牧野フライス精機 清水社長に聞く 「継続して存続することが発展の鍵」
工具研削盤の開発・製造・販売・アフターサービスを手がける牧野フライス精機(社長=清水大介氏、本社:神奈川県愛甲郡愛川町)。同社の工具研削盤の歴史は、万能工具研削盤『C-40』からはじまる。長年愛され続けているこのマシンは、「歴史的価値のある工作機械(ロングライフ・ベストセラー)」にも選ばれており、50年以上経った今なお作り続けている。また、1982年には世界初10軸制御CNC工具研削盤を開発、現在、工具の溝、外周、底刃までの全工程を行う〝ワンチャック全加工機〟と言われるものから工程を限定させた工具研削盤、太径工具から極小径工具対応の工具研削盤など多様なマシンを生産している。ここまで幅広い製品ラインナップを揃えている工具研削盤メーカーは世界中を探してもないだろう。
常に時代の要求に応えながら進化している同社。清水社長にお話しを伺うとともに工場内を見学した。
続きを読む