日進工具(社長=後藤 弘治氏)は、本年6月13日にポートメッセなごやで開催された展示会「INTERMOLD名古屋」にて、「銅電極加工用ロングネックボールエンドミルDRB230」を発表した。
この製品は、銅合金の加工に特化し、切れ味の良い特殊刃形状とDLCコーティングを採用したボールエンドミルで、注目どころは、銅電極の加工時に問題となるバリの発生を抑制する強スパイラル形状と鋭利な刃先、加工精度を安定させるDLCコーティング、立壁の加工でも安定した面品位を保つ強バックテーパーと外周刃シームレス形状で、高品位な加工を実現すること。特に難削材と言われていた銅タングステンの加工においても、これらの特長を発揮し、今までにない長寿命な加工を可能にしている。DRB230は高品位な電極加工に必須なボールエンドミルとして活躍が期待される。
同社では、「引き続き、微細精密加工のニーズにお応えする製品の研究開発に注力してまいります」としている。
■サイズバリエーション
ボール半径:R0.05~R3/有効長:0.3~50mm全57サイズ
■標準価格
7,500円~15,200円
発売日は、2018年6月下旬予定している。