三菱マテリアル 加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=中村伸一氏)は、難削材旋削加工用インサート材種“MP9000/MT9000シリーズ”にポジティブインサートのアイテムを追加し、このほど販売を開始した。
難削材加工用インサート材種“MP9000/MT9000シリーズ”は、航空機や医療器具などを中心とした、被削性が悪く切削加工が難しいチタン合金、耐熱合金、耐食合金などの難削材旋削加工用インサート材種。耐摩耗性、耐欠損性、耐溶着性を向上させ、突発欠損や切りくずトラブル対策として、高い評価を博していることを受け、ポジティブインサート「LSブレーカ」「MSブレーカ」のアイテムを追加し、用途の拡大を図る。
主な特長は、以下の通り。
① 「LSブレーカ」は、軽切削領域にてインサートへの溶着を防止し、仕上げ面の白濁を抑制。
② 「MSブレーカ」は、広いチップポケットによって、高切り込み加工でも切削抵抗の増加を抑制し、びびりや切りくず詰まりを低減。
標準価格 :・CCMT060202-MS MT9005:580円
(代表型番) ・TCMT110202-LS MP9015:800円
・VCMT110308-MS MP9015:1,960円
*いずれも税抜価格