JIMTOF2012が10月30日から11月4日までの6日間、東京ビッグサイトで開催され、前回を上回る865社が出展し、生産技術に関するニーズに応える各メーカーの製品の数々や先端技術を見ることができた。
今回も前回同様、将来性の点から、自動車・航空機・医療・エネルギー産業分野を狙った製品が目立ち、加工工程短縮にみる経済効果はもちろんのこと、製造現場の課題解決に向けたソリューションを提案していた。また、今回の展示会で注目すべき点は、大手工作機械メーカーがタッチパネル型の制御装置を新登場させていたことだ。また、複合技術もさらに進化を遂げ、3Dプリンタと融合したものもみられた。一方、工具や周辺機器も高能率加工を睨んだ新製品の数々を展開、嫌なびびりを低減する工具や、セラミック工具も登場した。記者が見た「JIMTOF2014」をレポートする。