日本工作機械輸入協会(会長=千葉雄三氏)が5月21日、都内の日比谷 松本楼で通常総会を開催した。
総会後の懇親会で千葉雄三会長は、「最近は産業機械の受注が好評のようだ。日本工作機械工業会様の毎月の統計では年頭の予想であった1兆3000億円の受注額は余裕をもって達成しそうな勢いであり、内需も一割以上の増加となっている。国の施策もジワジワと効果が出ていると感じる」と述べた。
来賓を代表して須藤 治経済産業省製造産業局産業機械課長が、「わが国のものづくりは工作機械によって発展を続けている。補助金が確定した後、確定検査で実際の機械の入り具合をみるが“この国のこの機械じゃないとダメなんだ”という話もきく。日本のものづくり企業は様々な工夫をして、こだわりを持ちながらものをつくっている」とあいさつをした。