日立建機が建設機械の保守部品のグローバル供給体制を再構築するため、グローバル供給拠点である土浦工場(茨城県土浦市)および周辺に分散している部品センタ機能を日立物流が茨城県つくば市に建設する大型物流センターに移転集約する。
このほど日立物流の新建屋が完成し、4月14日に竣工式を実施した。
竣工式には、岡田久司つくば市副市長、日立物流から鈴木登夫会長、中谷康夫社長、日立建機から木川理二郎会長、辻本雄一社長はじめ、関係者78名が出席した。日立建機は、完成した大型物流センターにおける保守部品物流全般を、日立物流に3PL(<3rd Party Logistics>の略。企業の物流業務全般を、第三の企業へ包括的に委託して、実行すること)委託し、同社の持つグローバル物流管理システムにより、物流コスト低減と併せてグローバル供給体制の効率化・迅速化を図っていくとしている。