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【トップインタビュー】様々な産業を根底で支える北川鉄工所 北川祐治社長に聞く ~世界に通用する品質を目指して~ 

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広島県府中市に本社を置く北川鉄工所(社長=北川祐治氏)は、生型鋳造・ロストワックス精密鋳造・エバフォーム鋳造・MIM焼結品及び鋳物素材をベースとした自動車部品や各種機械部品向けの機械加工品および組立完成品などを手がける「金属素形材事業」、コンクリートプラントやビル建設用タワークレーン、環境機器、自走式立体駐車場などの「産業機械事業」、旋盤用チャックやNC円テーブルなどの「工機事業」の3つの事業から成り立つ。中でも、旋盤用チャック装置やNC円テーブルなどの工作機械器具分野では世界的ブランドとしての地位を確立し、標準チャックは国内シェア60%を誇る。

同社ではタイ、中国、に続いて、昨年は北米・中南米の自動車市場の拡大に対してメキシコに海外生産拠点を設置した。メキシコは鋳造加工の一貫納入を開始し、生産品目は自動車関連部品、生産量は月産500トンとしている。この鋳造工場は福山工場同様に環境に配慮した自動化ラインであり、加工工場は自社の工作周辺機器を用いて複数の工程を1台のマシンに集約させ、難易度が高くかつ高精度な切削加工が実現し、効率よく生産することを可能にしている。

海外事業を軌道に乗せるとともに、さらなる品質の向上と人材育成に注力している北川社長にお話を伺った。

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