黒田精工長野工場にモーターコア量産プロセスを確立した新工場棟「第8工場」が完成
黒田精工(社長=黒田浩史氏)長野工場(所在地:長野県北安曇郡池田町)に建設していた新工場棟(第8工場)及び倉庫棟が昨年12月に完成した。この新工場は、電動自動車の駆動用・発電用モーターコアの量産及びモーターコアに磁石を挿入し樹脂により固着する工程(MAGPREX®)を実施し、300トン大型高速プレスとMAGPREX®ラインを設置しており、需要が急拡大している電動自動車用高効率モーターコアの量産プロセス確立のためのマザー工場という位置づけとなっている。
同社の石井克則専務取締役金型事業部長(以下石井専務)は、「現在レイアウトの大幅見直しや大型高速プレスの増設を検討しています。電動自動車用モーターコア金型の生産能力を2025年には2023年対比2.5倍としていきたい。」と勢いが良い。石井専務に話しを伺うとともに新工場棟「第8工場」を取材した。
hime2024/04/15