黒田精工(社長=黒田浩史氏)は1925年に祖父である黒田三郎氏が日本初のゲージメーカーとして創業して以来、精密計測技術・精密加工技術を基礎に、各種ゲージ、電気油圧式パルスモータ、モーター用精密プレス金型、精密研削盤やレンズ金型用研磨機、精密加工用ツーリングシステム、精密位置決め用ボールねじ駆動システム、空気圧機器、高効率モーターコア、超精密形状測定装置等を次々に開発、いつの時代も幅広い産業から高い評価を博してきた。精密にモノを測る技術を核としている同社の鍵となるのはもちろん“精密”―――。精密を土台に独自の測定技術と加工技術を融合させ、さらに新しい技術を生み出すという強烈な底力を秘めているたくましい企業でもあるのだ。
黒田社長を訪ねお話を伺った。