三菱マテリアル 加工事業カンパニ-(カンパニ-プレジデント=増田照彦氏)は、このほど高能率仕上げ切削用正面削りカッタ「FMAX」の販売を開始した。
高能率仕上げ切削用正面削りカッタ「FMAX」は、軽量化と高剛性を両立させ、従来品
以上の多刃設計により、アルミ合金等の非鉄金属を、工具径125mm、24枚刃において、テーブル送り速度毎分20m以上の高能率で加工することが可能となり、自動車部品などの加工高能率化を実現できる、正面削りカッタである。
主な特長は、以下の通り。
① インサートのすくい面上に設けたボディプロテクタと切れ刃に向かうクーラ
ント効果により、理想的な切りくずを生成し、カッタボディへの擦過損傷を抑制。
② アルミ合金と特殊スチール合金の組み合わせにより、カッタボディの軽量化
と高剛性を両立させ、ダブテイル拘束(逆テーパ溝形状)構造とすることで、高速回
転時のインサートの飛び出しを防止。
③ インサートの振れ精度調整機能により、複数回の再研磨に対応した微調整を
確保し、高精度なセッティングを容易に行うことが可能。
・標準価格 :カッタボディ172,000円~413,000円
(代表型番)
FMAXR08014C 206,000円(税込価格 222,480円)
FMAXR12516E 310,000円(税込価格 334,800円)
GOER1408PXFR2 (MD2030) 7,500円(税込価格 8,100円)