自動化を10年前より提唱しているジーベックテクノロジー(社長=住吉慶彦氏)は、本年6月より、大型ワークのバリ取り・研磨に対応した「XEBECブラシ表面用」の大径サイズをラインナップ追加する。人手で行われることが多いバリ取り・研磨を同社ツールによって自動化させることで、品質の安定化、時間短縮、コスト削減に貢献する。

 粗加工(フライス)→ 仕上げ加工(フライス) → バリ取り(砥粒入りナイロンブラシ)の工程において、バリ取りをXEBECブラシに変更することで、粗加工の工程を省略して加工時間を1/2にすることができた、という事例や、製品の安定的な加工が可能になったことで、全数検査を抜き取り検査にすることができた等のコスト削減の例もある。

 「XEBECブラシ表面用」とは、砥粒ではなく独自のセラミックファイバーを研磨材に使用したもので、1本の線材に1,000個の切れ刃を持つため、“切れ味”に優れており、高い研削力、 最後まで変わらない研削力、 変形しない形状という3つの特長を持ち、バリ取り・研磨の自動化を実現させる。
 特長は以下のとおり。

①高い研削力
 独自開発セラミックファイバーを研磨材に使用し、その含有率は80%以上。ファイバー1本1本の先端が作りだす1,000個の切れ刃が圧倒的な研削力を生み出す。

②最後まで変わらない研削力
 線材構造のため、切れ刃となるブラシ先端が、「金太郎飴」のように常に突出している。常に安定した研削力を発揮する「コントロールできるブラシ」だからこそ、バリ取り・研磨の自動化を実現。

③変形しない形状
 繰り返し使用しても、歯ブラシのように広がらず、ストレート形状を維持する。そのため、量産ラインでのバリ取り・研磨の自動化が可能。

 今回の新製品は、大型ワークの加工も、XEBECブラシで確実に行えるよう、φ125、φ165、φ200㎜の3種類の規格を追加した。
 シリンダヘッド、シリンダブロック、工作機械のベッドなど、加工幅100㎜以上のワーク端面のバリ取り・研磨に使用できる。大型ワークに対して、加工時間の短縮(パス回数削減)、品質の向上(ラップ目解消)に貢献。φ125、φ165、φ200㎜それぞれに赤色(A11)、白色(A21)、青色(A31)の3種類の線材タイプがある。

▼ブラシの選定方法については同社HPへ▼
https://www.xebec-tech.co.jp/support/cf/usage.html

*ブラシとスライドリングは別売りになっており、2つの製品を組み合わせ、1つのツールとして使用すること。

160522ジーベックテクノロジー2

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なお、詳細は、以下のHPにも掲載している。
https://a.k3r.jp/xebec/27121D0048B27


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