大阪機工(社長=井関博文氏)が7月18日(金)~19日(土)の2日間、同社東京テクニカルセンター(さいたま市北区日進町3-610)で、「東日本特別販売企画展~高能率加工への提案~」を開催し、多数の来場者が訪れた。
来場者が注目したもののひとつに、VM43Rで「Cut Tuner(びびり制御機能)」の実演があった。切込みを深くしていくと嫌なびびりが発生するが、画面の“びびり抑制”を選択するだけで最適な加工条件を検知し決定してくれるシステムである。主軸回転数を自動的に調整してくれるので、安定した加工条件でより高回転で高能率な加工ができる機能が特長だった。
展示会を見学していた来場者(商社)に今回の展示会の感想を尋ねると、「従来よりも剛性がアップしていたり、またはテーブルサイズが低くなっていたりと、作業者を考慮したうえで、しっかりしたつくりになっているなど、全体的にパワーアップしているのを実感した。こちらとしても非常に売りやすい機械になっている」と評判も上々だった。