三井精機工業が主催するプライベートショー「MTF2020」が本年1月29日(水)から本社工場を皮切りに、名古屋、大阪で開催する。
今回のテーマは、「技術、技能の継承 ~100周年に向けて~」。毎年好評の特別セミナーでは、本社工場 1月30日 10:30から、「航空機業界の展望と工作機械について」を演題にIHI航空・宇宙・防衛事業領域 生産センター 生産技術開発部 主任調査役 落合宏行氏が、名古屋会場では 2月6日 13:30から「100 年に一度の大改革期におけるエンジン・駆動ユニットの取り組みと方向性」をトヨタ自動車 エンジン生技部長 泉俊宏氏がそれぞれ講演する。なお、大阪会場は(1月1日現在)講師は未定だが、コンプレッサ関係のセミナーを予定している。
展示機
■コンプレッサ
・ZV37AX-R(屋外仕様) 《参考出展》
・ZV08AX-R
・ZV15AX-R (HACCPシステム)
・Z08AX-R
・Z15AX-R
・ZV22AX-R IoT接続(Z-cloud)
・ZV37AX-R
・ESCAL45A2R
・i-14015AX-R (HACCPシステム)
《ココに注目!》 HACCP(ハサップ)とIoTにスポットを当てる。HACCPとは食品製造における食中毒や異物混入などの危険因子を予防することを目的とした衛生管理システム。圧縮空気には、コンプレッサ内のオイル、配管内の錆、カビ、細菌、チリなどさまざまな異物が混入する可能性があり、それを防ぐためのシステムを提案する。
■工作機械
◎プレシジョン・プロファイル・センタ 「PJ812」 BT50仕様 《新仕様》
JIMTOF2016で公開されたPJ812」は主軸テーパーが40番クラスだったが、50番クラスのテーパーが欲しいとの声に応えて、今回新たにHSK-A100の12000回転主軸を搭載した新バージョンを開発。粗加工から仕上げ加工まで幅広い範囲に対応する。
◎5軸立形マシニングセンタ「Vertex55X Ⅲ」 2APC仕様 《新仕様》
今回は初の2APC付き仕様で自動化の提案を行う。機内へのアプローチは構造的に機械前面からしかできないため、パレットの搬出入装置を前面に置くと段取り作業ができな くなってしまうが、今回開発した2APCは段取り作業も考慮した内容となっている。
◎ねじ研削盤 「GSH200A」 《本社工場のみの展示》
前回のJIMTOFで初出展した機械。今回はボールねじの加工に焦点を当てる。長尺ボールねじの加工で最も難しいのは有効径の管理であり、従来は熟練の技能が必要であり、こ作業の自動化はボールねじを加工する企業すべてに望まれていることを受け、 開発途中ではあるが、この有効径自動測定&補正機能を「GSH200A」にて紹介する。
各会場と開催日時
◆本社工場
日時:1月29日(水)10:30~16:00、 30日(木)10:00~16:00
場所:三井精機工業本社工場
アクセスはこちら↓
http://www.mitsuiseiki.co.jp/company/access/tabid/65/Default.aspx
◆名古屋会場
日時:2月5日(水)10:30~16:30、 6日(木)10:00~16:00
場所:ポートメッセなごや 3号館
◆大阪会場
日時:2月18日(火)10:30~16:30、 19日(水)10:00~16:00
場所:花博記念公園鶴見緑地『水の館』 (ハナミズキホール)