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アマダ 高速・高機能ベンディングマシン「HRB」シリーズ 日米同時発売

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191218アマダ アマダは、このほど、高速・高機能ベンディングマシン「HRB」シリーズを日本および北米にて発売した。今後、グローバル市場へ順次展開していく予定。

 「HRB」シリーズは、スキルや年齢、性別、国籍などにかかわらず、簡単に曲げ加工ができるベンディングマシン。NC装置の「AMNC 3i」には、加工プログラムを容易に作成できる「LITEモード」を新たに搭載している。23言語に対応し、タッチパネル上でナビゲーションに沿って曲げ加工の設定が直感的にできるため、個人の能力や経験に依存することなく、高精度の加工が可能。

 さらに、同シリーズは、全自動金型交換装置を標準搭載した機種をラインナップ。金型選定と交換に加え、熟練技能を要する複雑な金型レイアウトも自動化する。板金加工において難しいとされる曲げ工程を効率良く進めることができる。

 同社では、「近年の少子高齢化に伴う人手不足に加え、日本の板金加工現場では、熟練技能者の引退により、外国人や女性など多様な人材が増えつつある。熟練技能者の不足は、北米の現場でも深刻化している一方で、昨今変種変量生産への要求の高まりなどから、板金加工の切断工程では、機械の高速・自動化が進み、生産性が飛躍的に向上している。しかし、次の曲げ工程には、加工プログラムの作成や適切な金型選定と交換、試し曲げといった角度の精度補正などが必要となり、曲げ工程は、複数かつ複雑な作業が多く、多くの現場でボトルネックになっている。」と、板金加工の背景を述べている。

 同社では、こうした曲げ工程の自動化とマシンの操作性向上のニーズに応え、「HRB」シリーズをグローバル市場における幅広い業種の生産性向上に貢献していくとしている。

「HRB」シリーズ 主な特長

(1)1. AMNC 3iに「LITEモード」を新たに搭載。初心者や外国籍の方でも簡単に操作が可能
 ・ オペレータ認証や多言語(英語、仏語、中国語、ポルトガル語、韓国語など、23 言語に対応、操作ナビゲーションによりマシンを使う人に合わせた画面表示が可能)
 ・ 形状タッチ入力により、曲げ形状を作成することができ、図面を見ながら簡単に曲げ加工のプログラムを作成することが可能。

2. 全自動金型交換装置による変種変量生産への対応 (「HRB-ATC」シリーズ)
 ・ 全自動金型交換装置を標準搭載した機種をラインナップ。複雑な金型レイアウトを自動化することで、熟練技能を要する金型交換が不要となり、変種変量生産における生産性を向上させる。

(3) 高速・安定加工を実現する充実した本体機能
 ・ 油圧ピストンポンプとそれを制御する高精度サーボモーターのハイブリッド・ドライブシステムにより、高速で安定した曲げ加工を実現する。
 ・ 旧来のベンディングマシンから、オープンハイトとストロークがそれぞれ150mm拡がり、深曲げや箱曲げに対応し加工範囲が拡大した。

(4) 後付け可能な多彩なオプション機能※ 3により、多種多様な曲げ加工に対応
 ・ 曲げ角度を自動補正する接触式角度センサーや、材料の腰折れを防止し、作業者の負担軽減と安定加工を実現する追従装置など、多彩なオプション機能を後付け可能(導入後に追加装着できるオプション。装着には条件がある)。

(5)マシンのIoT化を実現する「V-factory」対応
 ・ アマダと顧客がクラウドネットワークでつながることで、マシンの稼働実績や加工コストを見える化し、生産効率向上のための安心サポートを提供する。
 (※ 「HRB」シリーズはオプションにて対応し、「HRB-ATC」シリーズは、標準対応)。


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