北川鉄工所(会長兼社長=北川祐治氏、本社:広島県府中市)は、2018年に創業100周年を迎えたことを機に、事業のさらなる成長と専門組織として対応力の強化を狙い、各事業分野のカンパニー制を導入した。これにより一層グローバルな事業基盤確立し、積極的に新たな展開を見せている。その中でも、目覚ましい飛躍を遂げているのが、キタガワグローバルハンドカンパニーだ。
現在、製造業における自動化の進展に伴い、産業用ロボットの需要が伸びている。ここで必需品となるのが〝産業用ロボットハンド〟だが、チャックで培った〝モノを掴む技術〟を存分に活かして工作機器分野にイノベーションをもたらした商品製品の数々を市場投入しているのは、発足して丸1年が経過した同社の〝自動化システムチーム〟である。製造現場の自動化や省人化を推進し、現場の効率化に貢献する専門部隊だ。妥協のない品質と性能でkitagawaブランドを牽引している。