「世界切削工具会議(WCTC)2024」が大阪で開催 ~切削工具業界からみた各国製造業の現状と展望~
「世界切削工具会議2024」(主催=日本機械工具工業会 会長:松本克洋〈不二越 執行役員工具事業部長〉)が5月21日(火)~24日(金)の4日間、大阪で開催され、海外65名、国内70名が参加した。アジア圏では2013年に日本が初めて開催しており、今回は11年ぶり2度目の日本開催となった。世界の切削工具業界を取り巻く環境をみると、地球規模で活動している製造業の現状と展望が見えてくる。各国の代表が説明した内容をまとめた。
この国際会議はECTA(European Cutting Tool Association)の元理事長であるAnders Ilstam氏が発起人となり、米国USCTI(United States Cutting Tool Institute)への働きかけにより、世界切削工具会議(WCTC)として開催企画されたもので、第1回目の米国フロリダに始まり、第7回のドイツ・ミュンヘンに続き、今回が8回目となる。
hime