ヤマザキマザック(社長=山崎高嗣氏)が、創業100周年記念事業として兼ねてから準備をしていた「ヤマザキマザック工作機械博物館」を11月2日(土)に開業した。開業に先立ち、前日の1日に開業式典並びに内覧会が開かれた。
この博物館は、18世紀から現代に至るまで、工作機械の進化の歴史を見ることができる世界的にも珍しい、工作機械に特化した博物館だ。多くの工作機械を実際に動く状態で動態展示され、蒸気機関車や自動車、航空機など工作機械によって作られた代表的な工業製品も展示している。その数はなんと200点! またARを用いた展示で、マザーマシンとしての役割を子どもから大人まで楽しく、分かりやすく理解できる空間となっていた。ヤマザキマザック工作機械博物館をレポートする。